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新型コロナウイルスに関するニュージーランドの最新の情報



新型コロナウイルスに関するニュージーランドの最新の情報をお届け致します。留学生の渡航解禁については残念ながら見通し不明のままですが、オーストラリアとのトラベルバブルの開始などの明るいニュースもあり、一歩前進と言った所です。

ニュージーランドの新型コロナウイルスの状況

3月の市中感染クラスターの終息以降、市中感染は0の状態が続いています。
警戒レベルはアラート1へ引き下げられ、国内では公共の乗り物でのマスク着用以外、ほぼ行動規制のない平常通りの生活が続いています。
4月にはオークランドでコロナ禍以降初めての5万人規模のコンサートも開催されました。

ワクチン接種

新型コロナウイルスのワクチンは、留学生を含め、ニュージーランド国内にいる全ての希望者が無料で接種出来るようになっています。国境、隔離施設の従事者とその家族に始まり、住民は感染リスクの高さや健康状態により4つのグループに分けられ、リスクの高い2グループへの接種が始まっています。
一般的な留学生は第4グループに分けられ、7月以降に接種が始まる予定です。全ての希望者に行き渡るには今年一杯かかると言われております。

ビザ停止期間延長

海外からの学生ビザを含む一時的ビザの申請受付停止期間が、2021年8月まで延長されました。
移民局のサイトの記載では、受付停止期間の期限についての表記がなくなり現在は「受付停止中」とのみ記載されています。
高校連盟は2022年初頭の留学生受け入れに向けて政府に働きかけをしておりますが、今後の見通しについての発表は未だございません。
世界的な感染拡大状況やワクチンの有効性などをみながら、段階的な規制緩和が検討されていくと思われますが、早期の発表が望まれます。

オーストラリア・クックアイランドとのトラブルバブル開始

トラベルバブルとは両国の協定により、入国時の隔離なし、検査なしでの自由往来ができるシステムです。
2021年4月19日から、ニュージーランドとオーストラリア、5月17日から、ニュージーランドとクックアイランドとの間でトラベルバブルが開始されました。(※オーストラリア・ヴィクトリア州でのクラスター発生により、ヴィクトリア州からニュージーランドへのトラベルバブルは一時的に停止されています。)
これにより、旅行業界等の活性化が期待されています。