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オーストラリア留学セミナー in 東京(2023年12月)に参加して参りました


12月1日(金)にオーストラリア大使館主催のオーストラリア留学セミナーに参加してまいりました。

初めてのセミナーでとても緊張していたため、受付時間よりも早く大使館に到着してしまいましたが、強面の警備員さんが早めに入館させてくださったため、一番乗りで席は選び放題でした。
大使館の職員さんおすすめの一番スライドが見やすいお席を確保しました。


今回のセミナーでは主に
1. オーストラリアの教育
2. オーストラリア留学の魅力
3. 主な留学先となる州、都市の情報
4. 観光及びワーキングホリデーについて
という内容でした。


オーストラリアは各国から多くの留学生の受け入れを行っています。
とても興味深い考え方だと思ったことは、その理由の一部として挙げられていた、オーストラリア現地学生への影響です。
留学生が言語習得、新たな環境の中での成長、人と人とのつながりの重要性を見出すことはもちろん、オーストラリア人の学生も大学などの教育機関で留学生との交流を通じて多様性や新しい考え方の発見、スキル獲得の可能性もあるため、教育にメリットがあるとのことでした。


こちらのグラフは今年の上半期の日本人留学生の男女比と留学先の学校種別の割合です。

ピンク色のグラフから女性比率が男性に比べて圧倒的に多い約2倍となっています。女性でも安心して渡航できる環境ということです。
また、紫色のグラフから、日本人留学生のほとんどが高校や大学、職業訓練等を始める前に語学学校に通う場合が多いということがうかがえます。


日本人留学生の専攻分野の分布です。

1位:経済や商業などのビジネス系(圧倒的に多いです)
2位:社会学や文化
3位:情報技術


オーストラリアでは「留学生受け入れと保護のための法律・制度」の整備が行われており、政府としてさまざまな政策を定めることで、留学生が安心して滞在できる環境づくりに努めています。

いくつかの政策をご紹介いたします。


留学生のための教育サービス法(ESOS法)

留学生を受け入れている、オーストラリアの教育機関に対し、教育の質と経営面に関する管理基準を設け、質の高い教育と留学生の保護を保証する法律です。

ESOS法を定めることによって変わること
1. 留学生の保護: 学費の保護や学生の福利
2. オーストラリアの質の高い教育の維持・強化


学費保護サービス:Tuition Protection Service(TPS)

2012年に導入した制度です。教育機関が規定に基づいた提供ができない場合、他のコースを探す支援を行サービスで学生が満足できる代わりのコースがない場合、必要に応じて未受講分の学費を返金します。
こちらのサービスは学校側が入学費を納めることで利用できるものであるため、加入している学校のみで適用されます。

詳細:www.tps.gov.au


ニクソン・レビュー

オーストラリア内務省主導でニクソンさんという方がビザ制度について調査しました。

こちらの調査では
1. 質の高いクラスの提供
2. 悪質エージェントの摘発(留学生の就労率やビザ却下率の調査から)
3. ESOSやCRICOSを強化し、留学生受け入れの厳格化
等を問題とし、見直しに向けて現在最終報告を制作中だそうです。


Destination Australia Programを設け、奨学金制度も充実しています。


先ほどまでの少し小難しいお話はここまでとしまして、ここからはオーストラリアの魅力をご紹介いたします!

1. 教育の質
2. 実用的な学習や仕事経験に集中できる環境
3. 治安のいい安全な環境
4. 多種多様な人々
5. 周りからうらやましがられるようなライフスタイル
6. 日本から近い(直行便がある)
7. 時差が少ない


オーストラリアの各都市は世界スチューデントベストシティに選ばれています。

4位:メルボルン
7位:シドニー
22位:ブリスベン
26位:アデレード
30位:キャンベラ
34位:パース
87位:ゴールドコースト


オーストラリアで使えるWEBサイト&ツール
・Study Australia Agent Hub – now on EDI
・Study Australia Marketing Toolkit
・Study Australia website(コースや機関、奨学金について検索ができます。)
・Career Matcher tool(職業適性の診断ができます)
・Speaking English Practice Test(英語力を定期的に測ることができます)
・Cost of Living Calculator(住むのにかかる費用を計算できます)
・Study Australia Masterclass Library(教育機関の教授などを調べることができます。)


各州の政府の方々からのお話もございました。

最初はシドニーの位置するニューサウスウェールズ州。
日本、オーストラリア間の直行便が最多の都市です。
Qantas:東京(羽田)-シドニー(毎日12便)
全日空:東京(羽田)-シドニー(毎日2便)
日本航空:東京(羽田)-シドニー(毎日1便)

留学時には下記のような機関で無料サポートを受けることも可能です。
・留学生ウェルカムデスク@ シドニー空港、ニューカッスル空港
・留学生歓迎イベント@ シドニー、ニューカッスル(市長出席)
・留学生専用ウェブサイト www.study.sydney


ヨーロッパ風の街並みを残すビクトリア州最大の都市メルボルン

日本からの直行便
カンタス航空成田‐メルボルン毎日
日本航空成田‐メルボルン週4便


自然と大都市が融合した西オーストラリア州に位置する都市パース

・パース中心部のStudent Hub
・メンタルヘルスに関する多言語の相談窓口
・キャリアサポート
・法律相談
・留学生アンバサダーによる相談受付
・パース空港におけるウェルカムデスク
・コース検索や生活費シミュレーションツール

留学生サポートがとても充実しています。


大都市ブリスベンとケアンズを有するクイーンズランド州。
日本マーケットへの関心が高まっているそうです。

日本からの直行便もたくさんあります。
ジェットスター
• 成田ーケアンズ/ 成田ーブリスベン
• 関西ーケアンズ/ 関西ーブリスベン(2024年2月から)
バージンオーストラリア
• 羽田ーケアンズ
カンタス航空
• 成田ーブリスベン


観光局の方からはオーストラリア観光やワーキングホリデイについての説明がありました。
オーストラリアは日本との時差が最大でも±1時間、日本からの直行便も多数あるということ、また多民族国家であることなども留学及びワーホリに大変適した国であるとのことでした。
日本人観光客に調査を行ったところ食べ物がおいしいとの回答も多かったようで、日々の生活に欠かせない食事の心配もあまりございません。
オーストラリア政府観光局公式ウェブサイトからオーストラリアワーホリの詳細もご覧いただけます。


とても長い記事になってしまいましたが、休憩時間や交流の時間にはオーストラリア名物のホットチョコレートやクッキー、メロン、アボカドを使ったお料理なども用意されており、リラックスしながら他業種の方ともいろいろなお話をする機会を作ることができ、実りのある時間となりました。

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