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Baguio JIC来社報告(フィリピン/バギオ)


フィリピンの教育都市バギオに立地する語学学校Baguio JICの日本人マネージャーである野口さんにご来社いただきました。

野口さんは同校の卒業生で、10年近く留学業界に携わっているフィリピン留学のスペシャリストで、学生や代理店対応に加え、プログラム構築などにも深く関わっており、同校の校長先生はもとより、他校のオーナーやマネージャー陣からも厚い信頼を得ています。

そんな野口さんから学校の細かい部分について、お話しを伺いました。

Baguio JICの敷地内には、韓国食材を中心に取り扱うK-Martやお洒落なカフェ(Seollem Cafe)がありますが、学生をはじめとした学校関係者以外でも自由に利用できるため、地元に住まいするフィリピン人も大勢訪れます。

時期にもよりますが、日本、韓国、台湾、ベトナムなどの東アジアの学生に加え、アラブの学生も在籍する多国籍環境であり、キャンパス内には学生が自由に使えるキッチンも完備している為、自国の料理を振る舞うなどして、簡単に異文化交流を図ることもできます。

同校はIELTSコースの受講者数が右肩上がりに増えており、IELTS担当講師のミニマムスコアは7.5ポイント、プログラム監修者に関しては8.5ポイントものハイスコアホルダーであり、教材も学校独自で開発しているほどです

高品質なレッスンに加え、優秀な講師陣、長年の学校運営で培ったノウハウを生かして作成したIELTSオリジナル教材、充実した学校施設などが評価され、まじめに留学生活を送りたいという学生が大勢集まるため、母国語禁止ルールを設けていますが、敢えて表面的な罰則に重きをおいておりません。

「そもそも留学するのであれば、学生自身が率先して英語を使うべき」という考えを学校全体で共有しておりますが、もし絶対英語環境に身を置きたいという場合は、英語のみを使用して留学生活を送る「チャレンジャー制度」の用意もございます。

チャレンジャー制度に参加することで、学生だけでなく、スタッフさんとも英語でコミュニケーションを取る必要が出てくるため、異文化交流にも繋がります。加えて、絶対に英語を使わなければならないという決意と周囲への意思表示ができ、英語をより使いやすくなります。

留学前に不安な点として空港でのピックアップがあると思いますが、JICの場合、学生は渡航前からLINEで野口さんと繋がることができます。学生が安全にピックアップされるまでどんなに夜遅くとも野口さんがオンラインで対応してくれます。空港ピックアップ等に関する質問やトラブルが合ったときのサポートが可能となるため、安心して留学をスタートさせることができます。

現地到着後は「英語を学習していただく」という考えから、質問等がある場合は、オフィスの担当窓口にてまずは英語でお問い合わせいただくことを推奨しています。 もしどうしても英語で通じない場合は野口さんや日本人のアシスタントスタッフに頼ることができます。

このように英語でまず質問するよう奨励している理由は、分からないことを日本語で質問することは簡単ですが、考えながら英語で質問することで、英語力の向上にも繋がるためです。野口さん自身も学生時代にそのような経験をされており、自身の経験から学生におすすめしています。

入学時にはシティツアーがありますが、治安の良いバギオということもあり、現地の方の足として広く使われているジプニー(乗り合いバス)で移動していただき、シティツアーで行動を共にする学生の国籍に関しては、ばらけることを心掛けています。

シティツアー後は学生自身で学校まで戻っていただくよう設定している為、学校初日から他国の学生としっかり英語でコミュニケーションを取る必要があり、結果として留学後間もなく、異国の友達が作れる環境としても評価されています。

Baguio JICはバギオの語学学校連名であるBaguio English School Association(BESA)に加盟していますが、留学代理店もBESAの規約に従う必要があります。

コロナの影響で代理店の倒産や規模縮小が相次ぎ、新規代理店とのお付き合いも少なくなっているようですが、逆に古くからお付き合いのある代理店が定期的な現地視察を経て、正確な情報でJICの案内を行っている為、学生のミスマッチがコロナ前と比べ大幅に少なくなっており、以前にも増してまじめな学生が集まる語学学校となっています。

お食事に関しましては、これまで韓国製の炊飯器で炊いたフィリピンのお米を中心に提供してきましたが、炊き上がりにムラがあることに加え、フィリピンのお米は上手く炊けず固くなってしまうことが多かったため、炊飯器・お米ともに変更し、現在の炊飯器はCOCKOO(韓国国内炊飯器シェアは圧倒的No.1)とCUCHEN(こちらも韓国製)、お米は日本米に近い触感のブランドを使用しているため、限りなく日本国内で食べるお米に近くなっています。

Baguio JICの野口さんだけでなく、バギオには10年近い就労経験を有するベテランマネージャー陣が各校に在籍している為、学校同士の横の繫がりがとにかく強く、定期的な情報交換を経て、学校に加え、バギオ留学の正しい情報を広げる活動も行っています。

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