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【カナダ/バンクーバー・ケロウナ】VanWest College来社報告



カナダのバンクーバーとケロウナにキャンパスを持つ語学学校VanWest College(以下、同校)の日本人マネージャーであるSaraさんにご来社いただき、最新情報を中心にお話しいただきました。前回は、同校のRinaさん(バンクーバーに6年以上滞在し、ビザコンサルの有資格者)とオンラインミーティングをさせていただいたのですが、今回、Saraさんとお会いするのは初となりました。Saraさんはケロウナに7年以上滞在し、留学業界でも10年以上働かれているベテランスタッフさんです。

同校は『本気留学』がコンセプトの1988年創立の老舗校で、主に下記の7つの特徴があります。

  1. 2都市留学 (バンクーバー校/ケロウナ校)
  2. 結果にコミット!(週間成績)
  3. ENGLISH ONLY POLICYの徹底
  4. 英語+αに挑戦
  5. 100%Co-op(有給インターンシップ)手配保証
  6. 専任スタッフ常勤 (両キャンパス)
  7. 毎日アクティビティ/学校イベント

2都市留学が可能

カナダならではの「多国籍な都市バンクーバー」「大自然を満喫できる街ケロウナ」にキャンパスを持つ唯一の学校です。転校制度を活用し、生徒は異なるカナダの魅力を体験することができます。ここで、各キャンパスの特徴をまとめます。

バンクーバー






キャッチコピー 世界一住みたい都市ランキング上位都市
特徴 多国籍な環境でさまざまな文化に触れることのできる都市です。各観光名所にも行きやすいロケーションです。
立地 学校は市内中心に位置し、バス、電車の交通機関、レストランやショッピングモールなど全てに近く、とても便利で放課後遊びに行きやすいロケーションです。学校付近は公園や教会があり、落ち着いた雰囲気です。
規模/学生数 中規模校/学生数:450人
国籍比率 アジア(日本・韓国・台湾・ベトナム)50%
南米(ブラジル・メキシコ・コロンビア・パナマ)35%
ヨーロッパ(トルコ・スイス)5%
中東 5%
その他 5%

ケロウナ






キャッチコピー カナダ人が老後に住みたい街ランキング1位
特徴 留学生が少なく、完全英語環境での生活ができるカナダのリゾート地です。
立地 夏はキャンプに行き、冬はスキー&スノーボードを楽しめます。学校はケロウナ唯一のダウンタウンに位置し、周辺には地元のレストランやカフェがあり、総合バスロータリーもあるので便利です。徒歩圏内にオカナガン湖があり、すぐに自然を楽しめる環境です。
規模/学生数 小規模校/学生数:100人
国籍比率 アジア(日本・韓国・台湾・ベトナム)50%
南米(ブラジル・メキシコ・コロンビア・パナマ)35%
ヨーロッパ(トルコ・スイス)10%
その他 5%

ケロウナ(補足)




ケロウナについて補足ですが、ビクトリアを凌ぐ勢いで人気の都市となっており、所得が多い人が集まるエリアです。しかも学校の中でしか日本人を見ないことも特徴です。そのため、ホームステイもビジネスライクな家庭にあたるリスクを軽減できます。他都市に比べると恵まれている環境にも関わらず、7割のホームステイ先で極上体験ができてしまうため、普通の家庭でもクレームが起きてしまうほどです。また、バンクーバーよりも白人が多く裕福な人が多いため、いわゆる皆さんが思い描く留学体験ができるところとも言えます。キャンパス自体もバンクーバーに比べ小規模アットホームなため、クラスの平均人数も5人(最大16人)とバンクーバーの平均人数13人(最大16人)と違いがあります。

結果にコミット!


本気留学を謡う同校では、日本でいうところの「ライザップ」のように”結果にコミット”しています。語学学校3大巨頭の一角とも言えるKaplanと同等のアカデミックレベルを誇り、月曜日~木曜日は毎日宿題が出ます。金曜日には毎週確認テストがあり、テストの結果・出席率・担任からの評価で、週ごとの成績を細かく見ることができます。


また生徒は成績をスピーキング、リスニング、リーディング、ライティング別に見ることができるので、得意不得意を自身で理解することができ、午後の選択授業で不得意な分野を補い、効果的に英語力を向上していけます。


宿題も予習がメインとなっており、さぼれない仕組みができ上がってます。例えばレッスンが、その日の概要をペアワークで進めることから始まります。つまり、さぼってしまうと“誰かに迷惑がかかる”システムになっています。


ENGLISH ONLY POLICYの徹底


校内はENGLISH ONLY POLICY(母国語禁止ルール)が徹底されており、カウンセリングルームを除き、母国語禁止です。見つかるとイエローカードを手渡され「なぜ、母国語を話したのか?」英語で弁明することを徹底しています。厳しいようですが、母国語をクラスで話したり、他の国の人達がいる前で話すのは、目の前で内緒話しをするのと同じと同校は考えています。英語上達の為にも、多国籍な交友関係を築く為にも、同校では厳しくルールが決められています。


週間成績による成績評価


月に一度のテスト結果ではなく”週間成績”(GPA※欧米の高校や大学などで一般的に使われている成績評価の指標)でしっかりと評価しています。4技能 (話す・聞く・書く・読む) それぞれの成績課題の提出/出席率を合計した総合評価を各週ごとに見ることができ、リスニング/スピーキング/リーディング/ライティング/宿題/出席率の総合成績で管理されているため、得意不得意を細かく分析することができます。


また、レベル分けは8段階で、6~8週間で1レベル上がるようなシステムになっています。おおよそ英検2級でレベル5に相当します。教材もデジタル化に踏み切っており、教科書を持ち歩く煩わしさがありません。(留学時にPCやタブレットを持参されることをオススメいたします。)



Co-opプログラムを受講する場合、同校の中で最もスパルタとされるEAP300を修了する必要があります。こちらは裁判員制度についてやカナダの牢屋のシステムについてなどハイレベルでタフな授業内容となっております。


個別ニーズにも対応可能


「なぜ英語が話せないのか」1人ひとりの課題を明確にすることで向き合ってくれます。例えば、日本人留学生が多い”スピーキング力を上げたい”というニーズにもしっかりと応えられます。午後の選択科目で2コマ「スピーキング」や「発音」を選ぶことができます。しかも週単位で変更可能です。


コースは「一般英語」「アカデミック英語(EAP)」「IELTS集中試験対策」「ビジネス英語」の4コースがベースとなり、同一料金のため、渡航後のコース変更などにも柔軟にご対応いただけます。長期留学等で、ビザが下りている場合でもコースを変更できる点は大きな強みです。



秀逸な選択科目


また、選択科目の中に「フライトアテンダント」「IELTS 5.5」「ビジネス英語」「ケロウナボランティア」などオリジナリティ溢れるものもあります。「フライトアテンダント」については、キラキラした話ばかりではなく、現実的で実務的な内容もしっかりと教えてくれます。この選択科目を通じて、理想と現実のギャップの解消やかえって夢を追いたくなる方など将来後悔しない職業選択が可能となります。ケロウナキャンパスのみで体験できるボランティアも特徴的で、例えばピザを学校内で販売し、販売益を寄付するなどの活動もします。ビザの要件を満たす範囲内で最大限の価値を提供しています。


一部重複しますが、英語だけでなく、英語+αにも挑戦できます。


  • English for ビジネス、フライトアテンダント、ケロウナボランティア
  • English + 英語資格取得(IELTS、Linguaskill)
  • English + ビジネス専門(シングルサティフィケート)
  • English + ビジネス専門 (サティフィケート、ディプロマ)+Co-op 有給インターンシップ

100%Co-op(有給インターンシップ)手配保証


同校のビジネス専門プログラムで、特に人気なのがCo-op付きのプログラムです。カナダで有給の就労経験をすることができます。提携の会社は200社以上あり、バンクーバー国際空港や世界的に有名なホテル/ワイナリーなどへのCo-op手配実績があります。国際ビジネスについて学び、英語での就活スキルを訓練され、実際に有給で働く経験ができます。100%Co-op(有給インターンシップ)手配保証している点も特徴です。一般英語プログラムも「総じて意識が高い」との評判を呼んでおりますが、Co-opはさしずめ「全国大会を目指す部活動のようだ」と評価されています。


Co-op専門の部署ももちろんありますが、Co-opセンターだけではサポートが不十分と考える同校では、座学の単位として、就活準備コースを必須科目にしています。さらにはCo-opにいった後も2週間に1度のレポートを必須としており、トータルサポートしているため、就職を100%保証できます。


Co-opの中でも「幼児教育資格取得プログラム」が永住権にも繋がりやすく、特徴的です。子どもが好きな方であればキャリアチェンジも可能です。過去に1人も元保育者の方がいなかったそうです。



専任スタッフ常勤(両キャンパス)


「すべてを自社で」というインハウスのポリシーが強い同校では、両キャンパスに専任スタッフさんが常勤しています。空港ピックアップ以外はすべて自社で運営しています。


  • ホームステイコーディネーター/全てのホームステイは、バンウエストの審査を受けています
  • アクティビティコーディネーター/アクティビティをプランニング・引率、学校イベント等も企画
  • Jobコーディネーター/Co-op(有給インターンシップ)の就職を100%保証
  • 母国語カウンセラー/それぞれの国のカウンセラーが生徒の学習・生活をサポート

毎日アクティビティ/学校イベント


メリハリも効いており、毎日アクティビティや学校イベントを開催しています。生徒は毎日あるアクティビティに自由参加することができます。文化体験アクティビティ/学習アクティビティ/アウトドアアクティビティの3つのカテゴリーに分かれており、アクティビティを通してさなざなな体験ができます。年間の学校行事は、留学中の1番の思い出になること間違いなしです。しかも、いまだにアクティビティを引率付きでやっています。旅行や課外イベントでさえ、学校の引率者がいるため安心かつ安価にお楽しみいただけます。


アクティビティ例


  • 無料の英会話クラス(音楽/映画/旅行/スポーツなど)
  • アウトドア(カヤック/サイクリング/ハイキング/バスケ/サッカー/スノボ,スキー/アイススケートなど)
  • アミューズメント(ショッピングモール/美術館/遊園地/ボーリングなど)
  • ランゲージエクスチェンジ ※大人気アクティビティ
  • その他(バンクーバーとケロウナで行われる、それぞれの地域のイベント、フェスティバルなど)

学校イベント例

  • カナディアンロッキー山脈への合同修学旅行(毎年2回、バンクーバー校とケロウナ校の生徒合同で、ロッキー山脈へ旅行に行きます。日本では見ることのできない、これぞカナダ!という景色を見ることができます。)
  • 文化祭(毎年2回、学校内で文化祭が行われます。各国ごとに分かれ、コンセプトや内容を決めて企画運営を行います。文化祭ではダンス大会や料理対決などのイベントも開催され、大変盛り上がります。)
  • クリスマスパーティー/ハロウィンパーティー/BBQパーティー
  • シアトル旅行/ビクトリア旅行/ウィスラー旅行(バンクーバー校)

コメント


最後に、今回の訪問で特に非常に印象的だったのが「良くも悪くもビジネスをやらない学校」というお言葉です。これは、営業利益を求めずに価値提供のみをし続けているという意味です。同校のオーナーは台湾系カナディアンなのですが、富豪の家系でお金に不自由したことがない方だそうです。だからこそ、本物の価値を提供することのみに特化できるというバックグラウンドがあります。マーケティングやセールスの視点で言うと、販売しづらいというデメリットもあることを承知の上、質の高い教育を提供し続けていると感じました。ネット/SNS社会は確かに便利で情報にアクセスしやすいですが、こうした教育の本質的な部分こそ代理店が伝える必要があると切に思います。本日は大雨の中、重いスーツケースを持って来てくださりありがとうございました。


VanWest Collegeについてご不明点等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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