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Sun Pacific College来社報告


オーストラリアのケアンズとブリスベンにキャンパスを構える語学学校Sun Pacific Collegeのミシェルさんにご来社いただきました。

日本国内にも名古屋オフィスを構え、英会話と日本語レッスンの提供を行っているだけでなく、ミシェルさんは主として東京勤務となっています。

ケアンズ校はメインキャンパスに位置付けられており、東京ドーム1/3の広大な敷地にはクラスルームや学生寮、レセプション・オフィスに加え、カフェテリア、プール、BBQ施設、テニスコート、ミニパターゴルフ練習場、バスケットコート、バドミントンコートなどがございます。

パンが売られている自動販売機やミニ売店もキャンパス内にありますが、学校外のお店よりも少しお安い料金設定となっています。オーナーはキャンパス内でパイナップルやアボカドなどのフルーツを育てていますが、学生は定期的に行われるアクティビティでお召し上がりいただくことも可能です。

キャンパス内には新たにエンターテイメントルームも設置しましたが、そちらにはその時に流行っているものを導入し、自然と学生が集まり、英語でコミュニケーションを図っていただける環境作りを心掛けています。

滞在は学生寮とホームステイの2種類から選択できるだけでなく、学生寮は一日3食(ビュッフェ)のお食事が付いており、ルームメイトは極力他国の学生と同部屋になるよう配慮していただいています。

以前は2人部屋の提供もありましたが、他国の学生と英語でコミュニケーションを取っていただくため、現在は敢えて4人部屋のみの提供となっています。

日本人ベテランマネージャーの松永さんも寮に滞在しており、深夜や緊急時にも学生のケア・サポートを行い、キャンパス内での母国語禁止チェックにも目を光らせています。

学生が折角の思いで英語留学にお越しいただいていることに加え、英語学習に割く時間、留学に費やしたお金、留学を決断した思いなどを汲み取り、SPCでは他校と比べ圧倒的に厳しい母国語禁止ルールを設けているため、違反時は注意を受け、それでも改善されない場合は、反省文を求められることもあります。

スタッフさんにも母国語禁止ルールが適用されるため、エージェント等と日本語でのやり取りがある場合は、オフィスのドアを閉めてからでないと母国語を話すことができません。

学生はキャンパス内の「Tree House」というエリアのみ、母国語が許可されますが、緊急で自国の親御様に連絡する場合以外は、母国語の使用を推奨しておりません。

講師陣は学生同様、カフェテリアで食事を摂ることもある為、学生はレッスン外でも先生と英語で話すことができ、共用トイレの個室内でも英語を学習できるような対策が施されています。

学校から歩いてすぐの所にあるケワラビーチですらSPCの母国語禁止ルールが適用されるため、「とにかくスピーキング力を伸ばしたい」という方に適した環境です。

ケアンズキャンパスは、市街地から車で40分ほどの郊外且つ閑静な渋滞街に位置している為、同エリアの住民たちとも交流があり、地元の小学生にプールの貸し出しを行うなどして地元住民との交流も盛んです。

コロナ禍にはカフェテリアなどを地元の方々に開放して、お食事を安価に提供するなどして、地域の方々との交流を大切にしてきた背景があるため、地元の方にも認められ、多くの方がホストファミリーとして学生受け入れに協力してくれる関係も構築できています。

入学と滞在管理を担当する松永さんはホストファミリーの管理も受け持ち、ほとんどのホストファミリーと良い関係が構築できていますので、何かあった場合も直ぐに対応していただけます。

コロナウィルス等でホームステイ先での滞在が困難になってしまった場合でも、ケアンズキャンパス内には学生寮がある為、一時的に学生はそちらを利用できる利点もあります。

一国の学生に偏らないように受け入れバランスも考え、あまりにも日本人学生が増えてしまった場合は、受け入れ制限をかけることもあります。

現在のケアンズキャンパスの国籍比率は日本42人、コロンビア24人、韓国16人、ブラジル10人、台湾12人、中国4人、メキシコ3人、エクアドル2人、スペイン2人、イタリア1人と国際色豊かな環境となっていますが、夏休み時期などは日本人が30-40%程度になってしまうこともあります(日本人比率は閑散期で10-20%)が、南米やヨーロッパにもマーケティング担当がいて、世界中から学生が集まるよう心がけています。

Sun Pacific Collegeはスピーキング力の向上に重きを置いたレッスン提供を行っていますが、レッスン外では「英文日記」「英文小説」「英語カウンセリング」を大切にしています。

まず英文日記として毎日宿題が出され、最終ページには卒業時に全校生徒の前で発表するスピーチ原稿をまとめるページを用意しています。卒業時には英文日誌でまとめた内容を全校生徒の前で発表(スピーチ)します。

続いて英文小説では「Graded Readers」の教材をレベル別に週1冊配布し、リーディングの課題を全生徒に課しています。

3つ目の英語カウンセリングは英文日記とリンクしており、その日に感じたことを日記に1ページ書き、担当講師は学生の作文を翌日にチェックします。文法の誤り等を指摘し復習のきっかけを与えるだけでなく、講師は学生の文章から学生の感情を読み取り、ホームシック等の症状が出ていないかなどをしっかり判断します。

週に1回行われるカウンセリングは任意参加となっておりますが、マンスリーカウンセリングは参加が義務付けられています。

英文日記は個々の成長を再確認することができ、留学での思い出にもなる為、多くの学生が卒業時に大切に持ち帰ります。

レッスンのお話しに戻りますが、レッスン外ではなかなか話す機会がないネイティブと存分に話していただくことを目的に、スピーキングに特化した授業を行なっており、ディスカッション中心の授業となっています。

レベル分けもスピーキング力で判断してクラス分けを行いますが、ジュニア学生に限ってはトピックなども変わる為、年齢別に分けてレッスン提供を行っています。

文法力が高い場合でも話すことを苦手とする日本人学生は少なくない為、レッスンは敢えてスピーキング中心に行い、多くの日本人学生が苦手とする”話すためのドア”を開いてくれる語学学校で、日本人オーナーだからこそ、日本人学生に合った学習方法を構築できています。

ブリスベンもケアンズキャンパスと同様のレッスン内容となりますが、学校としては学生寮滞在が可能なケアンズキャンパスを入り口(初心者~中級者)として学習していただき、その後、市街地に立地するブリスベンキャンパスで「英語学習+就労」を目指すことをお勧めしています。

実際にブリスベンキャンパスに通う学生は働くことを目的としている学生も多い為、ケアンズでは月~金まで1日4時間行われるレッスンを、ブリスベンでは月~木まで1日5時間のレッスン提供として、金土日と働いていただけるようなスケジュールを組んでいます。

実際に就労先のオーナーも平日働ける方を重宝していることが多く、学生からも評価されています。

ブリスベンキャンパスはケアンズに比べ日本人が少ないだけでなく南米の学生が多く、ブラジル50人、日本20人、韓国8人、中国4人、メキシコ3人、ベトナム2人、チリ2人、エクアドル2人、ハンガリー1人、ペルー1人、サウジアラビア1人、アルゼンチン1人、スペイン1人、台湾1人と大変国際色豊かな環境となっていますので、キャンパス間転校を目的に留学する学生も珍しくありません(日本人学生は1年を通して10-20%)。

ブリスベンキャンパスには学生寮がなく、ホームステイかシェアハウスのご案内となりますが、ケアンズキャンパス同様、校内のラウンジで講師陣がお食事を食べることもありますので、レッスン内外でコミュニケーションを取ることが可能です。

他校とは異なるレッスン提供方法で差別化を図り、多くの学生から高い評価を獲得しているSun Pacific Collegeで海外留学を検討してみてはいかがでしょうか。

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