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日本ってどんなところ??


外国人に「日本ってどんなところ?」などと質問された場合、皆さんんはどのようにお答えになっているでしょうか?日本に住んでいる私たち日本人でも日本のことを細かく知り尽くしている人は決して多くないのではないでしょうか。

今より少しでも多く日本のことを知ることで、旅行や留学などで海外を訪れた際に外国人などに対して、日本を知っていただけるのではないかと思います。

そこで、「日本とはどんなところか?」について以下に簡単にまとめてみました。

まず、日本は北海道、本州、四国、九州の4つの島と3,000超の小島から形成されている大半が温帯に属する国です。首都は東京で2012年現在の国連の統計によると、東京は世界最大のメガシティと評価され、世界最大の人口を有する都市圏を形成しており、都市単位の経済規模(GDP)ではアメリカのニューヨークを凌ぎ、世界最大となっています。

行政区分としては、1都、1道、2府、43県に分かれていて、各都道府県の間には特別な相違はありませんが、政令指定都市(大都市)として、横浜、大阪、名古屋、札幌、神戸、京都、福岡、川崎、さいたま、広島、仙台、北九州、千葉、境、新潟、浜松、熊本、相模原、静岡、岡山(人口順)が区制を敷き、東京都は特別区を設けています。

主要産業は製造業、加工貿易、工業、技術、自動車、造船、鉄鋼、素材等ですが、工業資源が乏しく鉄鉱石、アルミニウム、パルプ、ニッケル、カソード、食品でも鶏肉、大豆、コーヒー豆、オレンジジュース、タバコ葉等は主要輸入品目で、逆に自動車、同部品、自動データ処理機器、同部品、コークス、ベアリング、集積回路は主要輸出品目となっています。

2012年現在の人口は1億3千万人弱で世界でも有数の人口規模(10位)を誇っていますが、少子高齢化で既に人口減少時代に突入しており、外国人の労働力が今後は不可欠とされ、政府も「留学生30万人計画」として2020年を目途に現在の約2倍の外国人留学生の受け入れ政策を策定しています。

世界の平和な国としてオーストラリアと米国を拠点とするシンクタンクが各国・地域の平和度を指数化した2012年版の「世界平和度指数(GPI)」を発表し、アイスランド、デンマーク、ニュージーランド、カナダに次いで日本がランクインし、アジア圏で上位に位置するブータン19位、マレーシア20位、シンガポール23位を大きく引き離し、世界的にも平和かつ治安の良さを認められています。

また、日本は世界的に大都会というイメージをお持ちの方も多くいらっしゃいますが、国土の3分の2は森林で日本の森林率は先進国の中でフィンランド、スウェーデンに次ぎ、世界でも有数の森林国です。森林資源については乏しい訳ではなく、実際は使われずにいるという現状もあります。

なお、大小3,000以上の島を有していることもあり、海岸線の長さは実はオーストラリアやアメリカ、中国等を上回り、カナダ、インドネシア、グリーンランド、ロシア、フィリピンに次いで世界6位となっています。

東京や大阪のように世界的に認知されている大都市はもちろんのこと、多くの自然が手付かずの状態で残る日本は、都市環境と自然環境が絶妙に融和する大変住みやすい国なのです。