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NZの総理大臣が37歳の女性に!?


先日行われたニュージーランドの総選挙では、突如現れ旋風を巻き起こした37歳の女性候補者のジャシンダ・アーダーンさんが、同国の総理大臣になることが決定しました。

アーダーンさんは、今年2月に行われた国政補欠選挙に比例代表からくら替えして当選し、最大野党・労働党の副党首に就任しましたが、9月に控えた総選挙を前に、党首が支持率低迷の責任を取って辞任し、今度はアーダーンさんが新党首に抜擢されました。

若干37歳のアーダーンさんが新党首になったことで、国民からは目新しさが受け、さらに現政権への国民からの不満も重なり、アーダーンさんの政党支持率は急回復を遂げ、一部の世論調査でも11年ぶりに与党・国民党を上回りました。

アーダーンさんが総理大臣に就任となると、ニュージーランドの首相として史上2番目に若く、3人目の女性となります。

なお、ニュージーランドの新政権はTPPへの参加には慎重な姿勢を示しており、日本政府は「ニュージーランド抜き」の10カ国でTPPの合意に向けて話しを進める方向で調整しています。