Universal English面談報告
オーストラリアのメルボルンに立地する専門学校付属の語学学校Universal Englishの日本人スタッフ國吉さんよりスカイプミーティングで、学校を案内していただきました。
今回のスカイプミーティングでは、カリキュラムをはじめ、クラスルームや休憩スペース、屋上などの隅々までご案内いただきました。
Universal Learning Group(ULG)が英語教育部門(Universal English)、専門教育部門(Universal Institute of Technology)、高等教育部門(Universal Higher Education)の3つの異なる独立機関を運営していますが、英語教育部門のUniversal Englishでは、英語コースとバリスタコースの提供に加え、インターンシップ手配などを行っています。
とにかく日本人学生が少ない教育機関として有名で、2019年6月の学生数は340人に対し、日本人学生が8%程度と少なく、且つ40以上の国や地域から学生が集まっている為、英語環境に身を置くことができます。
国籍バランスが非常によく、タイを中心とした東南アジアの学生(その他、ベトナムやインドネシア等)が20%、韓国・モンゴル・台湾・日本人といった東アジアの学生が20%、コロンビアを中心としたラテンアメリカの学生が20%、昨年からはサウジアラビアやイラン、トルコなどの学生が急速に増えており、新たにヨーロッパマーケットの開拓の為、今年からヨーロッパ担当のマーケティングスタッフも加わる予定です。
一般英語コースは5段階のレベル分けで、モーニングクラスとナイトクラスを設けており、モーニングクラスは月曜から木曜まで週4日、一日5時間の授業、ナイトクラスは月曜から金曜まで週5日、一日4時間の授業があり、どちらも学生ビザの取得が可能なコースとなっております。
モーニングクラスとナイトクラスを合わせて21クラスがあり、1クラスの人数は平均12-15人と比較的少人数クラスでレッスンが提供されています。
クラス内には4人掛けのテーブルを複数設置し、グループワーク・ペアワークでコミュニケーションを取るためのレッスンが中心に行われています。
一般的に4-5週毎の行われているレベルテストを同校では毎週火曜と木曜に実施し、先生が各生徒の弱点をしっかり把握できるような配慮もなされています。
Intermediate以上の学生向けにはACEコースを提供しており、TEDを教材に用いて、ビジネスプレゼンテーションや実社会で起こる可能性があるクレーム処理やレストラン予約など、とにかく活きた英語を身に付けられるよう、ビジネスフォーカスのレッスンを提供しています。毎週月曜日には、最初の10-15分を使って、TEDでリスニングを行い、その後、スピーキングを中心とした授業が行われています。
EAPとIELTSコースは、提携大学へのパスウェイプログラムで、TAFEやデザイン芸術系の専門学校もパスウェイパートナーとなっています。
新たに提供を開始したEnglish Plusは、月曜から水曜迄の短期集中コースで、4技能を向上させるための午前レッスンに加え、午後は月曜がビジネスコミュニケーション、火曜がビジネスメディア、水曜が発音矯正と一般英語では提供されない内容で、ビジネスメディアでは各国の新聞などを用いてレッスンが進められており、発音矯正ではオーストラリアのスラング等も学びます。現在、Pre- IntermediateからIntermediateでレッスンが提供されていますが、今後は他のレベルまで拡大予定で、IELTSやPTEなどでも同コースの導入が検討されています(他のコース同様、学生ビザの取得も可能です)。
続いてバリスタコースですが、同コースは実践コースと集中コースの2種類の提供がございます。
実践コースは4週間完結(毎月第一月曜入学可)で、実習ではお金の管理や掃除、機械メンテナンス、販売など、カフェオーナーと同様の経験を積むことができるだけでなく、卒業後(4週間後)も新たにコースを受講し始めた方向けにトレーナーとして育成に取り組んでいただくので、仕事探しの際には履歴書に経歴を載せることができ、同コース受講者の90%がカフェでの仕事に就いています。
カフェ巡り等の課外レッスンもあり、希望する方にはコース終了後、3週間のカフェインターンの手配も可能となっており、インターンでの勤務態度等が評価され、そのまま就労に繋がった学生も少なくありません。
もう一つのコースは、3日間の集中コースとなっており、毎月第3月曜が指定入学日となっています。集中コースは月曜から水曜までの3日間のコースとなっており、英語力の向上を目的とする方向けにバリスタPlusコースとして、バリスタとEnglish Plusコースの午後クラスをくっつけたレッスンの提供もございます。
バリスタコース受講に際しては、Intermediate程度の英語力が求められますが、5分ほどのスピーキングテスト(国際電話やスカイプ、LINE等)をパスしていただければ入学できるため、他校のバリスタコースと比べても、入学しやすくなっています。
学校内には各フロアにダイニングスペースがあり、バリスタ実習としても使われています(バリスタカフェは2階)。
また、コーヒーグラインダーも数多く取り揃えている為、バリスタコース受講者からも高く評価されています。
学校はメルボルン市街地の目抜き通り「クイーンストリート」沿いに立地しており、9階建てビル1-2階がUniversal English、3-4階は専門コース向けのクラスとして利用されています。メルボルンを代表する歴史的建造物が駅舎となった「フリンダースストリート駅」まで徒歩5分、学校の目の前にはバス停、出てすぐの角を曲がるとトラムの駅がある大変便利な環境となっています。
インフラ面でも学生からの評価は高く、ラウンジスペースとは別にテラスや図書館(すべてのコースの参考書あり)、多目的フロア、BBQ利用が可能な屋上庭園、校内の至る所に96台の無料コンピュータ設置、さらには各教室にデジタルスクリーンを接続しているほどです。
学生のサポートにも定評があり、学生サポートを目的とした「学生サービス課」は平日17時まで空いており、学校内外のことを無料でご相談いただけるだけでなく、予約制のジョブクラブでは、日本で教員をしていた日本人マネージャーの國吉さんがサポートを行ってくれます。
学校主催のアクティビティも充実しており、毎週月曜にはマンデイミングルという英会話クラブがカフェで行われており、最優秀学生は学校から表彰されることもあり、多くの学生が積極的に参加しています。また、マンデイミングルには多くの学生が参加するため、バリスタコースに参加している学生のトレーニングに繋がっています。
毎週水曜日には放課後の14時半~15時には無料の発音矯正クラスを提供しており、こちらはバリスタコースの学生も受講できるようになっています。
学校が手配できる滞在先はホームステイとシェアハウスがありますが、シェアハウスはインターネット費用も含まれた価格で、シングルルームが220ドルと破格な値段設定にもかかわらず、とても綺麗で、学校からもドアtoドアで50分ほどの距離(電車一本で乗車時間は約25分)になるので、通学にも便利な環境です。
『英語を使って生きていけるようにするための学校』ということをモットーに、ただ英語学習を提供するだけでなく、キャリアアップのための英語学習を行っています。
3,200社ほどの日本企業とも提携し、日本帰国後の就・転職サポートも行っている珍しい教育機関でもあります。
Universal Englishについて、ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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