3D Academy視察報告
2002年に開校したセブを代表する老舗校「3D Academy」を訪問し、日本人マネージャーの寺田さんにご対応いただきました。同校にはマーケティング担当の寺田さんに加え、オペレーションマネージャーのレギュラー日本人スタッフ、その他、日本人インターン3名、中国人インターンが1名、更に職業訓練生として、フィリピン人高校生もインターンスタッフで3名在籍しております。
学生の管理・サポートに関しては、オペレーションマネージャーを頂点として、その下に日本と中国のインターンスタッフがおり、ビザ申請等のフィリピン人オフィススタッフのもとにはフィリピン人の高校生インターンスタッフがいるため、万全の体制が整っていることも同校の特徴の一つです。学生対応用のLINEサポートも導入し、学生はオフィスに出向かずして、LINEから問い合わせることで、学生スタッフにご対応いただけます。
講師管理も徹底しており、空き時間等を利用して講師のトレーニングも行い、講師レベルの向上にも努めています。以前はグループクラスの選択が可能でしたが、コロナ禍で2年に渡り学校運営ができなかったこともあり、現在は学生によるグループクラスの選択を無くし、学生個々の英語力に合わせて、学校側で学生のグループクラスを調整しています。試験対策コースやビジネスコースのグループクラスはESLコース受講者と同クラスで提供となるため、さまざまな目的を有する同レベルの学生と一緒にレッスンを受けられることも評価されています(2023年夏頃に変更の可能性有)。
コロナの影響で参加者が減少傾向にありますが、火・水・木曜日には学校主催のアクティビティを実施し、学内施設のSpeech Labにてズンバ(火曜)、映画鑑賞(水曜)、講師企画のゲーム(木曜)が行われています。毎月末にはフィリピンの小学校を訪れるボランティア活動も継続しておりますが、こちらはジプニー(乗り合いバス)を借り上げるため、一定数の参加者が集まらない場合、中止となる場合があります。
現在の学生数は80名程度ですが、夏頃には100名の学生受け入れを目指しており、学生増加に伴い、上層フロアの利用再開も検討しています。学校施設に関しては新ビル寮の提供が終了し、現在はメインキャンパスのみで学校運営を行っていますが、マンツーマンクラスはL字テーブルではなく、全て対面式で提供されており、担当講師と向き合ってレッスンをご受講いただけます。
メインキャンパス内のラウンジは5時から24時までの利用が可能で、入学式や卒業式、自習等でご利用いただくことができ、英語での会話も許可されていますが、静かな環境で自習を希望される場合は、24時間開放されている自習室にて英語学習を進めていただけます。
以前は生徒や先生、スタッフ間の距離も近く、大変賑やかな学校でしたが、学校再開後は、「静かな環境で集中して英語学習に取り組みたい」という学生が増えており、良い意味で英語学習に集中できる環境へと変貌を遂げておりました。
以前と変わらず、学生寮の全部屋に冷蔵庫が完備し、貸し出し傘サービスの提供もございます。