【ニュージーランド】アラート2への移行
ニュージーランド政府は5月14日(木)より、新型コロナウイルスに対する警戒レベルをアラート2に引き下げると発表しました。
アラート2内での制限緩和、またはアラート1への移行については、5月25日(月)に再考される予定です。
ニュージーランドの本日11日(月)まで新型コロナウイルスの感染者合計は1497人。過去1週間の新規感染者は1日に0~3名となっており、海外からの帰国者や既存のケースの濃厚接触者となっています。
市民への無作為検査は継続して続けられておりますが、無作為検査からの陽性確認はありません。
市中感染のリスクは残るとされているものの、新型コロナウイルスの感染拡大は抑制されているとして、アラートレベルが引き下げられます。
アラート2では、感染防止のためのさまざまな対策が引き続き行われますが、学校が再開され、多くの業種で制限がありながらも通常時に近い形での営業が認められるため、留学生を含む、ニュージーランドの多くの人々にとって日常生活に戻る大きな一歩となります。
アラート2では
アラート2の基本方針
新型コロナウイルスのリスクはまだあり安全策をとる公共の場では、ソーシャルディスタンスをとる具合が悪い時は外出せず自宅療養をし、ヘルスラインや医者に電話し検査を受ける引き続き手洗いや咳エチケットを実行する自己隔離が必要と判断された場合は直ぐに従うどこで誰にあったか記録をとる
安全対策を取った上で可能になること
- ビジネスの開始
- 入店してのショッピング可
- 幼児教育を含む全てのレベルで学校再開(学校は18日から再開)
- 10人以内の親しい友人や家族との安全な交流
- レストランやカフェなどの利用(バーの利用は21日から)
- 通常通りのリクリエーションアクティビティ
- 結婚式、お葬式、誕生会、記念日など
- 対策をとった上で小規模の宗教的な集会(10人まで、のちに緩和予定)
- 国内旅行
アラート2での対策
- ソーシャルディスタンスを取る
- 国境での厳しいコントロールは継続される
- 無作為検査の続行
- 具合の悪い人とその濃厚接触者の自己隔離
- 集会は小規模のみ許可(10人まで、のちに緩和予定)
- 幼児教育を含む全てのレベルの学校で安全策を導入
- ビジネスにおいて、ソーシャルディスタンスや衛生管理の対策をし、利用者の連絡先の記録
ソーシャルディスタンス
公共の場において見ず知らずの人:2メートル
接触者の記録がとれる場:1メートル
公式ホームページ
Alert Level 2 information
https://covid19.govt.nz/alert-system/alert-level-2/
ニュージーランドへの入国制限には変更はなく、引き続きニュージーランドに入国できるのは市民権、永住権保持者とその直近の家族のみとなっております。
また、ニュージーランド移民局はロックダウン中の緊急のビザ延長手続きに加え、既にニュージーランド国内に滞在している方のビザ申請手続きを再開しました。
レベル2への移行に伴い、移民局では業務の約50%を再開するようですが、申請手続きが正常化するまではまだ時間がかかりそうです。