【フィリピン/セブ】Winning English Academy来社報告
フィリピン・セブの市街地エリアとビーチリゾートエリアに2キャンパス構える語学学校Winning English Academyのマネージャーである甲部さんにご来社いただき、最新情報を中心にお話しいただきました。
Winning English Academy(以下、同校)は”グローバル人材の育成”をビジョンに掲げる、セブ初の台湾&フィリピン資本の語学学校です。日本人が少ない多国籍でアットホームな留学環境です。
繁忙期はジュニアと大人が1:1、閑散期は大人の比率がグッと増えます。20代がメインとはなりますが、2024年7月には69歳の日本人シニアの方もいたそうです。「毎日スポーツバーに通われるようなアクティブな方でした」というお話しをされており、生徒さんとの距離がいかに近いのか感じることができました。
フィリピンには主に「日系(日本資本)」「韓国系(韓国資本)」「台湾系(台湾資本)」と大別されますが、日本人比率が高く日系はNG、厳しそうなイメージの韓国系もNGというニーズの場合、両者の良いとこどりの台湾資本の同校が選ばれます。台湾人と日本人の相性が非常に良いため、この安心感も理由の一つです。
同校は人気も右肩上がりで、昨年度のお申込が1,500週だったのが今年度は3,000週と約2倍に増加しており、次年度はさらに1.5倍の4,500週を目標としています。生徒数増加の要因は、台湾の団体が増えたこと、中東向けに礼拝室やハラルフードを導入し、中東の学生が増えたことなどが挙げられますが、それだけでなく、生徒満足度向上に向け例えば毎週アクティビティを開催するなど、日々改善を行っていることが挙げられます。
現在も日本人比率は15~30%と低いままですが、40%を超える場合は国籍制限を設ける予定だそうです。台湾資本のため、国籍バランスも豊かで、日本以外にも台湾、中東、モンゴル、中国、ベトナムの学生も在籍しています。アットホーム且つ多国籍な環境で留学生活を送れます。
同校を選んだ約8人に1人は台湾に所縁がある方だそうで、上記に加え、お食事面も理由に挙げられます。食事は台湾料理だけではなく、西洋料理やフィリピン料理も提供しております。国籍バランスに合わせて食事のテイストも変えるほどのこだわりを持っています。例えばジュニアの学生が多い時はスパゲッティやカレーをメニューに加えるなどです。
また、台湾人シェフが在籍しており、シティ・オーシャンの食事を監修しているため、食事面での満足度も高いのが同校の特徴ですが、この台湾シェフは40年以上調理経験があり、香港、中国、日本などで、中国料理の指導も行ってきました。日本の池袋の中華レストランでも3年程勤務されていたそうです。
オーナーの一人が台湾でIT畑出身のためデジタル化を推進している同校は、オンラインとオフラインを組み合わせたハイブリッド学習も可能です。主に中国・台湾マーケット向けに提供しているオンライン英会話は、すでに5,000人を超える受講者がおりますが、台湾でシェアが1位という質の高さです。
オンラインとオフラインの先生は別となりますが、オンラインの先生は在宅ワークのためセブ以外にもマニラなど他都市の優秀な人材を雇用できています。
講師の質が高いことも特徴の同校では、講師の9割は教育関連の学部を卒業しています。入社後は、生徒に教える前に2~4週間のトレーニング期間とし、講師トレーニングは閑散期に行い、年に平均一回は外部からトレーナーを招いて講師に対して指導を行います。
さらにはインセンティブ制度もあり、講師のパフォーマンスに応じてのボーナスも提供しています。また、月に2
回の講師のモニターも行っており、アカデミックトレーナーが実際の授業を見て、評価・アドバイスを行っています。
当社のリピーターのお客様も今夏、同校に1週間留学されておりましたが、短期留学にも向いている学校です。初日の月曜日に4コマある点やグループレッスン2コマをマンツーマン1コマへ変更可能な点です。つまり、オールマンツーマンレッスンを実現でき、初日から無駄なくレッスンが行われます(オリエンテーションやテストだけで初日が終わるのが一般的です)。
今年のアップデート情報としては、ホテル1階のレストランエリアで食堂兼カフェテリアができたことです。また、2024年4月下旬頃にジムもオープンしました。卓球台もあり、多国籍な学生同士の交流を深めるためにアクティビティの一環として卓球大会などもあります。
低価格で国際交流ができるよう「Backpackers」という滞在先も2024年9月30日以降で選択できるようになりました。ゲストハウスをコンセプトにした新しい滞在先です。2LDKのユニットに2人部屋と4人部屋が2つあります。学校の隣にあり徒歩15秒ほどです。
滞在施設の選択肢が豊富なのも魅力な同校ですが、スタンダードホテルには空室はありますが、プレミアムホテル(ABCホテル)は2025年1月まで満室という状況です。エリートホテル(LYFホテル)はシンガポール資本のホテルですが、日本の銀座や渋谷にもある有名ホテルのため安心です。
2024年7月にはオーシャンキャンパスも開校し、元ホテルをフルリノベーションしたため綺麗です。マンツーマンルームも完全個室で、シティキャンパスよりも壁が分厚いため、防音性にも優れています。
大人はシティキャンパス、ファミリーはオーシャンキャンパスというターゲットで運営をしています。昨年度は主に学校の基盤(土台)を整える期間だったため、ある程度自主性・積極性を持った20代がターゲット層でしたが、次なるフェーズに移行している同校では、「勉強とプライベートを両立したい方」「多国籍でアットホームな環境で勉強したい方」「美味しい食事を食べたい方」などにピッタリの環境です。
反対に合わない方は「日本クオリティーを求める方」「リゾートスタイルの留学を希望される方」「敷地内(学校内)で全て結したい方」です。
いい意味で古き良きフィリピン留学を体現している学校のため、積極的に現地に関わらないといけない環境となります。これがむしろ語学の向上や自己成長に繋がります。
甲部さんとはメールでのやり取りしかしたことがなく、初めてお会いさせていただきましたが、噂通り信頼できるスタッフさんであることを確認できました。裏表なく、デメリットもきちんとお話しくださり、客観的なデータを持って説明していただけたので、安心してご紹介できると確信いたしました。
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