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ブラジルW杯 豪代表3連敗で予選敗退


現在行われている4年に一度の世界最大のスポーツイベント「サッカー ワールドカップ ブラジル大会」各グループで白熱した試合が繰り広げられています。

アジア代表として同大会に参加しているオーストラリア代表は既に予選リーグでの敗退が決まっていますが、グループリーグ最終戦で前回大会王者のスペイン代表と対戦しました。

オーストラリア代表は絶対的エースであるFWティム・ケーヒル選手が累積警告で出場できず、攻撃の核をどう埋めるかがこの試合での課題となりました。

試合は序盤から両者ともにゆっくりとしたパス回しで相手の出方を伺っている感じでしたが、試合が進んでも互いの攻撃テンポは上がらず、なかなかフィニッシュまで持ち込めない場面が目立ちましたが、徐々に前回大会王者のスペインが調子を上げてくると、前回大会得点王のビジャが右サイドからのクロスを技ありのヒールで流し込み、均衡を破りました。

その後もスペインの猛攻が続き、攻撃の起点でもあるイニエスタからオーストラリアDF陣の裏を突くスルーパスが出され、抜け出したトーレスが追加点するなど、終わってみれば3対0でスペインがオーストラリアを圧倒する結果となりました。

この試合を最後にオーストラリアとスペインはブラジル地から離れることになりますが、次回の2018年ロシア大会では両者ともに上位進出できるよう、新たなチーム作りを進めていくことではないかと思います。