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ワーキングホリデービザと学生ビザの違い


ワーキングホリデービザ

「ワーキングホリデー」とは、2国間の協定に基づいて定められた制度で、相手国内での語学学習や必要滞在資金を補うための就労を認められる特別なビザです。

ワーキングホリデービザ協定を結んでいるのはオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリス、アイルランド、フランス、ドイツ、デンマーク、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、台湾、香港、韓国の14ヵ国と、姉妹制度を導入しているシンガポールとスイスの2ヶ国です。

【オーストラリアでのワーキングホリデー】
日本とオーストラリアはワーキングホリデー協定を結んでいるため、ワーキングホリデービザで最長2年間滞在することが可能となっています。ワーキングホリデービザでは最長4ヶ月間の就学、さらにアルバイト、インターンシップ、ボランティア活動等に従事することもできます。近年はワーキングホリデービザにて渡航後、就労先での仕事が評価され、現地就職につながる傾向があり、ワーキングホリデーを自身のキャリアアップとして利用する方も増えています。また、アルバイトなどお仕事の案件も非常に多く、ワーキングホリデーメーカーの方にはお勧めの国です。

【ニュージーランドでのワーキングホリデー】
日本とニュージーランドはワーキングホリデー協定を結んでいるため、ワーキングホリデービザにて最長1年3ヶ月間滞在することが可能となっています。ワーキングホリデービザでは最長6ヶ月間(オーストラリアは4ヶ月間)の就学が可能で、アルバイト、インターンシップ、ボランティア活動等に従事することも可能です。隣国のオーストラリアと比べても日本人が少ないため、働きながら語学を習得する方も大変多くなっています。また、ニュージーランドは世界的な農業大国でもあり、農場や牧場が多数ありますので、ファームステイなどを希望される方には大変お勧めです。大自然のストレスのない環境の中でスローライフを送ってみるのはいかがでしょうか。


学生ビザ

学生ビザとは、海外の教育機関で観光ビザやワーキングホリデービザなどで通学可能な期間を越えて学習する場合に取得が義務付けられているビザで、FUJIYAMA Internationalで取り扱いのあるオーストラリアとニュージーランドにおいては、13週間以上の通学で学生ビザの取得が義務付けられており、フィリピンに関しては30日までのはノービザで渡航することが可能で、以降は観光ビザを現地で延長さえすれば語学学校においては学習期間を延長することが可能です(大学留学などの場合は異なる)。

【オーストラリア留学】
オーストラリア留学の人口は英語圏の国としてアメリカ、イギリスに次いで多く、治安や物価などが留学先として適しており、留学生数も年々増加しています。オーストラリア留学に行く国籍はマレーシア人がトップで香港、中国、シンガポールと続いています。中でも学生数の増加が著しい国が中国、インド、アメリカとなっています。オーストラリア英語のベースはイギリス英語ですが、さまざまな国籍の人が暮らす移民国家なので、イギリス英語だけでなくアメリカ英語を話す人もいます。オーストラリアには1,200超の大学や専門学校、その他各種教育機関が点在し、コースの数は26,000以上に及びます。また、オーストラリア政府は「留学生教育産業はオーストラリア最大のサービス輸出産業」と発表しており、教育水準が非常に高く、英語学習環境として定評があります。


【ニュージーランド留学】
ニュージーランド留学のメリットは人気の留学先であるオーストラリアが近いこともあり、日本人があまり多くないことです。オーストラリアの影に隠れてなかなか脚光を浴びないニュージーランドですが、治安がとてもよく、手つかずの状態で自然が多く残され、日本同様、温泉が沸き、四季もあるので勉強以外の面でも楽しむことができます。また、ニュージーランドの教育制度はイギリスの教育制度に基づいて作られているので、質の高い授業を世界レベルの環境で受講することができ、国立や私立の教育機関などはNew Zealand Qualifications Authorityという専門機関によって管理されているため、留学生の受け入れ体制は他の留学生受入国と比べて非常に高いレベルにあります先進国水準にある英語圏の中では最も授業料が抑えられることも特徴の一つです。

【フィリピン留学】
「フィリピン留学?」と思ってしまう方もいるのではないかと思いますが以前、アメリカの支配下にあった影響もあり、フィリピンでは英語が公用語として広く扱われているため、多くのフィリピン人が英語を流暢に話し、発音についてもアジアの中では最も綺麗だと言われています。当然フィリピン留学の場合、語学学校の講師は原則、大学を卒業しているフィリピン人が務め、他の有名留学先(アメリカやイギリスなど)と比べても、留学コストを大幅に抑えることができます。日本の英会話スクールや欧米諸国など他の留学先では、費用的な問題でマンツーマンレッスンを受けることがなかなか難しいのが現状ですが、フィリピン留学の場合、人件費が他国と比べ安くなっているので、安価で質の高い授業を受けることが可能です。

まとめ

上記のようにワーキングホリデービザは一部条件を除けば"現地の方と同じような生活を送ることができるビザ"であり、且つ"一定期間通学することができるビザ"となっており、学生ビザは"学校に行くことを条件として発給されるビザ"となりますので、個々の目的や希望によってどちらを取得して渡航するかが変わってきます。

これから、留学などで海外への渡航を予定している方はビザについてはもちろん、現地情報などについても、お気軽にお問い合わせください。