Global Standard視察報告
クラークで最も長い歴史を誇る2006年開校の老舗語学学校Global Standardを訪問させていただきました。
同校の最大受け入れ人数は550人とこちらもクラーク最多で、1キャンパスでの受け入れ可能人数はフィリピン最多といっても過言ではありません。
一度に100名以上の学生がお食事をお摂りいただける巨大な食堂も完備しています。
Global Standardはクラークの経済特区エリア内に立地しており、クラークだけでなく、フィリピンで最も安全なエリアの一つでもあります。
学校はクラーク空港から車で3分と非常に近いにもかかわらず、滑走路側ではないため、非常に静かな環境となっています。
また、周辺には緑が多くあるため、クラークの市街地エリアと比べ涼しい気候にもなっています（学校内には樹齢100年以上の立派な大木もございます。）
2006年の開校時は最大150人ほどのキャパでしたが、学生の増加に合わせてクラス棟や学生寮を増築し、現在は6つの建物がキャンパス内にございます。
日本人比率は1年を通して5％未満と少なくなっておりますが、韓国の名門大学とのお付き合いが古くからあり、来年からは台湾とベトナムの大学からの留学生受け入れも決定しています。
日本の中学校からも留学生が毎年来ており、各国の教育機関から高い支持を得ています。
韓国人学生に関しては、韓国政府が海外（オーストラリアとシンガポール）就職を後押ししているため、その事前準備として多くの学生が同校で英語を学びに来ています。
（同校では5年前までは自校で海外就職サポートも行っておりました。）
親子留学の受け入れにも定評があり、韓国とベトナムに関してはジュニアキャンプを実施しており、日本や台湾、中国は個人での親子留学にお申込みいただいております。
現在、韓国人スタッフが6名（うち1名はナースのライセンスを所持）、ベトナム人スタッフが2名、台湾スタッフが1名在籍しており、10月からは日本人スタッフの配属も決定しています。
同校では校長を含むスタッフ全員が校内に居住しており、レッスン外で困りごとが出てきた場合でも安心です（全員ではありませんが、講師陣もキャンパス内に居住）。
クラークは「リトルカリフォルニア」と呼ばれるだけあって、同校ではネイティブ講師も4名（オーストラリア人1名、アメリカ人2名、イギリス人1名）在籍しており、ESLコース受講者は毎日1コマ以上ネイティブグループクラスの受講が可能となっています。
マンツーマンルーム230教室、グループクラス60教室と圧倒的なクラス数で、講師陣もクラーク最多人数を誇りますが、毎日講師トレーニングを実施し、老舗校ということに奢ることなく、英語教育の質の向上に努めています。
現在、IELTS受講者数が増加しており、IELTSコースの受け入れ定員となる40％もの方が受講していますが、今後はさらに多くの学生にご受講いただけるよう、IELTSコースの受け入れ人数拡大も予定しています。
IELTSコースでは、12週毎にMOCKテストの受講が義務付けられており、クラークでの公式テスト受講時にはスタッフさんがサポートしてくれます。
キャンパス内には、プール、ジム、バスケットコート、ゴルフ練習場、カフェ、売店など、さまざまな施設があり、希望者は別途費用が掛かりますが、売店脇に併設するヨガルームでヨガのレッスンをご受講いただくこともできます（水泳とゴルフのレッスン受講も可）。
ランドリーサービスは無料で、月・水・金曜が男性、火・木・土曜が女性向けとなっており、シーツなども2週間に一度、無料で洗濯していただけます。
セミスパルタ校ということもあり、平日は義務自習が課せられますが、月曜～木曜が19時、金曜・土曜が26時、日曜が21時まで外出が可能となっております。
大学等の教育機関から来る団体留学生などは、独自のルールが適用となるため、IDカードの色を変えて、学校スタッフだけでなく、ゲートにいるセキュリティガードマンにも分かるような工夫をしています。
万が一、ペナルティを犯してしまった学生は金曜の外出が不可となり、且つ強制自習が義務付けられています。
ペナルティは、クラスルームがある1階エリアで母国語を使った場合（オフィスは除く）、並びにレッスン不参加者に課せられます。
ただし、校内の掲示板には、各国の言語でアクティビティ情報等が張り出されており、英語が苦手な方でも、安心してアクティビティ等にご参加いただけます。
また、定期的にショッピングモール等への無料送迎サービスがあり、希望者は交通費を必要とせず、買い出しに行くことができます。
オプションクラスに関しては、5‐6種類ものレッスンが用意されており、学生は好みのレッスンに自由にご参加いただけます。オプションクラスの定員は1クラス20人までとなっていますが、初級と上級でレベル分けがございます。
学校の建物内数カ所には鍵を付けられるロッカーが設置されており、「複数人部屋で貴重品の管理が心配」という方は、鍵さえお持ちいただければ、同ロッカーで貴重品の管理もできます。
廊下にはWi-Fiアンテナが等間隔で取り付けられ、ちょうど訪問したタイミングで、容量の大きな新しいWi-Fiアンテナへの取り付け変更が行われていました。
大型校ということもあり、キャンパス内の80カ所にCCTV（防犯カメラ）が取り付けられておりますが、防犯強化のため、今後はさらに増やしていく予定とのことです。
学生寮は一般学生向けと親子留学向けの滞在施設を分けており、親子留学者向けのプレミアム寮では自炊も可能です。
また、ゲスト向けの滞在施設も3軒ご用意があり、それぞれに合った滞在が可能となっています。
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