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【フィリピン】未成年者の渡航前PCR検査について(単独留学)2022年7月20日更新


2022年7月10日

日本から単独留学でフィリピンに入国された未成年者の方がマニラ国際空港で入国拒否されたという情報が入って参りました。

入国拒否理由:一人で渡航する未成年者の場合、2回目ワクチン接種完了場合でもPCR検査が必要であり、PCR検査を日本で受けなかった場合、5日間の隔離もしくは日本に帰国しなければならないと言われております。

→5月末に公開されたIATFの公式文書によると、12~17歳の場合、2回目までワクチン接種完了していればPCR検査は不要のはずですが、担当者のミスかは判断ができませんが、なぜかPCR検査結果を求められたようです。

受け入れ校側でも、マニラのJALの担当者と連絡を取りながら説得いたしましたが、管轄部署(恐らくDepartment of Healthで、日本の厚生労働省のような部門)からの指示を受けたので、方針を変えることはできないとのことです。

日本大使館の担当者もDOHと直接連絡取りながら説得していただいたようですが、結果的にこの件に関しては方針を変えることはできない、と言われたようです。

今後も同じようなことが発生する可能性が高いため、文書の内容と現場(入国管理局)の対応が違うと同様のケースが起こる可能性があるため、明確なガイドライン提示を求めております。

未成年者の単身渡航に関しては、フィリピン側で明確なガイドラインが出されるまで、2回目ワクチン接種完了の未成年者の場合でも、PCR検査を受けていただくようお願いいたします。

2022年7月12日

昨日お知らせいたしました未成年者が単独留学で入国拒否された件ですが、昨晩、在フィリピン日本国大使館よりお知らせがございましたので、下記リンクをご参照ください。

「【領事班からのお知らせ】フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応について(その213:12歳から17歳の外国人のフィリピンへの入国に係る要件)」
https://www.ph.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00903.html

【ポイント】
●完全にワクチンを接種した12歳から17歳の外国人は、陰性のRT-PCR検査結果の提示を免除されるとフィリピン政府から発表があったものの、検査結果を提示しないとして入国が認められなかったという事例が発生しています。

現在、関係当局への確認を行っており、確認でき次第、改めて案内させていただきますが、現時点においては12歳~17歳の外国人も出発国出国前48時間以内の陰性のPCR検査結果、または出国前24時間以内に受けた陰性の抗原検査結果を所持してフィリピンに入国されることをお勧めいたします。

フィリピン政府の発表と異なる事例が発生してしまい、ご不安なお気持ちでいらっしゃるかと存じますが、上記の通り、ご渡航前のPCR検査もしくは抗原検査をお受けいただけますと幸いです。

2022年7月20日

フィリピンのBOQ(Bureau of Quarantine、検疫関連機関)から7月17日に共有されました未成年者の渡航前のガイドライン変更についてお知らせいたします。(単独留学のみ)

簡単に内容をまとめますと下記の通りです。

<単独留学未成年者(15歳~17歳)の渡航ガイドライン変更内容>


No 内容 以前(2022年5月30日発表) 今後(2022年7月17日以降)
1 eARRIVAL CARD 登録必要 以前と同様
2 ワクチン証明書(英文) コロナワクチン接種証明書 以前と同様
3 陰性証明書(英文)
1)出発48時間以内のRT-PCR検査
2)出発24時間以内の抗原(Antigen)検査
ワクチン接種完了(2回目まで)の12歳~17歳の外国人は出国前のPCR/Antigen検査不要。 ワクチン3回目まで接種完了の12歳~17歳の外国人は出国前のPCR/抗原検査不要。
※ワクチン2回目までの接種完了の場合、出国前のPCR/抗原検査必要!
4 Authorization letter
(委任状)
必要無し 未成年者が隔離またはRT-PCR検査を受けることを許容し、未成年者と隔離を伴う保護者の名前と住所が明示された親または保護者からの委任状

つきましては、単独留学の生徒様は下記の内容を改めてご確認ください。
1)陰性証明書提出の基準変更内容のご案内
2)Authorization Letter(委任状)のご案内:保護者様の記入が必要です。印刷してご記入の上、ご持参ください。
3)LOA(入学許可書):入国時のイミグレーションで提示を求められる可能性がございます。(PDF保管でも可能)