BLOG

ブログ

Keystone Academy視察報告


フィリピンのスービックベイフリーポートゾーンに立地する2012年開校の語学学校「Keystone Academy」を訪問させていただきました。

同校が立地するスービックベイフリーポートゾーンは、フィリピンで最も治安の良い街とも言われており、フィリピン政府主導で作られた近代的で欧米風な街並が特徴となっています。同エリア内に入るにはゲートを通過する必要があり、ジプニー(乗り合いバス)やトライシクル(三輪タクシー)では入ることが許可されておらず、ガードマンも配置されています。

街中の交差点にはSBNA(スービック特別区の監視警察)が配置され、車は一時停止が義務付けられ、歩行者も必ず横断歩道を渡る必要があり、フィリピンのモデル都市となっております。

スービックベイフリーポートゾーンには、多くの日系企業も進出しており、同エリアの人口の実に80%はフィリピン人以外の外国人となっており、街並みだけでなく、そこで暮らす人々も合わせて、欧米留学の疑似体験を送ることができます。

Keystone Academyは小高い丘の上に位置しており、静かな環境で勉強に集中して取り組みたいという方に適した環境です。

周辺には閑静な住宅街があり、ビーチまでも徒歩30分ほどで行くことができ、散歩がてら学生同士で海に行くことも珍しくありません。学校近くからは海を眺めることもでき、日々の勉強での疲れを癒すこともできます。

また、リゾート地やサファリパークまでもタクシーで20-25分程度と近く、ビーチに隣接する形でイルカと一緒に泳ぐことが可能な「オーシャンアドベンチャー」もあるので、週末を利用して、アクティビティを満喫することもできます。

同校の日本人比率は1年を通して30%ほどとなっており、他には韓国人やベトナム人、台湾人学生などが在籍しており、各国の学生マネージャーも常駐しています。

講師陣は全員、平日(月曜・火曜・水曜)16:30‐17:00までレッスン終わりにトレーニングが義務付けられ、さらに毎週スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングの4技能のテストを受ける必要があり、講師陣をまとめるアカデミックチームが総合的に評価します。

生徒からのフィードバックも大切にしており、担当講師への不満等がある場合は学校にご報告いただき、アカデミックチームが調査・カウンセリング等を実施した上で、改善するよう努めてもいます。

その後、対象講師の改善が見られない場合、講師資格のはく奪という処分が科せられることもあり、厳しいルールで講師陣の質を高めており、毎朝の朝礼でも講師陣に対して注意事項を伝えているほどです。

IELTSコースはオーストラリアでIELTSの試験官を務めていたオーストラリア人とカリキュラムを共同開発。毎週金曜日にIELTSの模擬テストを実施しておりますが、スピーキングテストに関してはヘッドティーチャーが試験官となり、テスト結果をもとに翌週の月曜(もしくは火曜)にアカデミックチームがカウンセリングを実施し、評価シートには改善等のコメントを付け加えていただけるようになっているので、短期間でのスコアアップしやすい環境が整っています。

校長先生の前職はマイクロソフトのエンジニアということもあり、入学時のプレースメントテストをはじめ、毎月行われるレベルテストの結果は、ESLコースの方の場合、IELTSやTOEICに換算するとどのレベルにいるということが一目でわかるような自動反映システムを自ら構築・導入しているので、他校のように採点に時間がかかるということもありません。

レッスンは一般英語コース(General Communication Skills、Intensive Communication Skills)をはじめ、若年層向けのYoung Learners English、親子留学で来る親御様向けのGuardian English、試験対策コース(TOEIC、IELTS)、試験対策保障コース(IELTS)、スペシャルコース(ビジネス英語、リフレッシュプログラム)と数多くございますが、来月からは新たに「英語+ITコース」の提供がスタートします。

現在、ITコース用の新校舎を建設中で、Coding Bootcampを半年間ご受講いただいた学生には、就職・インターン先の紹介もございます(就職先はオーストラリアかシンガポールのIT企業)。

もちろん、全ての学生が半年間受講することはできないため、2週間からの短期コースもご用意しており、入学時の英語力とIT知識は不問となっています。

なお、ITコース受講に際しては、学生自らがノートパソコンをご持参いただく必要がございます。

学校は生徒の出欠確認をしっかり管理し、授業に参加しない学生がいた場合は、担当講師がカウンセリングを実施し、充実した留学生活を送っていただけるよう心がけています。

門限は月曜から木曜が23:00、金曜・土曜(翌日のレッスンがない日)は25:00となっていますが、18歳以下の門限は曜日に関わらず21:00、15歳以下の学生は外出に際して親御様の承諾が必要になっています。

講師が合わない場合、アカデミックオフィスにて毎週木曜日までに届け出していただければ、翌週月曜から変更ができるといったサービスもございます。
また、マンツーマンレッスンはカスタマイズが可能で、全てのレッスンをスピーキングにするといったこともでき、こちらもアカデミックオフィスでお手続きしていただきます。

スービックは空港(クラークやマニラ)から決して近くないため、同校を選ぶ学生はまじめな方が多く、他にもフィリピントップクラスの治安や綺麗な学校施設などで同校への留学を決める方が多くなっています。

食事は平日3食(週末と祝日は食事が2食)の提供があり、フィリピン料理と韓国料理が中心です。
学校施設の利用時間は、自習室兼図書館とジムが23:00までご利用いただけるようになっています。他にも、バスケットコートやプールをご利用いただけます。

クラス棟の入口モニターでは、講師陣の出欠を確認することができ、その隣にある掲示板にはアクティビティ情報などが掲示されています。
毎週木曜日にはフィリピン人に大人気のズンバに加え、もう一つ無料のアクティビティが用意され、学生は自由にご参加いただけます。

一般的な語学学校の教室は電話ボックスサイズで壁が薄く、隣の部屋のレッスン声などが漏れてきますが、同校のマンツーマンルームは広々としており、壁は分厚いコンクリートとなっているため、周りの騒音を気にせず、集中してレッスンに取り組んでいただけます。

学生寮は1‐3人部屋のタイプに加え、4階にはシェアハウスタイプのお部屋を完備しており、親子留学の方でも安心してお過ごしいただける環境が整っています。
廊下には共用の冷蔵庫を設置し、学生は自由にご利用いただけますが、自部屋に冷蔵庫を設置したい場合、有料で貸し出しも行っています。

Keystone Academyについてご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

Keystone Academyの詳細ページはこちら