2024年4月 MeRISE English Academy視察報告
MeRISE English Academy(以下、同校)に、私個人としては約6年ぶり2回目の訪問をさせていただき、日本人セールスマネージャーの古賀さんにようやくお会いすることができました。約束の時間に大幅に遅れて到着するも終始笑顔で丁寧かつ分かりやすくご説明いただけました。事前連絡も出来ずご心配おかけいたしました。そして、遅れてしまい大変申し訳ございませんでした。
利便性の高い商業施設ビルの中に学校があります。移転後初の訪問だったため、入口で早くも迷っておりました。駐車場にいたフィリピン人の助けも借りながらビルの入り口に到着しました。
セキュリティガードがエレベーター前の1階入口にいるため安心です。また、建物の一番奥かどが入り口のため、不審者が入って来づらい構造になっています。
8階がクラスルームとなっており、エレベーターに乗りました。エレベーター内にも同校の掲示が貼ってありました。ただの語学留学だけで終わらないのも同校の魅力です。
ちょうど2週間後にお祭りイベントが行われるようで、エレベーター内には日本的なポスターも貼ってありました。イベントボランティア募集の掲示まであり、学校内外で学びの場を与えようとする学校のポリシーが垣間見えました。
8階に到着。エントランスがあります。いわゆる職員室のような場所でここもオープンスペースのため気軽にご相談いただけます。スタッフさんと生徒さんのやり取りからも信頼関係が出来ているのを感じ取ることが出来ました。たまたま同校の卒業生が遊びにいらしていたようで、語学学校では異例の光景でした。こんな瞬間に立ち会えるのも同校ならではかもしれません。
本当は卒業式も見させていただく予定で楽しみにしていたのですが、私の遅刻によって卒業式の終盤だけしか見ることができませんでした。なんでも長期留学の生徒さんの卒業日だったようで大盛り上がりでした。在校生・先生が一体となって、人気アーティストのライブ会場並みに盛り上がっておりました。一生の思い出ができそうです。
今回の訪問では体験レッスンも受けさせていただきました。Bea先生から指導を受けたのですが、形容しがたいぐらいの満足度、クオリティでした。
IELTS Speakingの一部を切り取ってレッスンをご提供いただきました。
体験レッスンにも関わらず、進行表までご用意いただき驚きました。アイスブレイク的な英語アクティビティから始まり、ディスカッション、スピーキングの練習、フィードバックと質疑応答の構成でした。
レッスンのゴールを先生と共有しながら進むため、方向性のブレが起こりません。一流企業さながらのプロセスにすでに感動しておりました。
ウォーミングアップでは、TikTokでも流行っている(当然ながら私は初見です。)指を折り曲げて答えるアクティビティを体験しました。
単語が分からなくてもイラストがあるため英語レベルに関わらず、誰でも楽しめるかと思います。この場合マンゴーよりリンゴーの方が好きであれば指を一本折り曲げるという内容になります。
続いて、アイスクリームよりもケーキが好きか、ポップコーンよりもポテトチップスが好きか、ピザよりもサラダが好きか、レチョン(フィリピンで有名な豚料理)よりも寿司が好きかなどなど質問は5つに及びます。
そして本題のIELTS Speakingのレッスンに移ります。IELTS Speakingは3部構成なのですが、今回体験レッスンのため、パート2だけ切り取っていただきました。
料理/食べ物の題材で、自分の頭で選んだ料理を英語で説明する内容です。準備に1分、その後2分間のスピーチといった流れです。パソコン上でストップウォッチも操作してくれるため、至れり尽くせりです。
こちら(生徒側)の話した内容を踏まえて、このパートをどのように攻略するか、具体的なアドバイスをいただけます。
感覚ではなく理論で教えてくれるので万人受けするレッスン内容です。
スコアアップに向けた具体的なアドバイスを図解でいただけます。先生の英語の解説だけだと100%理解するのは難しいことを加味してこの補足資料を使っているのだと思います。実際私も理解度がぐっと深まったと実感しました。
頻出するであろうフレーズや単語もゲーム感覚で学べるように工夫されています。
単語の意味だけではなく、発音もしっかりと学べます。余談ですが、同校ではすべての先生が発音のレッスンを行えるようスパルタトレーニングを施しています。さらにはすべてのレッスンに発音矯正が組み込まれています。「フィリピン人講師の発音が不安」「綺麗な発音を覚えたい」というニーズがある方は同校がピッタリです。
発音・単語の意味をインプットした後、この題材の模範解答を音読します。その後、フィードバックをいただきレッスン終了です。このフィードバックの仕方も恐らく日本人の性格や趣向に合わせて教育しているのだろうと感じました。まずは良かった点を挙げてくれるので自信を持たせていただけます。決して上から目線の指摘やアドバイスではなく、柔らかな物言いで、とても心地よかったです。自分の現状レベルや課題をポジティブに捉えさせてくれるような感じがしました。
体験レッスンが終わるとキャンパスツアーです。
すでに18時を回っていましたが、社会人比率が高いため、騒がしくなく落ち着いた雰囲気でした。
ラウンジスペースです。夜の時間よりも朝の方が景色がいいそうです。朝の時間に写真を撮ることを薦めていただいたのですが、そのまま出発してしまいました。
レッスンルームはオープンタイプです。
紙の教材を使用せず、パソコンとホワイトボードでのレッスン提供となります。紙やプリントがないため移動もラクですし、机も有効活用できます。レッスン風景も見させていただきましたが、周りの声も気になりませんでした。
クリニックもお部屋自体はあるのですが、常駐ではありません。必要に応じて往診サービスがあります。そもそも学校の近くに有名病院があるため、同校に関してはクリニック自体不要なのかもしれません。
こちらがグループレッスンルームです。
別のグループレッスンルームです。こちらのお部屋の方が綺麗でした。
私が体験レッスンを受けたお部屋のため、すでに愛着が湧いています。
シックで大人な雰囲気の教室です。
ガラスも開放的で閉塞感もまるでありません。
先生用のロッカーです。生徒だけでなく、スタッフや先生も大切にする校風を感じ取ることができました。余談ですが、同校では先生と一緒にお食事に行くことも許されています。課外授業のような雰囲気でお食事を楽しむことができます。仲の良さはこうしたところから生まれているのかもしれません。
掲示板もオリジナリティがありました。
英語コーチング等も得意とする同校では、専門家のプロに学習相談ができます。ここで男性留学生の方に朗報です。MeRISEのマドンナと紹介を受けました。実際にお会いしましたがとても気さくで謙虚な方でした。変にかしこまらずに頼れる方がいるのも同校の魅力です。
アクティビティの中にもプレゼンテーションが入っているのも同校らしさを感じました。
市内よりもいいレートで学校内で両替もできます。初日シティツアーの必要がない理由もここにあります。到着直後の不安やストレスが一切ありません。後述しますが、利便性が高いため、わざわざ市内に出向く必要がありません。
掲示板のホワイトボードもランゲージエクスチェンジ的に活用されていました。落書きがあるのもアットホームな雰囲気を感じられて良かったです。社会人特化のお堅いイメージがあったため、むしろギャップが好印象です。
現在、試験的に導入されているのですが、同校の生徒同士が繋がれるオンラインコミュニティがあります。入学前からバッチメイトと繋がれたり、卒業後も繋がりを持てたり、卒業生からアドバイスをもらえたりと画期的な仕組みです。これから力を入れていきたいとおっしゃっておりました。
ミライズメソッドについてもご説明いただけました。
※ミライズメソッドとは?
⇒ミライズが提唱するタイパ最強の英語学習 - 3つの基盤 -
- (サウンドメソッド) :音から始める英語学習→従来から発音矯正についてはこだわっておりましたが、今回、さらにブラッシュアップさせ、全てのレッスン内で発音矯正のカリキュラムを組み込んでおります。
- 「専門性」 x 「英語」→従来から【英語】を使用しての【ビジネスシーンでの会話】はもちろん、初心者の方には【日常シーンでの会話】などのロールプレイなど目的と目標に合わせたレッスンが可能です。
- (サポート体制) :全生徒に英語のプロコーチが付く→こちらは、有資格の日本人英語/発音トレーナーを常にセブ現地に駐在させるようにし、いつでも英語学習の相談、ヒアリング、ご案内がご留学中にできるようになっております。※英語コーチング付きの留学
また、生徒様一人ひとりのカルテを作成し、初回テスト結果、入学前の事前リクエスト内容、卒業テスト結果を1つにまとめて管理することにより、よりレベルとリクエストに合ったカリキュラム作成と学習サポートが可能になりました。
続いてドミトリーエリアです。
各フロアに電子レンジとウォーターサーバーが置いてあります。
私が滞在していたフロアと同じ6階のお部屋です。
こちらはシェアタイプのお部屋で、2LDKのお部屋をお二人でシェアするといった方が分かりやすいかもしれません。寝室は個室です。
共有スペースにはキッチンとテレビが置いてあります。
ソファも置いてあります。
シャワー・トイレはこんな感じです。
寝室にシングルベッドが置かれています。
寝室にも学習机があるのでお部屋の中で自習することもできます。
クローゼットも完備です。
隣のお部屋です。
中はほぼ同じです。
違う角度からもう一枚。
続いて夕飯をいただきました。ビルの1階にある日本食レストランで「松之家」さんと言います。
店内の装飾も日本的になっており、とても落ち着きました。
居酒屋のようなメニューになっており、刺身などもありました。フィリピンで刺身が食べられるところはそう多くないはずです。担当者さんいわく、刺身も美味しいそうです。
今回、私はこの焼肉丼をいただきました。まさしく日本クオリティで、一口目で感動しました。左上のお味噌汁を外国人の店員さんがひっくり返してしまうハプニングが起きたのですが、その際の対応が日本人と遜色なく、味だけでなく、接客レベルも日本に極めて近いと感じました。入退店の挨拶は元気よくぐらいは徹底できると思いますが、こうした不測の事態の時こそ本質的な部分が見えてくると思います。いい機会に恵まれました。
松之家さんがある1階フロアはこんな感じです。
マッサージショップがあります。
今回夕飯をいただいた日本食レストランです。
同校の入口前にはATMもあるので便利です。
クリーニング屋さんまであります。同じビル内で完結できるので便利です。
品揃え豊富なコンビニ(グロッサリーストア)もあります。
生活用品もここで調達できます。
お菓子類もたくさん置いてあります。
アイスも楽しめます。
ジュースの品揃えもかなり豊富です。スタバの缶コーヒーなども置いてありました。
レジ奥にはアルコール類も置いてあります。お酒好きな方にはたまらないのではないかと思います。
最後に私が泊まったお部屋です。
1人部屋デラックス(外窓タイプ)のお部屋に泊めていただけました。
学習デスクのほかにテーブルがあって快適でした。
外窓タイプのお部屋のため、6階からの景色も眺められます。ちなみに、こちらのお部屋は光が差し込む代わりに若干うるさいとのお話しを伺っていたのですが、金曜の夜でもそこまで気になりませんでした。
厚手のカーテンもあります。遮光性が抜群に高いわけではありませんが、せっかく光が差し込むお部屋のためかえってちょうど良かったです。
勉強机も置かれています。ドライヤー、延長コード、電話機がありました。
旧式タイプのエアコンですが、Panasonic製のためそこまで音は気になりませんでした。冷却性能は抜群です。メモリで風量の調節も可能です。
テレビとクローゼットです。
金庫がないため、このクローゼットで貴重品の管理をしているそうです。
シンクと冷蔵庫もあります。
ユニットタイプのトイレと洗面台です。
シャワールームです。シャワーカーテンもありましたし、シャワーヘッドの位置が高くて自分好みでした。また、シャワーヘッドがきちんと固定できる点も良かったです。
インターネットスピードもフィリピンの中ではかなりいいと感じました。難なくパソコン作業もこなせました。Wi-Fiパスワードだけお気を付けください。最後にドット(.)を入力しないと一生繋がりません。
延長コードあればいいなというタイミングでありました。痒い所に手が届いています。
床が濡れると滑りやすいので、地味にバスマットがあるのもありがたかったです。