APIBECI Sparta Campus視察報告
APIBECI Sparta Campusを訪問し、韓国人マネージャーのAppleさんにご対応いただきました。
同校はAPIBECIがバギオに3キャンパス有する語学学校のスパルタキャンパスですが、スパルタ式の大変厳しいルールの中で留学生活を送っていただく必要があるため、まじめに勉強したいという学生が多く集まる環境です。
キャンパス内にて平日の母国語禁止ルールが採用されており、違反した場合はペナルティが課せられます。遅刻やホームワーク未提出の場合でも違反となりますが、学生は入学時に付与される100ポイントから減点方式でペナルティが課せられ、ポイントが半分（50ポイント）になってしまった場合、デポジットの返金が一部不可となる事実上の罰金システムとなっています。
外出時にはIDカードをセキュリティガードに預け、入退時間を記入し厳しく管理されるため、週末の外出後、門限を過ぎて戻ってきた場合もペナルティ対象となります。
コースは「TOEIC」「IELTS」「24ESL」の3種類ございますが、スパルタ校ということもあり、どちらのコースをお選びいただいても平日開催のナイトクラス（4名の講師が在籍）の参加とモックテストの受講は義務付けられていますので、毎日8時～21時まで学習をしていただくようになります。チェンジングコースフォームをご提出いただければコース変更も可能で、各コース別にコーディネーターも在籍しています。
担当講師からは週に1回の頻度で個別リポートが発行されるので、個々の学習進捗を週単位で把握できますが、QRを読み込むことでAPIBECIが独自に開発したEDUCARE SYSTEMにログインでき、学生は個々の詳細をいつでもご確認いただけるだけでなく、アテンダンスに関しては1時間毎に更新されています。
部屋タイプは3+1人部屋（講師同部屋）と4人部屋の2種類と大変シンプルです。3+1人部屋は3人の異なる国籍の学生に加え、1人の講師と同部屋滞在となりますが、平日は21時より同部屋講師と学生の4名で、5分～30分間のアクティビティが行われます。4人部屋（講師無し）をお選びいただいた場合でも異なる国籍の学生と同部屋滞在が可能なので、留学期間中、常に英語環境に身を置きたいという方に適した環境です。
SPテストマテリアルとして、20週間分のグラマー教材がテストセンターに置かれていますが、同マテリアルをもとにESLコース受講学生は、毎週SPテストを受ける必要があります。SPテストはAPIBECI最大の特徴とも言えるもので、学生がテストで話している姿をビデオ撮影するだけでなく、発した言葉を一言一句違わず専門のスタッフさんが文字としてPCに落とし込みます。
テスト結果はエディターがしっかり編集し、EDUCARE SYSTEM内で確認できるだけでなく、文法や発音の誤りには色が付けられ、正確な表現などと合わせて、字幕付きの動画でご確認いただけます。もちろんEDUCARE SYSTEMでは過去のSPテスト動画を確認も確認でき、親御様などにご共有いただくことも可能です。
ダイニングエリアには大型モニターが完備し、そちらで学生は個々のスケジュールを確認することもでき、EDUCARE SYSTEM同様、こちらも1時間毎にアテンダンスが更新されます。
キャンパス内掲示板に食事メニューがございますが、カフェキャンパスと同一メニューでビュッフェ形式での提供となります。
キッチンには韓国人女性シェフもおり、美味しい食事の提供に定評があります。
またダイニングには常時温かい韓国茶が置かれているだけでなく、コップも常に除菌されている状態なので安心してご利用いただけます。ダイニング脇にある売店ではカップ麺や日用品などの購入が可能ですが、ヌードルマシンも完備しています。
学校主催のアクティビティに関して、一部のものが他キャンパスと合同開催となるため、異文化交流やお友達作りにも評判で、アクティビティ開催時にはマネージャー1名が同行いたします。
クラスルームは1階に31教室、3階に18教室、グループクラスは2階に6教室あり、1クラス最大6名でのレッスン提供となります。
学生寮は2階と3階に12部屋ずつありますが、全室同一サイズで、ベッド毎にソケットが完備、その他、金庫や本棚、収納、冷蔵庫、シューズボックス、ドライヤーが完備しています。
一般的に手洗い場はバスルーム内にありますが、同校ではバスルームの外に設置しているため、朝の混雑時などでも別々にお使いいただけます。また、お部屋の鍵は電子キーとなっているため、鍵を無くす心配もありません。
フロア毎にクリーニングサービスの提供曜日が異なり、2階が月・水、3階は火・金となっていますが、清掃時には必ず清掃部屋に滞在する学生一名が立ち会う必要があります。
ジムに関しては、6時～23時までご利用いただけますが、現在は姉妹校のB’Cebu（セブ）にてマネージャーを務めるベテランスタッフの田島さんが限られた予算の中で見つけた、最低限を押さえている機材が設置されています。
