【フィリピン/セブ】LCIC視察報告
フィリピン・セブ(マクタン島)に立地する国際大学LCICを訪問し、日本人マネージャーの松下さんにご対応いただきました。
同学は外国語学部・ツーリズムマネジメント学部・理学療法士学部を有しており、今後は工学部の新設を予定しています。
広大なキャンパス内には、4つの建物(本部棟・学部棟・語学棟・寮棟)があり、語学留学学生は語学棟で学び、寮棟にお住まいいただくようになります。
まず施設面からご説明させていただきます。
正門のセキュリティはもちろんのこと、それぞれの建物に入るためにも学生IDをかざす必要があるため、部外者は一切入ることはできません。
売店は24時間営業のため、学生は好きな時間にお買い物をしていただけるだけでなく、GCash対応の自動販売機の設置もございます。
自習室も24時間利用が可能で、お好きな時間に自習していただけます。
各施設(建物)にエレベーターの設置もございますが、学生寮棟は男女分かれての利用になり、異性のエリアに入ることはできません。
シャワールームは他学生との共同で24時間利用が可能ですが、こちらも男女分かれており、それぞれ39のシャワールームがございます。女性のシャワールームに関しては日によりますが、17時~22時頃までセキュリティガードが付きます。
バスルームにはロッカー、ドライヤー、体重計に加え、サウナの設置もあります。
日本資本の大学ということもあり、お風呂も完備し、内風呂・外風呂ともに40度に設定され、学生は16時からご利用いただけます。
お手洗いにはTOTO製のシステムトイレが完備し、人感センサーが取り付けられているため、トイレのドアを開けると自動で蓋が開くMade in Japanクオリティです。
学生が自由に使えるランドリースペースは24時間利用が可能で、2台の二層式洗濯機の設置がございますが、今後はドラム式を置き、学生にはランドリークーポンを配る予定です。外部ランドリーデリバリーの利用も可能で、1kgあたり30ペソとなっております。
キャンパス内にはATM機の設置もあり、学生は学校外に出ず現金引き出しが可能です。
ナースも常勤し、月曜日は日本語なしのドクターおよび歯医者さん、火曜日と水曜日には日本人ドクターによる往診もございます。
フィリピンの大学内には歯医者を置くことが義務付けられているため、同学内にも歯医者がございますが、歯科治療に関しては、外部で行っていただく必要があります。
コンピュータールームの利用は予約制となりますが、大半の学生がスマートフォンやパソコン、タブレットなどを持参しているため、利用者はあまり多くありません。
学生寮はセミシングルルームと4人部屋の提供がありますが、同一料金であるため、大半の留学生がセミシングルルームを選択します。
4人部屋にはフィリピン人大学生が住まいしているため、異文化交流も可能です。
学生寮の各部屋にエアコンの設置もあります。
共有スペースには冷蔵庫、シンク、電子レンジ、下駄箱もございますが、火を使った料理はできません。
学生寮を管理する寮母も7名おり、寮に関するご質問は寮母にしていただくようになり、そちらでSIMカードの購入も可能です。
門限は22時となっていますが、外泊届を木曜日までに出していただければ、学校がお休みとなる週末の外泊も可能です。
ジムは21時30分までの利用が可能で、中東の学生向けに礼拝堂も完備しています。
バスケットコートとバドミントンコートがございますが、今後は新たにサッカー場を新設予定でもあります。
LCICは大学ということでドレスコードポリシーもあり、他校のようにサンダル等でキャンパスライフを送ることはできないことも特徴の一つと言えます。
本部棟階段部分の手すりは取り外しが可能で、イベント時にはステージとして利用されています。
お食事は、毎食3種類から選択することが可能で、日本資本の大学ということもあり、美味しい日本料理の提供となります。料理の際にキッチンで使う水道には浄水器が取り付けられ、ご飯のお供となるお漬物まで無料提供があるほどです。
続いてカリキュラム等についてご説明させていただきます。
留学生向けのプログラムは1クラス最大18名(平均15名)となっていますが、語学だけでなく、フィリピン文化やSDG’s等、フィリピンならではの科目も数多くございます。
フィリピンはプラスチック問題やフードロス問題が世界一とも言われているため、現地でリアルなSDG’s学習が可能です。
学生は一日最低1レッスンの参加で問題ありませんが、折角の留学の機会ということもあり、複数コマを受講する学生が多くなっています。
留学中に修得した科目は単位認定されますので、大学生のみのお受け入れとなっています。
フィリピンの一般的な語学学校のようにマンツーマンレッスンもお受けいただけますが、CELSオフィスでの申請が必要で、放課後の時間帯に1コマ200ペソ(50分)でご受講いただけます。フリートークがは30分でのご案内となります。
ローカル学生と接点を持てる任意のバディシステムもありますが、学生がバディを選択することはできません。
フィリピン人向けに日本語学習の提供もあり、日本語講師も10名在籍し、そのうち半数が日本人講師となっています。
LCICのフィリピン人大学生は8割が奨学金を利用して在籍していますが、成績上位10名のフィリピン人学生は奨学金返済が不要となり、10,000ペソのお小遣いまで支給されます。
留学生が自由に参加できる部活のご用意もあり、ダンス部ではセブ最大の祭典であるシヌログフェスティバルに出ることも可能で、演劇部などもございます。
現在、学生向けのオンラインページを作成中で、完成後はマイページ内で個々の学習管理等をご確認いただけるようになります。
LCICはCHEDとTESDAに登録している国際大学で、一般的な語学留学とは異なる環境に身を置いて留学生活を送れるフィリピン国内では唯一無二の教育機関です。