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WE Academy視察報告



フィリピンのイロイロに立地する語学学校WE Academyを訪問させていただきました。今回のフィリピン出張では1校目の訪問となり、16日夕方のイロイロ空港到着時には、校長であるホガンさんと日本人マネージャーの金子さんにお出迎えいただき、お食事までご馳走になりました。


学校見学は翌17日でしたので、学生寮に一泊させていただきましたが、ウェルカムキットに加え、学校見学後のシティツアー等のスケジュールを書面でご用意いただけるなど、ホスピタリティに富んだ対応をしていただきました。


今回ご用意いただいたお部屋は702号室で、建物の裏側に面する1人部屋でしたが、同校は1~3人部屋の全室が同一サイズであるため、とても広々とした空間で、お部屋には冷蔵庫、デスク(鍵無し)、扇風機、キッチン(火気使用不可)、クローゼット、エアコン、ベッド(枕&毛布付き)が完備しています。


南国フィリピンということもあり、虫が入ってこないよう、窓には網戸も取り付けられています。もし鍵付きデスクの使用を希望される場合は、無料でデスク変更にもご対応いただけます。


同じく7階には2つのファミリールームがあり、2LDKのお部屋を家族でシェアするようになります。ファミリールームは大変広々としているだけでなく、価格も抑えられるので、余裕を持ってお手続きをしない限り、空きがあることは少なくなっています。


今回、学生寮滞在させていただいた感想として、シャワーの水圧が弱いこととカーテンの遮光性が低いこと、加えて入口ドアの隙間から差し込む廊下の光が少し気になりましたが、後者2つに関しては、目覚まし代わりになるため、ポジティブに捉えても良いかと思います。


お部屋は天井が高く広々としており清潔で、シャワーの温度調整やエアコンの効き、インターネット(Wi-Fi)環境も申し分なく、総合評価としては大変満足のいくものでした。


お部屋掃除は毎週火曜日と金曜日に行われますが、ランドリーサービスは月水木にご対応いただくことができ、洗濯・乾燥・たたみまで3時間ほどで完了いたします。


各フロアで男女の寮が分けられていることに加え、男女ともに異性のフロアには侵入が禁じられているため、安心して留学生活を送っていただけます。


ウォーターサーバーは建物の1階と8階に完備していますが、22時以降はエレベーターが使用できなくなるため、タンブラーや水筒などをご用意いただく必要があります。ただし、入学時に全校生徒にタンブラーを配っているので、学生自身で用意する必要はありません。クラスルームがある地下一階にもウォーターサーバーの設置がございます。


毎週火曜日と木曜日の18時からはアクティビティとしてZUMBAが行われていますが、外部からZUMBA講師を招聘するほどの拘りようです。


WE Academyの位置するイロイロには、マニラやセブから国内線に乗り継いで向かう必要がありますが、裏を返せば“まじめに勉強したい”という学生が集まってきやすい環境でもあり、実際、同校に在籍する学生さんも真面目に英語学習に取り組む方が多いだけでなく、大学生などであっても、自分で貯金したお金で留学しているという学生も珍しくありません。


他校も同様に土日祝日は学校がお休みになりますが、真面目な学生が集まるWE Academyでは週末でも実に2/3程度の学生が次週に励んでいます。


現在の学生受入人数は最大120人ですが、来年には新キャンパスの開校も予定しており、将来的には300名規模の学校へと変貌を遂げる予定でもあります。


ホガン校長はアジア市場を中心とした各国でマーケティング活動を積極的に行い、モンゴルやミャンマー、カンボジアなどの留学代理店とも契約を結び、さまざまな国からの学生集客に力を入れています。


学校は治安の良いイロイロの旧市街地に位置していますが、周辺は住宅地として整備され、行き止まりなども多くあり、不審車などがいると警察に止められることも少なくないため、安心して留学生活を送ることができます。


学校から歩いて5分ほどの場所には中規模ショッピングモールやスーパーマーケットがあるため、現地生活に不自由することはありませんが、きれいに整備された新市街地にも車にて10分ほどでアクセスすることができ、空港からも30分ほどの大変便利な立地です。


これまで、学校の地下に位置するクラスルームエリアではWi-Fi接続ができませんでしたが、学生からの要望を受け、現在はインターネット接続が可能になっています。


コロナによる国境制限後、学校が再開してから大きな変更はありませんが、2週間に一回の頻度で任意参加のIELTS模擬試験を新設し、IELTSスコア6.5以上獲得で本試験代金の50%を学校が負担、7.0以上を獲得した場合、本試験代金は学校が全額負担するシステムを導入しました。


教育都市として広く知られているイロイロには数多くの教育機関が林立していますが、WE Academyから車で3分ほどの場所にある名門大学「ウェストビザヤ大学」からも多くの講師を受け入れています。他にも旧市街地には数多くの大学が位置しているため、他都市に比べ優秀な講師陣の採用がしやすいということもイロイロの特徴に挙げられます。


他校で講師就労実績がある場合でも、WE Academyに加入してすぐはESLクラスを担当しますが、同講師陣はレッスン提供場所も独立させ、徹底的に講師トレーニングが行われます。ネイティブ講師も1名在籍しているため、発音を含め講師トレーニングを行うことができます。


学校8階には屋内プールもありますが、大半の学生が格安(50ペソ)で利用が可能な外部のウォーターワールドなどに足を延ばしています。また、校内一階には売店もありますが、閑散期は学生が少なくなるため、訪問時には臨時休業となっていました。


学校訪問後は日本人マネージャーの金子さんにイロイロ市街地のシティツアーまで開催していただき、観光地や病院、飲食店街をはじめとした商業エリアなど、たっぷり時間をかけてご案内いただきましたので、学校だけでなく、イロイロに関する多くの知識を得ることができました。


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