IMS Academy視察報告
韓国の教育グループが運営するセブの語学学校「IMS Academy」を訪問し、韓国人オーナーKyraさんと校長先生のKyleさん、加えて日本人学生スタッフのヒナタさんにご対応いただきました。
同校の受け入れキャパは150名ですが、閑散期ということもあり、現在の在校生数は80名となっています。韓国人学生に次いで中国人学生が多くなっていますが、ロシア人学生も10名在籍し、その他にも台湾、ベトナム、モンゴル、日本人学生が在籍する多国籍環境です。日本人学生は現在1名のみで、今年夏のピークシーズンも5-10人程度と少なかったため、日本人比率を抑えて且つ多国籍環境に身を置きたいという方に適しています。
日本以外にも、ベトナム・中国・韓国・モンゴルの学生スタッフが常勤しており、インターン期間が終わる前に基本的に次の方に引き継がれるため、常に各国スタッフさんが在籍している環境になっています。多国籍環境が実現している理由の一つとして、各国のマーケター在籍が挙げられますが、セブトップクラスの利便性も多国籍学生の集客に繋がっています。
日本人学生スタッフのヒナタさん（女性）は、今年高校を卒業したばかりの18歳という若さにも関わらず大変しっかりしており、海外の大学進学を目指してセブに位置する他校での留学経験も有しているため、どのように英語学習を進めればよいかなど、相談に乗っていただくことも可能です。
同校には7歳から入学することが可能ですが、ジュニアとシニアのレッスンはしっかり分けられているだけでなく、キッズ向けのプレイルームまでご用意があります。一般学生向けのグループクラスは2-3名（繁忙期は6名ほど）で行われますが、ジュニアに関しては最大6名でのレッスン提供となります。
マンツーマンクラスは他校と比べ広めの作りで、一般学生向けのグループクラスは8部屋のご用意があり、ネイティブ講師（アメリカ人・イギリス人）のレッスン受講希望者は申請の上、お受けいただくことが可能となります。
学生はアドミンオフィスで留学生活関連の申請手続きを行いますが、PCが完備しているため、同PCを使用して各種申請手続きを行い、こちらで教材もご購入いただきます。アカデミックオフィスは5階にあり、こちらでは講師変更（毎週金曜日）申請などが可能です。
ビル型の学校で、2階がファミリー、3階が女性、4階が男性向けの寮となっており、クラスルームは5階となります。
学校の建物内には至る所にCCTVの設置があり、異性が滞在するフロアへのアクセスは固く禁じられています。
寮内にはファンとエアコンが完備し、冷たい風を循環していただけるよう配慮がなされています。
今後は各部屋にドライヤーの設置も予定しています。
なお、各部屋内にWi-Fiアンテナの設置がございますが、インターネット接続はあまり快適でないため、自習室などの利用を推奨しています。通学で通う学生の受け入れも行っています。
屋上にはダイニングがございますが、扇風機と屋根が設置されているため、南国セブにいるにもかかわらず、そこまで暑さは感じません。また、ダイニングは22時まで空いているため、自習室としてお使いいただくことも可能です。
ランドリーサービスはダイニングエリアがある屋上にて提供していますが、男性は月水金、女性は火木土の朝食もしくは昼食時にお出しいただくようになります。ルームクリーニングサービスに関しては、週に2回の提供となります。
別途自習室も完備しており、24時間利用が可能でWi-Fiも強いため、空きコマや放課後、週末などに多くの学生が集まってきます。
お食事はビュッフェ形式で、自前のキッチンシェフによる食事提供となります。毎週木曜日はトラディッショナルフードデイとなっており、週替わりでさまざまな国の料理が提供されるだけでなく、月曜日の夕食にはフルーツの提供もございます。
5階のクラスルームフロアは母国語禁止ルールがあり、大半の学生がしっかりルールを守って留学生活を送っています（違反時のペナルティはございません）。
また、講師はレッスンにスマートフォンの持ち込みが禁止されていますので、授業前に必ずロッカーに入れていただくようになります。
講師陣は毎週木曜日にテストを受講する必要がありますが、同テストで80点を下回った場合は再テストとなり、再テストをパスした後にはアカデミックチームが講師トレーニングを実施し、学生のメンタルケアも行い、講師のモチベーション向上に繋げています。
IMS Academyは20年の学校運営実績を誇る語学学校で、生徒の意見を尊重し、学生からの意見に「No」と言わないシステムがあるため、安心して留学生活を送っていただけます。
学校内にはプールもあり、学生は自由にお使いいただけますが、毎日少しずつ水の入れ替えを行い、月に一回は全ての水を入れ替えるようにしています。学校の建物に関しては、近いうちにリペイントをすることでお話しが進められています。
最後に、同校は23時が門限となっていまして、門限を過ぎてもペナルティはありませんが、学校の入り口に加え、学校が立地するエリアの住民が利用する門も23時で閉鎖されるため、23時以降は翌朝に学校が開くまで学校の敷地にお戻りいただくことは一切できません。
