Langports English Language College来社報告(オーストラリア/ゴールドコースト・ブリスベン)
オーストラリアのゴールドコーストとブリスベンに立地する語学学校Langports English Language Collegeのマーケティングマネージャーである林さんにご来社いただきました。
同校はコロナウィルスの影響で今年3月まで休校しておりましたが、4月にゴールドコーストとブリスベンキャンパスを再開し、現在はコロナ前に近い水準(約240-250人)まで学生が戻ってきています。
ゴールドコーストキャンパスには22-23ヶ国、ブリスベンキャンパスに関しては26ヶ国もの学生が在籍しているクイーンズランドを代表する多国籍校として広く知られています。
Langportsにはさまざまな特徴がありますが、何といってもスキル別のレベル分けをオーストラリアで初めて導入したUFO Englishが大変高い人気を誇ります。
UFOとは、「Use・Focus・Option」の訳で、最初レッスンで行われるUSEのクラスは担任講師が担当する平均レベルでの授業となっていますが、2コマ目に行われるFocusでは、学生個々のレベルに合ったクラス(文法、ライティング、リーディング、リスニング、スピーキング)を選ぶことができます。
その後行われるOptionクラス(3コマ目)は、およそ10種類のクラスから個別に希望クラスを選択することができますが、8人以上学生が集まった場合のみ開講となり、10週毎にオプションクラスをご選択いただくことができます。
UFO Englishのカリキュラムは10週を1サイクルとしていますが、毎週月曜日には前週の復習テストに加え、担任講師との個別面談があり、学生レポートをまとめ改善点等も報告していただけるため、毎週自身の課題を把握しながら英語学習を進めることができるだけでなく、テストをパスできれば、1段階上のクラスで異なるクラスメイトと学習を進めることも可能です。
Langportsのレベル分けは6段階ですが、ゴールドコースト、ブリスベンキャンパスともに240-250人程度の学生が在籍しているため、各レベルの中でも2-3のレベル分けを行っている為、常に自分の英語力に合った環境下で学習を進めることができます。
アカデミックマネージャーに加え、日本人の受付スタッフ、更にはスチューデントスタッフ兼アコモデ―ションスタッフが両キャンパスに常勤している為、学習や滞在についてはもちろん、学校外の相談にいつでも乗っていただける環境が整っています。
ホームステイ先は同校のアコモデ―ションスタッフが開拓し、定期的にスクリーニングを行っているだけでなく、学生からのネガティブフィードバックが2回続いた場合、そちらの家庭への学生紹介を控えるようにしていますので、安心してホームステイ生活を送ることができます。
ブリスベン校では5 Bed Roomを2部屋借り上げ、「Langports Residence」として学生寮のお手配も可能です。部屋数は少ないですが、ゴールドコーストでもレジデンスのご提供が可能です。
Langportsを設立した現校長Annaさんの父であるオーナーは、40年ほど前から語学学校を2校運営しており、その時の経験を踏まえて、Langportsでスキル別クラスを採用した経緯がございます。
英語はコミュニケーションツールの一つでしかなく、Langportsでの留学生活を経て、これまで自分になかった価値観を広げ、さまざまな国籍の方との交流の中で得たものを今後に生かしてほしい、という気持ちで学校を設立した経緯があります。
日本人の場合、母国語禁止ルール採用校を希望する方が多くなっていますが、Langports自体がオーストラリアを代表する多国籍環境ということもあり、国によって学生のニーズも大きく異なるため、母国語禁止ルールはありますが、特段、罰則等は設けていません。
ゴールドコーストとブリスベンキャンパス間で転校が可能で、転校に際して追加費用も発生しませんが、1キャンパスでの最低学習期間は4週間、加えて入学後2週間は転校申請ができません。
レッスン受講時間はコース、キャンパスによって異なりますが、特にブリスベンキャンパスは、学校規模に対して学生が急激に増加していることもあり、午前と午後の2つの受講時間帯を設けています。入学後のプレースメントテストを経て、受講時間帯が決定いたしますが、2週間後より受講時間帯の変更申請も可能です。対してゴールドコーストキャンパスは規模が大きい為、全ての学生が午前中のレッスンをご受講いただけます。
LangportsにはUFO Englishに加え、IELTSやTOEIC PLUS、EAP等、さまざまなコースのご用意がありますが、全てのコースが同一料金である為、レッスン開始後も変更料等を必要とせずコース変更が可能で、学生の平均受講期間も20週程度と他校と比べても長くなっております。
TOEICコースは日本人、韓国人、フランス人受講者が大半である為、各国の語学学校では学生が集まっても国籍が偏ってしまうため、ほとんどの教育機関でコースを開講しておりませんが、Langportsでは「TOEIC PLUS」という独自のコースを作り、TOEICの試験対策をするだけでなく、文法や語彙力をはじめ、コミュニケーション力を身に付けるための実用的な学習内容となっている為、UFO Englishと変わらない多国籍環境でレッスン受講が可能となっています。
講師の採用基準も非常に高く、生徒からのフィードバックをとにかく大切にしています。卒業生からもアンケートを取っており、生徒からのフィードバックやアンケートを元に常にコース、サービスの改善、向上に努めています。
現在、アクティビティは週2-3回実施していますが、来年以降はコロナ前のように戻す予定もあり、今後はアクティビティ兼スチューデントスタッフの採用も視野に入れています。
最後にブリスベンキャンパスは新校舎に移転後、現在はビルの23-24階を学校として運営していますが、今月中に同ビルの1階へ移転が決まっており、学生はこれまで以上に快適な学校生活が送れるようになります。
オーナーの娘さんで、校長先生でもあるAnnaさんはIALC(世界語学学校協会)の副会長で、マーケティングマネージャーである林さんも所属しています。
Langportsはオーストラリアを代表する語学学校として広く知られておりますが、教育に対しての考えは世界でもトップクラスの教育機関ではないかと思います。
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