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NZの入国について現時点で分かっていること


ニュージーランド政府は2月3日、今後の国境再開に関する方針が発表しましたので、昨日の発表に基づいて、現時点で分かっていることをお知らせいたします。

今後、5段階に分けて順に規制が緩和されていきます。入国にはコロナワクチン接種が完了していることが前提になります。

ステップ1:2月27日11:59pm(NZ時間)オーストラリアに住むNZ市民と永住権所持者
ステップ2:3月13日11:59pm(NZ時間)他国に住むNZ市民と永住権所持者、スキルドワーカー、ワーキングホリデー
ステップ3:4月12日11:59pm(NZ時間)留学生5000人、有効なビザをすでに所持していて、入国条件を満たしている他国の人々
ステップ4:7月 オーストラリアからの渡航者、ビザ無し渡航ができる(Visa Waiver visitors)に該当する国からの渡航者、ワークビザ
ステップ5:10月 全ての国の旅行者、学生ビザ他(国外からのビザ申請が可能になります)


渡航にはコロナワクチンが完了していることが必須条件になります。NZでは3回目のワクチン接種を急ピッチで進めている状況です。到着してからも自主隔離が必要になります。自主隔離期間は7日~10日で、到着時のNZの感染状況により決められます。

4月12日から5,000人の留学生の入国が許可されますが、こちらは恐らく大学生・大学院生など学業を修了させる学生たちの入国枠になるかと思います。7月からVisa Waiver Country(ビザ無し渡航が可能な国)からの入国が始まります。Visa Waiver Countryに日本は含まれているので、3カ月の観光ビザ(NZeTA)で渡航し、教育機関で就学できる可能性がありますが、教育省等からの詳細な発表を待つ必要があります。

そして、もしも7月にeTAで入国が可能になった場合、現地で学生ビザの申請をすることもできる可能性があります(長期留学の場合)。しかし、この方法で留学生の入国や滞在、滞在の延長をすることが実際に可能になるのか確約したことは現時点では不明瞭な点が多くあります。

留学生に対する措置が非常に曖昧で、教育機関では混乱しているのが現状です。それでも今年10月以降には全ての国とビザカテゴリーからの入国が再開されます。国外からの全てのビザ申請も受け付けが可能になります。7月の入国が留学生には適さない場合は、10月からの入国になりますが、直接現地の高校に在籍する生徒の場合、10月(Term4)から現地校をスタートすることができないため、2023年2月の新学期から就学を開始することになります。

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