BLOG

ブログ

外国人の見分け方って?


先日、日本人が外国人と間違えられ、誤認逮捕されたという内容のニュースがありましたが、年々外国人の訪日者が増加している今、どのように日本人と外国人を見分けているのか、と疑問が浮かびました。

日本の場合、一昔前までは鎖国していた国なので、純粋な日本人の国籍の割合がアメリカやオーストラリアなどの移民国家と比べても多いのが現状ですが、年々社会のグローバル化が進展するにつれ、外国籍の方が国際結婚や日本での長期滞在を経て、日本人に帰化するケースも増えています。

8月14日に茨城県で誤認逮捕された20歳の男性は、日本人の父親とフィリピンの母親の間に生まれ、国籍法で22歳までにどちらの国籍を取得するか決める権利を持っているので、現状は2重国籍(日本人とフィリピン人)となっていましたが、当時、警察官は旅券を所持していない外国人と判断して、誤認逮捕につながったとのことです。

昨年は外国人訪日者数が過去最高の1,000万人を超え、さらに日本政府は東京オリンピックの行われる2020年には年間2,000万人の外国人訪日者の流入を目標に掲げていますので、今後、先のような誤認逮捕が起こらないよう、しっかりとした対策を練っていただきたいですね。