2023年9月 CG Academy Sparta Campus視察報告
CG Academy Sparta Campus(以下、同校)にコロナ再開後、私個人としては約6年ぶりに訪問させていただき、日本人スタッフのNanaさんにご案内いただきました。閑散期にも関わらず、150名ほどのキャパが満室とのことで、お部屋を見ることが出来ませんでした。建物拡張後の施設を見たかったのですが、外観だけ見てまいりました。また、スケジュールの関係で19時過ぎに到着するも笑顔でご対応いただけました。
同校は、セブでスパルタといえば、最初に名前が挙がる伝統校で、1日12時間の勉強時間設定のスパルタ式カリキュラムが特徴的です。コロナ禍でリノベーションをしていたため、むしろバニラッドキャンパスより建物が綺麗になっていたことに驚きました。
こちらがレッスンルームです。
レッスンルームはバニラッドキャンパス同様、先生の個性が色濃くでていました。ウォールアートのような施しがあり、癒されます。
別の角度からもう一枚。
インテリアも新しくなっていたので気分が上がります。年季の入ったそれとはまるで異なり、新設校のような雰囲気でした。
掲示物は昔のスタイルのままでした。伝統校の趣きを感じます。
卓球台も新しくなっていました。平日外出出来ないためこれはありがたいです。留学中の卓球はかなり盛り上がるので、仮に英語が苦手でもスポーツを通じて仲良くなるのを幾度となく見てきました。ここでも同様にすぐに仲良くなれそうです。
こちらがジムです。バニラッドキャンパスほどの充実度はありませんが、最低限の器材は揃っています。
卓球台、ジムの真向かいにあるトイレです。リノベーションされていてテンションが上がったので、キャンパスツアーをいったん止めてトイレを借りてしまいました。前回泊まった時にはかなり年季が入っていましたが、ここもグッと改善されました。
こちらが食堂です。すでに食事の時間が終わったタイミングで、片付けられる直前のタイミングでした。
別の角度からもう一枚。
食堂のインテリアや食事メニューはバニラッドキャンパスと同じです。韓国人オーナーのケータリング会社を利用しており、それぞれのキャンパス内ですでに用意しているメニューに沿って料理したものを提供しております。
食堂内にウォーターサーバーも2台設置されています。
校内の売店です。前回訪問時(6年前)にはここでピザの注文などできる点がメリットとして強調されていたのですが、Grab(グラブ)などのデリバリーがあるため、今は必要ないとお聞きし、時代の流れを感じました。郊外キャンパスのデメリットが緩和されたとも言い換えられます。
韓国メーカーのものが多かったですが、アイスも買えます。
こちらが講義棟のオリエンテーションルームです。左の仕切りを外すとさらに拡張されます。IELTSの試験対策センターになったため、第三者評価も受けているのがこのお部屋です。
机も椅子もクオリティが高いです。学習環境へのこだわりを感じました。
夜のプールサイドですが、ライトアップされていて日中とは違った印象です。
この時すでに時刻は20時を回っていましたが、ラウンジスペースに人の気配を感じません。さすがのスパルタ校です。まだこの時間も皆さん勉強されています。レッスン風景もいい意味でピリッとした空気で、周りからもいい刺激をもらえそうです。
こちらはプールサイドのラウンジスペースです。
同校は、マンツーマン授業もたくさん取れる、オーダーメイド型マンツーマンシステムを採用しております。そのため、例えば、スピーキングが苦手な方は、全4時間中2時間をスピーキングに当てることも可能です。
毎日エッセイ作成の時間があり、次の日先生からの細かいフィードバックをもらえるため、ライティング能力の向上にも向いている学校です。
さらには、平日7:00~17:00の間(昼休み時間を除く)、部屋、オフィス以外の全ての場所ではEnglish Only Policy(EOP:母国語禁止令)が徹底されており、万が一、EOPを破った場合は5ポイントの罰則ポイントが与えられます。発覚した時点で都度5ポイントの付与があります。
学校との打ち合わせの中で、このシステムの要となるEOPチェッカーの役割を生徒に担ってもらってはどうか?と提案いたしました。採用になれば、多くの学校で形骸化しているEOPシステムもきちんと運用されそうです。
前回訪問時には「学習環境に関しては文句なしだが、居住環境に関しては不満だらけ」とのご指摘が多かった同校ですが、リノベーション後は弱点もなくなったため、この稼働率の高さを維持できているのだと改めて感じました。