2023年9月 MK EDUCATION視察報告
MK EDUCATIONを私個人としては約4年ぶりに訪問させていただき、日本人現地スタッフの下村さんにご案内いただきました。下村さんはパンデミック中も日本に帰国することなくフィリピンに滞在し続けていたタフな経験をお持ちです。当時帰国できなかった在校生を全員送り出すまで学校に残り続けたというエピソードが強烈でした。
当日は16時頃到着し、打ち合わせ、体験レッスン、キャンパスツアー、夕食を体験し、帰国便のフライトまでの間お部屋で滞在させていただきました。しかも大雨の中、ご厚意でイロイロ空港まで送ってくださいました。まずは体験レッスンの報告からいたします。
長文読解文を音読し、分からない単語や熟語を解説してもらいながら、設問に答えるといった内容でした。15年前の手術の際に医療器具を体内に忘れられたまま再度手術の必要性について納得いかない女性患者と医療ミスを認めたくない医者のやり取りを描いたものでした。
私の英語アクセントから留学先をピタリと当てられました。自分では全く意識してませんでしたが、カナダアクセントらしいです。つまり、この先生は国ごとのアクセントの違いまで聞いて当てられるレベルだということです。フリースタイルではなく、教材に沿ってしっかりと学べる印象を受けました。時間の配分も上手で、分からないという意思表示をする前に察してくれるので、初心者の方もご満足いただけると思います。
コロナ過前は看護師も常駐していましたが、現在(2023年9月時点)は利用できず再開も未定だそうです。ただし、体調不良等で病院に行く場合は、日本人スタッフが同行いたしますのでご安心ください。
こちらがレッスンルームです。対面式で、相手の表情や目を見て授業を展開できるため、先生も生徒の理解度を読み取りやすいのだと思います。また、机も珍しい形(T字型)のため、物が邪魔にならずに快適でした。例えば飲み物を横に置いておけば教科書が濡れてしまう心配もありません。
レッスンルームの天井が高めで圧迫感を感じませんでした。「オンリーワンのカリキュラム設定」も同校の魅力で、極端な話しですが、すべてスピーキングの授業を選択することも可能です。
特にワーホリ・インターンシップ等を含むビジネス英語に定評があり、英語を学びながら現地企業での実務研修が経験できるインターンシップコースまであります。(職種例:イロイロ州政府庁舎、インターナショナルスクール、カフェ等。)
レッスンルームの廊下です。通路が広々としているため人数が増えても誰かとぶつかる心配もありません。
グループレッスンルームもかなり広々しています。
続いて滞在施設です。3人部屋です。ベッド間の間隔も広く、お部屋全体も広めでした。
部屋の全体はこんな感じです。
学習机も人数分あります。冷蔵庫もシンデレラフィットしています。
洗面所です。やや使用感を感じましたが、快適に利用できました。
こちらがトイレです。トイレットペーパーは流せません。
シャワールームです。シャワーの水圧も問題ありませんでした。温度調節も出来ますが温かくなるまでやや時間がかかりました。
シャワーグッズを置ける棚があるのがかなりありがたかったです。複数人部屋の場合特に、毎回シャワーグッズを持っていくのは手間だと思います。かなりのスペースがあるため、快適にシャワーを浴びれます。
シャワーの右手にはすりガラスがあるため、ユニットタイプにも関わらず、水がトイレ側に飛び跳ねるのを軽減できます。全閉タイプではありませんが、これがあることで水回りを清潔に保つことができます。
こちらは2人部屋です。
サポート力の高い同校では、ウェルカムセットとしてここまでしてくれます。水、トイレットペーパーはもちろんのこと、石鹸や歯ブラシ(歯磨き粉付き)、ウェットティッシュとこれまで体験した中で最もありがたいセットでした。
学習机も人数分あります。収納棚も充分なスペースがありました。
エアコンは旧式タイプでしたが、サムスン製のため性能は申し分ありませんでした。
冷蔵庫も完備です。
洗面所とトイレです。
シャワールームです。
別途有料(8kgまで150ペソ※2023年9月時点)となりますが、校内にクリーニング屋さんが入っています。
こちらは多目的ホールです。
校内カフェ兼売店です。なかなかお洒落です。
このカフェで自習をすることも可能です。
カフェにも関わらず、パーティション付の席があります。自習することまで見据えて設計されているのを感じました。
こちらは食堂です。とても雰囲気が良く、カジュアルなカフェのような雰囲気でした。
インテリアもセンスを感じました。
食器もお箸もは鉄製のものでした。久しぶりにこの韓国スタイルの食器を見たためかえって新鮮でした。
韓国料理がメインでしたが、辛過ぎず日本人の口にも合うようにアレンジされていると感じました。基本ビュッフェスタイルですが、メインディッシュだけキッチンスタッフさんが配膳するシステムです。この日は一番右がメインディッシュだったのですが、トッポギ好きな自分としては「もっとトッポギ入れて欲しい」と伝えたところ、笑顔でよそってくれました。
当日いただいたお食事がこちらです。スープも優しい味付けでワカメの味噌汁風でした。揚げ物も食べやすく美味しかったです。(※もちろん日本クオリティの揚げ物ではありません。)フルーツの鮮度も他都市に比べて高く、みずみずしいフルーツが出たことに驚きました。
校庭にあるカフェスペースです。訪問時には営業時間外でした。
広めのバスケットコートもあります。
屋外にあるジムです。訪問時にも申し上げましたが、年季が入っております。
ジムの奥が喫煙所になっています。
つい先日まで120名ほどの生徒がいらっしゃったそうですが、閑散期ということもあって、訪問時には21名(うち日本人が6名)在籍しておりました。コロナ禍以降の傾向として25歳~35歳の社会人留学生が増えたそうです。どちらかというと大学生以下の団体のイメージが強かった同校ですが、個人の社会人の方もご満足いただける環境です。
約2,000坪の広大な敷地(約25mプールが20個入る広さ)で、フィリピンで住みたい都市No,1にも選ばれたことのあるイロイロシティのWestwoodsというエリアにある語学学校です。高級ビレッジ内に学校があるため、ゲートをくぐらなければ立ち入ることができません。
安全面でもトップクラスの印象です。「受入曜日・時間」を生徒側の都合に合わせてフレキシブルに入学できる点も魅力です。レッスン開始曜日(入寮日も)は月~金の何曜日でも問題ありません。
イロイロ市は約40もの大学が集まるフィリピン有数の教育都市で優秀な人材が豊富です。講師の質も高く、親子留学、大学生留学、企業研修など幅広い方が留学しており、どの層の方でも高い満足度を誇る学校の一つです。