海外留学出発前にやっておくべき手続き
海外留学が決まっても「何を準備したらいいのか…」などと悩む方もいるのではないかと思いますが、まずは現地生活において不自由ない生活が送れるよう、しっかりと持っていくものを決めた上で持ち物リストを作成し、チェックを入れてみましょう。
しっかりとした準備を行えば、忘れ物は防げるはずです。
また、海外在住期間中は日本国外にいますので住民票を抜くことも可能です。
住民票を残すかどうかは個人で決めることができますが以下のものが関係してきます。
●健康保険(社会保険 又は 国民健康保険)
健康保険に加入している場合、各市区町村の役所に住民異動届けを提出することで、国民健康保険の被保険者資格を失い、海外滞在期間中の保険料は払う必要がなくなります。
※会社勤めの方は社会保険、自営業や個人事業主の方は国民健康保険
●年金(厚生年金 又は 国民年金)
住民票を抜いた場合、年金を納める必要がなくなります。しかし、納めなかった期間(海外在留期間)も「カラ期間」として、年金支払い年数としてカウントされますが、実際には納める金額が少なくなるので受給額は減額されます。
※会社に勤めている人は厚生年金、その他の人は国民年金
●住民税
住民税は「1月1日」に住んでいた居住地の市区町村に納めることになっており、同年6月に昨年分(1月~12月)の住民税が決まり、6月から翌年5月までの1年間で払うことになります。
※住民票を抜いた後でも、届け出以降の住民税を支払う必要があるので注意が必要です。