2023年9月 CG Academy Banilad Campus視察報告
CG Academy Banilad Campus(以下、同校)にコロナ再開後、私個人としては初めて訪問させていただき、日本人スタッフーのCodyさんにご案内いただきました。閑散期を感じさせない賑わいを見せておりました。今回訪問した18校のでトップクラスに活気のあるキャンパスの一つでした。閑散期にも関わらず、稼働率も8割を超え、繁忙期と遜色ない雰囲気です。
セブでスパルタといえば、最初に名前が挙がる伝統校がCG Academy Sparta Campusですが、今回は、分校のリラックスキャンパスCG Academy Banilad Campusの視察報告をします。夕方頃到着し、軽い打合せ、キャンパスツアー、夕食をいただいた後、スパルタキャンパスを訪問させていただき、そのままバニラッドキャンパスに戻って宿泊させていただきました。
朝7時の朝食から始まり22時までみっちりと学習できるスパルタ式語学学校のカリキュラムや講師、運営ノウハウを活かして、ゆったりとお過ごしいただけるのがCG Academy Banilad Campusです。※規則(ペナルティ等)自体はキャンパスによって差はありません。
生徒数が多くても学生管理はしっかりと行っています。
やや厳しく感じるかもしれませんが、同校指定のホテル以外の外泊は認められません。安全管理の観点からこのルールを採用しています。
オフィス入り口を入ると各国マネージャー陣がずらりと並んでおります。どの国籍のマネージャーも忙しそうにしており、ここでも活気ある雰囲気を感じ取れました。
リラックスキャンパスとはいえ、ノンスパルタ校のそれとは一線を画す同校では、学校生活におけるルール設定もしっかり設けており、生徒全員が平等に気持ち良く生活できるよう管理しています。
オフィス棟に隣接する形で、カフェ兼売店も併設しています。
かなりの品揃えでした。
コーヒーなども校内で注文することができます。
オフィス棟の1階が食堂になっています。食堂入口に人懐こい猫がいました。
南国セブ地域では珍しく、生野菜の提供もあります。他の地域や学校に行くと「最近食べた野菜はニンジンぐらいです。」とのお話も聞くので、栄養バランスの観点からも生野菜がでるのはありがたいです。ドレッシングも3種類ほどあり、楽しめます。
水だけでなく、フレッシュジュースも陳列されていました。左のグレープフルーツジュースの売れ行きがすごかったです。
ドリンクはこちらにもあります。飲んでみるまで何味か分からなかったので、何のジュースか一目で分かるようにしていただけるとありがたいかなと思いました。
ブッフェ形式ですが、各品目ごとに間隔が広いため、1品だけおかわりしたい時や、皿に乗せ忘れた時なども気を遣わずによそうことができる点は気遣いを感じました。あれだけの人数が一気に食堂に押し寄せてもキレイに人が流れていたのも印象的でした。
この日は揚げ物のほか、韓国料理が出ていました。天ぷら風の食べ物が唯一食べづらく、皆さん知ってかこの1品だけ不自然に残っていました。
お箸も鉄製、プラスチック製の2種類ご用意があり、フルーツもたくさんいただきました。
こちらはレッスンルームです。
以前訪問した際には移転直後のタイミング(約6年前)だったため、ピカピカでしたが、年季が入ったかわりに壁の装飾が先生もセンスや個性を感じさせる仕様になっていました。
歴史と思い出が刻まれています。革ジャンや野球グローブのように新しければいいという訳ではないと思わせるような空間でした。
タイミング良く、ネイティブ講師のレッスン風景を見ることができました。
こちらがマンツーマンルームです。横並びのタイプですが、机の幅が広いので勉強しやすいと思います。
マンツーマンルーム内には通気口もあるので、空気が滞留しません。
こちらがランドリーエリアです。洗濯かご(部屋番号が記載されたシールが貼ってあります)は、1人/2人部屋は1つ、3人/4人部屋は2つかごがございます。特に複数人部屋に滞在する場合、洗濯を出すかごが人数分ないため「洗濯ネットを持参する」と快適に過ごせます。CGに留学する際には洗濯ネットの持参をお忘れなく。
続いてお部屋の紹介です。実際に泊まったので滞在施設のみ辛口評価させていただきます。こちらは2人部屋です。ベッドの間隔が広い点はいいですが、ベッドとベッドの間に棚がおいてあると就寝グッズやスマホ、目覚ましを置けるのでここは要改善です。
エアコンはLG社製で旧式タイプでないのがグッドです。また、メーターが真横に付いているため、使用状況を視認できる点もいいと思います。
勉強机も人数分あります。また、収納に関しては充分過ぎるほどあります。机の上の棚が2段分あるため、このスペースにも物が置け便利でした。神経質な方は椅子の種類がバラバラなのが多少気になるかもしれません。
収納棚の中です。
ユニットタイプのトイレです。シャワーカーテン必須だと思います。シャワーカーテンまたは何かしらのパーティションを導入予定です。(※2023年11月頃までに1人/2人部屋のB棟を対応し、その後各棟も追ってシャワーカーテンを導入します。)
シャワーです。トイレとシャワーの間にお風呂用品を置ける棚があってとても便利です。
お風呂用品を置くスペースがない学校も多々あるのですが、シャンプーや洗顔、石鹸など毎回持って入るのは正直かなり手間です。その点、同校ではそれらをすべて置いておけます。
時間帯やタイミングによるとは思いますが、Wi-Fiに関しては、弱いと判断いたします。
複数の棟が立ち並ぶ同校では、Wi-Fiの管理もさぞや大変だと思いますが、このように一目で分かるように表をくれます。通常、自室のパスワードしか渡されませんが、ここでは、仮に自分が移動した先でもインターネットに繋ぐことができます。
学生寮の廊下です。途中、この廊下で女性の生徒とすれ違い、何者か分からない私に対し、若干警戒されておりましたが、事情を説明すると気さくに話しかけてくれました。また、担当者のCodyさんとも信頼関係が築けていそうな雰囲気を感じられたのも良かったです。
4人部屋です。
学習机も人数分あります。
さきほど説明した洗濯かご2つと収納力抜群のクローゼットです。
続いて2段ベッドタイプの4人部屋です。
多少の圧迫感を感じるかもしれません。せめてベッド下にスーツケースをおけるスペースがあればいいなというのが個人的な印象です。
最後に私が宿泊しておりましたC棟202のお部屋です。こちらは3人部屋を1人で使用させていただきました。上と重複する部分は割愛いたします。
3人部屋です。寝心地も良く、掛布団の厚さもちょうど良かったです。ベッドの上に物がおけるのが大変ありがたかったです。メガネやスマホ、目薬や飲み物などおいても問題ないスペースとなります。
お部屋の窓からの景色です。空きコマなどの休憩時間にバスケットをしている方も多くいらっしゃいました。また、放課後はこの辺りで談笑している生徒さんも多かったです。よく言えば賑やか、自室にこもって勉強する方にすればうるさく感じるかもしれません。
プールや建物の色、植物の感じがリゾート感があって個人的には好きな景色です。
ワガママかもしれませんが、もう少しカーテンの遮光性が欲しかったところです。
使い捨て以外のコンタクト利用者に朗報です。ちゃんと水が貯まるので、排水溝にコンタクトが流れてしまうリスクが極めて低いです。この真ん中の栓自体がないところも多いので、この点はありがたかったです。実際に水を張ってみましたが伝わりますでしょうか。
たまたまエアコンが故障しており、誤作動をおこしていたため、エアコンを使用することはできませんでした。視察する側としてはむしろラッキーな状況です。緊急時の学校の組織力、対応力を見れるいいチャンスです。学校スタッフさんに相談したところ、即時対応してくださいました。さすがのサポート力です。
前述のとおり、インターネットは弱めでしたが時間帯によっては、ウェブサイトの更新も出来たため、そこまでストレスは感じませんでした。しかしながらお客様にとっては、日本との比較になるため、弱いとお伝えしておきます。
こちらのC棟ではおそらく、玄関が広く、玄関わきにも大きな収納スペースがあるため、快適です。ただ、部屋内にコンセントがかなり少なかったため、複数人部屋の場合、延長プラグ等は必須になります。
また、建付け調整なのか私が泊まったドミトリー棟ではドアのきしむ音が気になったため、神経質な方には向かないかもしれません。あとニワトリの鳴き声もします。私は慣れていますが、やや懸念材料です。
トイレは清潔感がありました。訪問時にはゴミ箱がフタ付きのタイプではありませんでしたが、2023年10月上旬からフタ付きのゴミ箱を導入予定とのことです。
タオルハンガーがあるのもありがたかったです。意外とないところもあるので、この点はグッドです。
小型の冷蔵庫もあります。私のために5本も水をご用意くださっておりました。至れり尽くせりです。
お風呂から出た後、バスマットがあれば良かったです。床が滑るので、現地購入をオススメします。
放課後使用できるジムです。たまたまパーソナルトレーナーもいらっしゃいましたが、とてもいい人でした。
別の角度からもう一枚。
スペース、トレーニング器材共に充分過ぎるほどです。
女性も安心してご利用いただける雰囲気でした。
プールの奥にバスケットコートがあります。リングが置いてあるだけで使用されていない学校も多いですが、ここでは利用されている方が多いのが印象的でした。また、写真には写しませんでしたが、ちょうどプールで泳いでいるシニア学生の方もおりました。
同校は、利便性も抜群です。市内の中心地にあり、どこにでもアクセスできます。例えばセブで一番の繁華街ITパークまで車で10分圏内。徒歩5分圏内に、韓国レストラン・日本食レストラン・イタリアンレストランなどがあり、マッサージショップやスパ、ジムもあります。
週末には他国の友人とセブの有名観光地やキレイな海に旅行に出かけることもできます。
また、フィリピンでは珍しく、キャンパス間の転校も可能です。例えば3ヶ月の留学で、2ヶ月 Sparta Campus+1ヶ月 Banilad Campusという留学も可能です。