BLOG

ブログ

同じプログラムでも留学エージェントによって料金が異なる理由


コロナ禍で多くの国の国境が封鎖されている中、海外の多くの教育機関ではオンラインプログラムの提供を行っておりますが、オンライン留学をお考えになられている方の中には、留学エージェントを利用して、各種手続きをご検討中の方も多いのではないかと思います。

留学エージェント利用時には「どのエージェントを利用すればいいのか」という悩みを持つ方も少なくありませんが、留学手続きを斡旋するエージェントは相当数ありますので、依頼するエージェントで迷われてしまうという方も大勢いらっしゃいます。

ご紹介できる教育機関や手配可能なプログラムは、エージェント毎に異なるということはほとんどなく、大きな違いがあるとすれば、エージェント毎に「手配料や手数料に大きな差がある」ということです。

留学エージェントは不動産の仲介会社などと同様、各教育機関に学生を紹介して、その対価として教育機関より紹介手数料を頂戴しておりますが、お客様からも手数料を収受している有料エージェントと、教育機関からの紹介手数料のみで生計を立てている無料エージェントに分けられます。

なぜ、有料エージェントと無料エージェントに分けられているかといいますと、有料エージェントの場合、多店舗展開や、従業員の大量雇用、自社資料の作成等で、会社運営に莫大なランニングコストが必要となり、結果として学生から手数料を頂戴せざるを得ない状況だということが言えます。

毎年決まった人数に決まった期間お申込みいただけるということが予め分かっていれば、従業員の大量雇用や多店舗展開の必要性も分かりますが、留学には繁忙期と閑散期があり、繁忙期のみ従業員を雇用し、閑散期には従業員を解雇するという訳にもいきませんので、結果として、お客様からの手数料が必要になるエージェントが多くなっています。

無料エージェントにつきましては、上記でも述べたとおり、各教育機関からの留学生紹介手数料のみで生計を立てているエージェントになりますが、実は無料エージェントの中でも「自社為替レート」を設定し、本来、海外の教育機関への送金時に使用する銀行の為替(TTS)レートではなく、通常、海外送金時に用いられる銀行(TTS)レートに1ドルあたり5円から15円程度上乗せした金額でお客様から留学費用をご請求しているエージェントが数多く存在します。

留学エージェントだからといって一括りで考えても料金体系は大きく異なり、結果として使わなくてもよかった費用が発生する場合がありますので、信頼できる留学カウンセラーとしっかりお話し合いの上、留学プログラムに加え、費用面をしっかり確認し、その上でさまざまなエージェントを比較されますことをお勧めいたします。