E-Room Language Center視察報告
微笑みの町バコロドに立地する語学学校「E-ROOM Language Center」を訪問し、韓国人校長のジンさんとバコロド在住歴7年の日本人スタッフ濱田さんにご対応いただきました。
バコロドまではその前に訪問していた都市であるイロイロからフェリーでの移動となりましたが、19時過ぎの遅い到着にも関わらず、日本人学生スタッフさんにフェリーターミナルまでお出迎えいただきました。
学校到着後は夕食をいただき、学生寮滞在後の翌朝に学校をご案内いただく予定でしたが、校長のジンさんよりお声がけいただき、学校の目の前にあるレストランで留学に関する有意義なお話しをさせていただきました。
ジンさんは元々、E-ROOM Language Centerの卒業生で、学生目線で学校のことを見ることができるだけでなく、多くの学校長が学校外に住まいする中、ジン校長は学校の4階に居住し、何かあればいつでも対応できるように心がけているホスピタリティ精神をお持ちの方です。
2019年に新築したキャンパスにも強いこだわりを持ち、設計段階から携わっているため、ジン校長のこだわりが詰まった学校となっています。「E-ROOM」には韓国語でSuccess(成功)という意味がありますが、ジン校長は同校での留学から校長まで上り詰めた方なので、まさにE-ROOMという言葉が当てはまります。
翌日9時からの学校視察時には日本人スタッフの濱田さんにも同席いただき、学校の詳細案内だけでなく、バコロドのシティツアーまで行っていただきました。
まず学校の入り口を入ってすぐの所に、学生が自由に使えるロビーがありますが、そちらでWi-Fi接続が可能となっています。19時までエアコンが作動しているため、他学生との会話や自習など自由にお使いいただけます。
別途自習室も完備しており、24時間の利用が可能ですが、エアコンは7時~24時までとなっています。
2022年に完成したプールは7時~21時まで利用できますが、プールサイドでお食事ができるだけでなく、自習やレッスン受講も可能です。
プール脇の学校ビル1階には、マッサージショップが入居し、プールビューとなっていますが、マジックミラーであるため、外からは見えないよう配慮されています。
マッサージは格安の料金設定ですが、E-ROOM在校生は10%割引となり、地元のフィリピン人なども利用することが可能です。
1階はマンツーマンクラス(100室)とグループクラスルームに加え、オフィス、ダイニング、売店、クリニック(午前のみナース勤務)、共有トイレがありますが、オフィスはオープンな作りとなっているため、学生は気軽に質問等をご相談いただけます。
ダイニングの各テーブルにはリペイントを施しています。
現在のレギュラー講師数は70名ですが、ピークシーズンには100名まで増やし、レッスン提供を行います。在校生は月~木曜日に無料のナイトクラス受講も可能です。
学生寮は2階(女性)と3階(男性)ですが、各フロアーにウォーターサーバーを設置しているだけでなく、3階には卓球部屋も完備しています。
同校では1~3人部屋までご用意がありますが、全室同サイズで大変広い作りとなっており、各部屋に冷蔵庫も完備しています。
コンセントも多く設置がございますが、各部屋にブレーカーも付いているため、電気代を抑えるために使用しない箇所のみブレーカーを落とすことも可能です。
クローゼットも広く、多くの洋服を収納することができますが、以前に留学していた学生がハンガーを置いて行った場合、そのままハンガーをお使いいただくことが可能です。
バスルームはトイレとシャワーが一緒になっているユニットバス形式ですが、シャワールームにはガラス扉が設置されているため、トイレ側にシャワーがはねてしまう心配がなく、熱いお湯もしっかり出ます。トイレにはティッシュペーパーを流すことも可能です。
建物4階(屋上)はオーナー兼校長であるジンさんのお部屋に加え、各国のマネージャー陣が住まいしていますが、屋上を開放しているので、澄んだ空気の中、夜間には星空を眺めることができます。
学校から歩いてすぐの所にはレストランとウィークエンドマーケット(一部平日もオープン)がありますが、ウィークエンドマーケット内にて販売されている果物はショッピングモールなどと比べ50%程度お安くなっています。
他にも徒歩5~10分ほどの場所のシティモールやマクドナルド、ガイサノモールなどがある大変便利な環境ですが、バコロドの市街地は碁盤の目のように整備されているため、どこに行くにも簡単にアクセスすることができます。
ダウンタウンはタクシーで数分の距離ですが、治安の良いバコロドということもあり、他都市では利用することをお勧めできないジプニー(乗り合いバス)にも何ら問題なくご乗車いただけます。最近はエアコンが効いたバス型のジプニー(乗り合いバス)にシフトし始めています。
学校訪問後はシティツアーを行っていただきましたが、今週末に開催されるフィリピンを代表するお祭り「マスカラフェスティバル」の準備が急ピッチで進められていました。
セブなどと比べると知名度が低いバコロドですが、フィリピンで5番目の都市規模を誇り、市街地には歴史的建造物である教会や多くのショッピングモール(SM Mallはフィリピン最大規模)
空港に向かう途中にはバコロドを代表する観光地「THE RUINS」もあり、他都市へも簡単にアクセスできるため、メリハリを付けた留学生活を送ることが可能です。