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【フィリピン/セブ】I.BREEZE来社報告


フィリピンのセブに立地する語学学校I.BREEZE(以下、同校)の担当者様である大堀(Aron)さんにご来社いただき、学校の今後の展望や卒業生からのフィードバックなどに関する情報をご共有いただきました。

まず、来年(2024年)の7月から新たなキャンパスを開校予定で、準備や学校のブランディングの最中です。毎年9月はどこの学校も日本人比率が上がりますが、同校は現在日本人比率が60%だそうです。一番集客の難しい日本マーケットでこれだけの割合はむしろ素晴らしいことです。

現在の規模感(200名)では受け入れ切れなかった「ジュニア層」「親子層」「団体」にも力を入れていく予定です。キャパシティの関係でお断りせざるを得なかったそれらの層の受け入れが可能となるといよいよ大規模校に負けず劣らずの磐石の体制となります。

どのように生徒の棲み分けや管理をするのか楽しみな部分ではありますが、サポート力が抜群に高い同校らしく「同等のサポートのクオリティの維持」を目下の課題とされておりました。

実際、生徒様が現地に到着するとリアルタイムで到着後のお写真を毎回送ってくださるようなきめ細かいサポートを提供している同校ですが、到着日の日曜日だったせいか、打ち合わせの最中も到着された生徒様情報を各代理店に報告しているお姿がとても印象的でした。

深夜到着便も多い中で、睡眠時間をきちんと確保できているのか尋ねると、生徒さんの出迎えを最優先で睡眠スケジュールを組むと笑顔でおっしゃっておりました。

また、毎週木曜日と金曜日に新入生1名に対し20分ほど新入生と面談する時間を業務フローに取り入れるほど熱心な方です。先週は新入生が多かったため、10時間面談されたと聞き驚きました。ただでさえ多忙を極める学校担当者様ですが、圧倒的クレームの少ない学校の背景を知ることができました。

次に、不確定情報ではありますが、ワーキングホリデーを控えている方向けに特典の付与を検討されているそうです。例えば8週間、POWER ESL(マンツーマン6コマ+グループ1コマ+スペシャルクラス1コマ+アクティビティクラス1コマ)に申し込むと、最終週の1週間ワーホリ対策の授業内容に無料アップグレードというものです。

新入生との面談の中で、ワーキングホリデーに行く方が非常に多いことに気付き、2カ国目で最高のスタートを切れるようにしたいとおっしゃっておりました。

あえてワーキングホリデーコースを設けないという方針が、いかに生徒様と密にコミュニケーションを取っているか伝わりました。コースとして4週間も設定してしまうと授業そのものが退屈になってしまうことやそこまでかっちりした希望がある訳ではないというニーズを汲み取った形となります。

集客・販促の観点から言えば、コースを設ける方がメリットが大きいにも関わらず、生徒にとって真に魅力のあるサービスを提供し続けようとする姿勢が脱帽でした。

約1週間後に学校訪問を控えているため、詳しくは後日【視察報告】にまとめさせていただきます。

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