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【NZ】English Teaching Collegeのアカデミック英語について


ニュージーランドのパーマストンノースとウェリントンに立地する語学学校「English Teaching College」では、一般英語に加え、進学準備、医療英語コースに定評があります。

同校のコース名は一部のコース(Demi PairコースとNZCELコース)を除き、入学の期間で決定いたします。

3ヵ月未満でしたらEnglish Skills Short Course、3ヵ月以上でしたらEnglish for Academic Study Training Schemeとなります。そのコースに一般英語とアカデミック英語・IELTS英語クラスがあります。そして希望に応じて医療英語をアドオンする形になります。

アカデミック英語・IELTS英語クラスは各キャンパスにございますが、医療英語とのコンビネーションはパーマストンノースキャンパスで受講できます。パーマストンノースキャンパスのアカデミック英語クラスの担任はIELTSの教科書を使ってアカデミック英語を教えています。

具体的にはどのようなものかと言いますと、エッセイを書きます。エッセイはストラクチャーがしっかりしたものですので、他のクラスで学ぶライティングとは少々異なります。起承転結があったり、決まりがあります。またレポートも書きます。レポートもスタイルが決まっていますので、例えばグラフを見てそのグラフの分析をしたものを英語で書きます。

エッセイで使う単語は一般英語で使うものよりも洗練された言葉といいますか、アカデミックな人が使う単語です。リーディングも時事・ニュースやアカデミックな内容(専門的なもの)が多いです。一般英語ではそのようなものは扱いません(上級へ上がっていくと、増えていきますが)。

また、英語が話せたとしても、アカデミックな学生でないと、そのクラスは不向きになります。例えば、子どもの頃からニュージーランドに住まいしていた留学生は英語が上手であるためアカデミックなクラスに入れるかと言いますと、そうとは限りません。例えば高校でアートなどの美術や技術的なクラスをより得意としていたり、進学よりも手に職を・・・という学生でしたら、進学を目的として勉強している学生よりも不向きになります。

スピーキングも討論のようなことをします。英語力だけではなく、どのように自分の意見をまとめ、表現し、自分の考え方を相手に伝えるという勉強です。買い物で使うような「これはいくらですか」というような英語ではなく、例えば世界で起きていることを話したり、環境問題について意見交換します。

英語ができても、このような話しに興味がない方(興味がないというより、高校生には難しすぎるトピックがあったりします。ほとんどの成人でしたら、皆さんそれぞれの意見がございますので、問題はないと思います)にはハードになります。もちろん「昨日なにしたのか」などという簡単な会話もありますが、それよりも討論や意見交換、学生同士でグループになって質問などを行いレッスンが進みます。

リスニングはそれほど異なりませんが(便宜上、パーマストンノースキャンパスではIELTSのリスニング教材を多く使いますが、それは学生の進歩が分かりますので、とても役に立ちます)、パーマストンノースのキャンパスでは少ないですが、例えばウェリントンのアカデミッククラスでは大学のレクチャーやYouTubeなどにある討論やスピーチを聴くこともあるようです。

このような点からも、一般英語とアカデミック英語はかなり異なります。パーマストンノースキャンパスのアカデミッククラスはIELTSの教科書を多く使いますが、IELTSを受験する方でもしない方でもハイレベルな英語を学ぶ方に適しています。

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