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First English Global College視察報告


セブのマクタン島に立地する2013年開校で日本人経営の語学学校「First English Global College」を訪問させていただきました。

同校では日本国内で16年もの学習塾経営ノウハウがあり、実際に校長先生がさまざまな学校の授業を受けて構築した、復習中心+αの8種類のレッスンを提供しています。

同校ではレベル別に受講できる科目を変更していますが、学習塾を経営していたこともあり、一つひとつのカリキュラムが大変しっかり構築されています。

まず、アウトプットができるようになるための瞬間翻訳についてご説明させていただきます。
瞬間翻訳は、英文を即座に作るための瞬間英作文回路を自分の中に組み込みます。難しい単語は使わずに、レベルが上がっても何度も簡単な単語を使い反復練習を繰り返し、自在に使える構文、フレーズが多くなり、会話の幅が広がります。

発音矯正コースもマンツーマンでの提供となっていますが、2冊の教材を用いて、プレースメントテストで自身の発音を色分けしてくれ、発音が正しい場合緑色で表示されます。赤や黄色で塗られた箇所は発音を改善する必要があり、卒業時にプレースメントテストの評価シートと同様のスコアシートを色付きでくれるので、2つを見比べて、どこまで発音が矯正されたか、一目で判断していただけます。

VOA(Voice of America)はリスニングとスピーキングをマンツーマンで提供するコースとなっており、リスニングでは意味を先生に確認して、記事について先生に意見する必要があります。同コースは初心者の受講者が多いため、1,500単語の教材を使ってレッスンが進められています。オーディオはCNNに比べゆっくり話してくれるため、同校ではあえてVOAを使っています。

コンバッセーショントレーニングでは、家族や友達などと話すような、日常会話を想定してマンツーマンでレッスンが行われます。実用的な英語を身につける為のコースとなっています。

プレゼンレッスンは最大6人のグループクラスで行われており、先生が日替わりでトピックを持ってきて、学生のスマートフォンを使って講師陣がビデオ撮影します。撮影した動画は後で確認することができ、自身の改善点を客観的に見ることができるだけでなく、話し方や文法の間違い、出席態度などを担当講師から意見してもらうことができます。

ディベートクラスもグループで行われており、レベル別に講師がトピックを用意し、先生が進行役となって、学生同士でお互いの意見への賛成・反対に関する意見を言い合います。このレッスンは日本人が苦手とする対話力の向上の為に行われています。

SBTクラスは基本的にグループクラスでの提供となり、旅行会話等、日常生活の中で出会うシチュエーションを想定して、レッスンが行われています。希望があれば、マンツーマンでご受講いただくこともできます。

上記7科目は全て異なる先生がレッスン提供する専門講師制で、8限目は上記7コマの復習レッスンとなっており、マンツーマンで授業が行われます。
上記7コマのレッスンでは、講師が評価シートに意見を書き、学生も学んだ内容を自身で記入する必要があり、同シートを基に復習レッスンが進められます。

復習(反復)学習、スピーキング、発音が特に強い学校として知られており、日本人が苦手とする分野を徹底的に改善する学習内容となっています。

なお、上記8科目のレッスンですが、学生の希望があれば、希望する分野を中心に受講していただくこともできます。変更希望の場合、毎週水曜に申請し、翌週から適用となります。ただし、1週間の短期留学時の変更に関しては、その都度、柔軟にご対応いただけます。

レッスンTOEICベースとなっている為、毎週土曜日のTOEIC模試で自身の英語レベルを確認することができます。現地ではコース変更も可能です。

平日に行われている単語テストは、毎日1単語ずつホワイトボードに張り出され単語が増えていき、月曜から金曜日まで続けて最大5単語となったところでリセットとなります。

土曜日の午前中には単語マラソンが行われており、日本語を英語にしていく内容となっています。出題される単語は合計1,000問ありますが、単語マラソンでは毎回100問ずつ出題され、80点以上獲得で次の単語マラソンに進むことができます。

バディー(担当)ティーチャーには学校内外のことを相談することができますが、英語でバディーティーチャーへの相談が難しい場合は、日本人バディースタッフもいる為、日本語でも相談に乗っていただけます。
バディースタッフからは入学初日に自己紹介があり、初日のテスト結果を踏まえて、カウンセリングも実施してくれます。
バディースタッフは現在5名おりますが、夏の繁忙期には9-10人に増える予定です。
週に3回、日本人スタッフさんが学生カウンセリングを行ってくれるので、学習管理が苦手という方も安心です。

講師陣はベースとなる給与にインセンティブが加えられ、2週間に一度、学生から講師評価をしていただいています。この評価を基に講師陣のインセンティブが決定する為、結果として質の高いレッスン提供に繋がっています(スタッフさんにも同様の制度があります)。

多くの学校でマンツーマンクラスは先生のお部屋となっている為、生徒がレッスンごとに移動する必要がありますが、同校の場合、マンツーマンクラスは学生の席となる為、待っていれば先生が来てくれます。

中高生向けのサービスも充実しており、無料で出席確認をして、親御様や代理店に報告してくれます。

同校では開校時からジュニア留学の受け入れを行ってきたため、多くのノウハウが蓄積されており、1歳から受け入れが可能となっています。1歳~3歳の方はベビーシッター、4歳から英語レッスンをご受講いただけます。

入学時にはウェルカムセットとして、生活必需品を配っており、ドライヤーやトイレットペーパーは全てのお部屋に完備しています。

毎週月曜と金曜にはセブドクターズからお医者さんと通訳者が学校に来てくれ、土日で具合が悪くなってしまった場合でも、日本人インターンスタッフとガードマンが学校にいるので、安心して現地生活を送っていただけます。
また、学校には両替所も来てくれるので、わざわざ街に出て両替する必要もありません。

アクティビティも充実しており、月曜はウェルカムパーティー(先生が英語で司会進行)、火曜・木曜にズンバ、水曜はお菓子作りなどのクッキングクラス(担当はフィリピン人講師で参加費用25ペソ)、また、火曜と木曜には無料ショッピングシャトルの運行もあります。

外部のホテルとも提携しており、ビスタマールホテル(3つ星ホテル)とクリムゾンホテル(5つ星ホテル)でデイユース等の格安利用が可能となっています。ビスタマールホテルに関しては、4週以上留学する方を対象に施設利用費用を学校側で負担しています。

講師陣の採用に関しては、筆記テストから始まり、1次・2次面接、模擬レッスン、2週間のトレーニングと厳しい採用ハードルをパスする必要があり、朝礼では講師陣も社則を読み上げる必要がある為、全ての講師が学校規則等を遵守しています。

学校内の掃除は先生やスタッフさんもやる必要があり、定期的に代表がチェックし、こちらもインセンティブに反映されます。

法人向けのサービスとして、毎週or隔週で会社に無料で細かい留学レポートを提出していただくこともできます。

学校は分譲地域内の安全なエリアに立地しており、市街地から離れている為、勉強に集中できる環境です。
インターネットはオーストラリアの会社とGlobe社の光ファイバーと契約している為、お部屋でも快適にインターネットに接続していただくことができます。

食事は日本料理店で18年働いていた敏腕シェフ自慢の料理となっており、給食式のお食事提供となっています。

学生寮内はトイレとバスルームが別々になっているため、日本人学生からも評判です。

現在、日本人学生が50%、台湾・中国人学生が50%となっていますが、時期によっては台湾人学生が80%になることもあり、もちろん日本人学生が80%になることもあります。

多くの学校でカリキュラム作りをフィリピン人講師に任せていますが、同校では日本人教育者とカリキュラムを共同開発し、日本人に適した内容となっています。

First English Global Collegeでは、「日本人が苦手なこと」と「絶対必要なこと」の中間を意識したレッスン提供に心がけています。

First English Global Collegeについて、ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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