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英会話教室と海外留学の違い


昨今、グローバル社会が急速に進み、ボダーレスな世界に向かっていますが、日本国内でも訪日者数の増加で街中では様々な言語が聞こえてきます。

2020年には東京オリンピックの開催が決まっており、更なる外国人訪日者の増加は確実で、もはや日本語だけでは対応できないシチュエーションに直面することも少なくないはずです。

日本の多くの企業でも外国人採用枠を増やし、世界と戦える会社作りを進めている企業は多く、日本国内での就労においてもライバルは日本人だけでなく、文化が異なる環境で育った外国人であるとも言えます。

社内公用語を英語にしたり、企業研修の一環として海外留学や英会話教室への通学を行っている企業も数多く、いまや日本語を話せるだけでは就職に不利、ということも頻繁に耳にします。

では、言語学習において、街中の英会話教室に通学することと、海外留学をする場合のメリット・デメリットは何でしょうか。

まず、日本国内にも数多くある英会話教室に通学することのメリットは、仕事帰りなどに気軽に立ち寄ることができ、自分の行きたいタイミングでレッスンを受けることができるということです。

さまざまなコースを設け、一般英語だけでなく、TOEICなどの試験対策コースや、ビジネス英語コース等を提供するスクールも多く、海外留学と違って高額な航空券代や保険代がかからないことも英会話教室が支持される理由の一つです。

逆に英会話教室のデメリットは、授業が終われば英語を使う環境がほとんどないことや、授業を受けている学生の大半が日本人なので、周りを気にしてあまり発言しないまま授業が終わってしまうということが挙げられ、費用も1レッスン2,000円以上(スクールによって異なる)と決して安くはありません。

次に海外留学についてですが、渡航国によって学費は異なり、為替によっても留学費用は大きく変動します。

海外留学の利点はさまざまな国の学生と一緒に学習を進めることができるので、英語力の向上だけでなく、同時に外国人の主体性や行動力などを知ることができ、留学を終えて帰ってきた学生の多くは、自分の意見をはっきり言うことができるようになっている方が多く、英語力プラスアルファの武器を身につけることができ、結果として外国人同様、主体性や行動力を兼ね備え、企業が求める人材像に近い方が多いとも言われています。

また、海外ということもあり、学校外でも日本語が通じないため、授業で習った英語をアウトプットする環境が留学期間中常にあることもメリットです。

逆にデメリットは、高額な費用がかかることや、上記でも記載しました通り、英会話スクールへの通学では必要ない航空券代や保険代がかかること等が挙げられます。

どのような学習方法が自分に合っているかについては答えがなく、一人ひとりの希望や目的によって何が最善なのか、その時のシチュエーションで判断することが求められます。

これから英語学習を始めようとしている方、英会話教室と海外留学で迷っている方など、ご不明点がございましたら、お気軽にご相談ください。