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B’Cebu視察報告



フィリピンの教育都市バギオで2003年に開校した語学学校「BECI」が運営するセブの語学学校【B’Cebu】を訪問し、日本人スタッフの田島さんと栗原さん、加えてオーナーのボバンさんにスクールツアーを行っていただきました。


B’Cebuはマクタンニュータウンから歩いて5分程の場所に立地する語学学校ですが、2020年に建てられたコンドミニアムは元々Best Innが使用してきました。その後、2023年にB’Cebuが買収し、リノベーションを行った上で同年7月17日に新規開校いたしました。Best Innで長期契約していた方が現在も何人か住まいしておりますが、現在の契約が終了次第、B’Cebu関係者以外は敷地に入ることはできなくなります。


マクタンニュータウン側のB棟や1階のテナントエリアは現在もリノベーションが行われていますが、B棟の工事が終わり次第、学生受け入れ人数はセブ最大の650人まで拡大いたします。また、1階には講師陣やスタッフさんの子ども向け託児所の新設、テナント誘致(既にカフェ・売店(お酒の販売あり)・ダイビングショップ、ランドリーが入居)に加え、マンツーマンクラス増設、夜間限定のプールサイドバー新設、加えてA棟とB棟間のピロティーへのダイニング移設等、急ピッチで工事が進められています。現在フィルター交換工事を行っているため、朝3時~5時までは断水となっています。


既にプールはご使用いただける状態で、プールサイドにはトイレとジムもあり、23時までお使いいただけます。


2階のA棟とB棟間は駐車場となっていますが、A棟側は学校のメインスペースで、アカデミックオフィスに加え、マンツーマンルーム、グループクラス、ダイニング、インフォーメーションデスク、ライブラリー、オリエンテーションルームなどがありますので、一つひとつ以下に詳細説明をさせていただきます。


マンツーマンルーム:各部屋に換気扇が完備し、クラス前の廊下にはエアコンが完備しているため、涼しい空気が循環されています。また、イスと電気の色を統一し、おしゃれな作りとなっています。


グループクラス:1クラス最大6人までのレッスン提供となりますが、クラス内にホワイトボードはありません。廊下に面するガラスは目線の高さが磨りガラス(目隠し)となっており、そちらをホワイトボード代わりにお使いいただけます。モニターも使ってレッスンを行います。


ダイニング:外部のケータリング会社がキッチンに入り、ビュッフェ形式の食事提供となっており、2種類のジュース提供もございますが、在校生数によって品数が変わります。来月11月にケータリング会社が変更予定です。また、食事以外の時間はラウンジとして開放されています。


インフォーメーションデスク:フィリピンスタッフが常駐し、アカデミックに関する内容に加え、お部屋に関するご質問をしていただけます。全生徒がフェアになるよう、こちらには敢えて各国スタッフさんを配置せず、「English First」を推奨しています。


ライブラリー:学生は自由に使うことができます。各コース・各レベルのテキストがあり、閲覧ことも可能ですが書き込み等は不可となっています。


アカデミックオフィス:インフォーメーションデスクで伝えたいことが上手く伝わらなかった場合などに、アカデミックオフィスにて各国マネージャーにご相談いただくようになります。


オリエンテーションルーム:こちらは広い作りとなっているため、オリエンテーションだけでなく、テストや卒業式、講師トレーニングに使われています。誰も使用していない場合は自習室としてお使いいただけます。


掲示板:アクティビティやクラススケジュール、オプションクラスについて記載がございます。オプションクラスは朝と晩に一日最大2コマ受講できますが、開催場所が決まっていないため、ダイニング等で行われるケースが目立ちます。


駐車場横:卓球台と喫煙所が設けられています。


また、廊下がおしゃれに仕上がっており、B’Cebuの大元となるバギオのAPI BECI(3キャンパス)と合わせて学校の写真が掲示され、バギオからB’Cebuに来ている講師もいるため、写真を見ながら講師・生徒間でお話しが盛り上がります。また、セブの観光地も地図と写真に加え、紹介文があるため、アクティビティ計画などに役立ちます。


B‘Cebuでは週に一回の頻度でアクティビティを行っていますが、基本的に4つのアクティビティを順に開催しています。アクティビティには一部の講師も参加するため、アウトプット環境に適しています。一部のアクティビティは学生の意見を汲んで作成しています。


学生寮は現時点でA棟のみのご提供となっていますが、シービューとグランドビューの2種類ございます。各部屋にインバータエアコン、金庫、デスクライト、人数分のソケット(ベッドの枕元にもあり)、冷蔵庫、ハンガー(一人3つ)、ドライヤー、水回り収納がございます。デスクの高さにもこだわりがあり、学生が使いやすい高さを測り、オーダーメイドで作成しています。また、バスルームのシャワーには扉がついているだけでなく、シャワーの水圧も比較的強くなっています。お部屋にはブレーカーもついているので、必要のないところだけブレーカーを落とし、電気代の節約に繋げることも可能です。


B‘Cebuには1人部屋、2人部屋(リビング付き)、2人部屋(リビングなし)、女性限定の2+1人部屋(講師同部屋)、3人部屋、4人部屋(ジュニアのみ)の提供がありますが、2人部屋(リビング付き)に関しては、現在ファミリー向け限定のご案内となっております。2部屋ともにエアコンが設置されていますが、両方使ってしまうとエアコン代が少し高くなってしまいます。部屋のファシリティはどちらのタイプをお選びいただいても違いはありませんが、リビングなしの1・2・3人部屋は同サイズとなっています。1人部屋は広いので、ヨガなどを行うこともできます。


学生寮はフロア別に男女分けを行っていませんが、異性のお部屋への立ち入りは禁止されています。


Wi-Fiアンテナは学生寮部屋前の廊下に4部屋に1つの間隔で設置がございますが、寮の扉が分厚く、ドアの中には鉄板が入っているため、防音扉としては最適ですが、インターネットの接続を遮断してしまう傾向にあります(インターネットが使えない訳ではありません)。


快適なインターネット接続を希望する場合、21時まで開いている1階のカフェ利用を推奨しています(ポイントカードもあり)。なお、現在改修工事中のB棟で寮提供が始まりましたら、各部屋にWi-Fiアンテナを設置予定です。


寮の各階には3カ所(各エレベーター近く)にウォーターサーバーの設置もございます。


ゴミ回収は月水金の週3回で、各自廊下に出していただければ、清掃員に回収していただけます。現在工事が行われているB棟に関しては、ベッドフレームの変更を予定しており、ベッド自体もA棟に比べ10センチほど大きくなり、枕元に加え棚にもライトを設置予定です。


門限は23時となっていますが、翌日がお休みの場合、門限を設けておりません。ゲートは2カ所あり、メインゲートは生徒が使用しますが、外出時には学生IDを預ける必要があります。



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