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【フィリピン/セブ】Philinter Academy来社報告


フィリピンのセブ(マクタン島)に立地する2003年開校のセブを代表する老舗語学学校Philinter Academyの日本人マネージャーである遠藤さんがご来社下さり、最新情報を中心にお話しいただきました。

Philinterでは来年度より大きな変更が2点ございます。

一点目はSGC Connecting(90分間のスモールグループクラス)の導入です。同クラスは45分×2コマ(5分休憩)を同一講師が受け持ち、45分では十分でないレッスンを2コマ続けてご受講いただくようになります。

こちらのクラスはアウトプット中心のレッスンを想定しており、現在、在学生にトライアルレッスンを提供中で、具体的なレッスン提供方法を詰めている段階です。

SGC Connectingが導入により、同クラスが入るプログラムはマンツーマンレッスンが1コマ減りますが、フィリピンでは名門校ほどグループクラスが重要であると考えています。

マンツーマンクラスは経験の浅い講師でもレッスンを成立させることが比較的容易とされていますが、グループクラスは多くの生徒をしっかりハンドリングする必要があるため、多くの学校で優秀な講師を宛てがう傾向にあります。

2点目の大きな変更は、プレミアムコースの新規提供となります。

同コースは2025年春先の提供開始でお話しが進められているグループクラスのみのプログラムで、全てのレッスンをIELTS8.0以上の講師が担当し、Lower-Intermediate以上の学生が対象となります。

プレミアムコースでは最低受講レベルを設けることで、英語学習意欲の高い学生のモチベーションに繋がるだけでなく、講師陣もレッスンクオリティの向上に繋がるため、学生・講師陣双方に相乗効果が生まれます。

現在、Philinterには100名の講師が在籍し、そのうち52名がIELTSも担当できますが、実に22名が8.0、16名が7.5のIELTSスコアを有しているだけでなく、将来的に講師40名のIELTSスコア8.0獲得を目指しています。

講師陣へのインセンティブ制度もあり、IELTS7.5以上獲得で2,000ペソ、8.0以上獲得で5,000ペソを進呈していますので、講師陣のモチベーションにも繋がっており、伸び悩んでいる学生を見つけると担当講師が放課後にお声がけし、学習アドバイスを行う光景も珍しくありません。

優秀な講師陣を多く育てるPhilinterでは、講師陣の給料面でも他校と差別化を図っており、他校よりも1カ月あたり3,000~4,000ペソ程度高い給料が支給されているため、結果として優秀な講師陣が長く働く環境にもなっています。

現在、Philinterには140名ほどの学生が在籍していますが、そのうちの1/3以上にもあたる約60名の学生がIELTSコースを受講していますが、留学期間中に他学生などからのアドバイスを受け、IELTSコースに変更する学生も珍しくありません。

現場のマネジメントは、これまで主に副校長が指揮を執っておりましたが、現在はオーナー兼校長が見ているため、アカデミックに関することだけでなく、施設面などに関しても、今まで以上にスムーズにご対応いただけるようになっています。

これまでスパルタコース受講者は、月曜日~木曜日までの外出が一切認められておりませんでしたが、学生の息抜きのために現在は19時~21時を除く放課後の時間に関しては外出を許可しています。

外部寮であるAZONに滞在する場合は通学となるため、これまでスパルタコースの選択は不可としておりましたが、現在はスパルタコース受講者でもAZON滞在が可能です。ただし、保証コースに関しては内部寮滞在者限定となっています。AZONはカップルでの同部屋滞在も可能です。

単身留学はこれまで16歳以上としていましたが、落ち着いた雰囲気を希望する学生が多いこともあり、2025年以降は18歳以上の方が対象となりますが、日本人スタッフは現在4名在籍しており、全員が社会人経験者であるため、サポート体制は万全です。

学校内には新たにランドリーも完成し、週3回、1回150ペソでご利用いただくことができ、最短で翌日の返却となります。

現地での事故や病気の際に手持ちの現金が不足するケースがあったことに加え、学校として学生の安全を保障するため、新たに海外旅行保険加入も義務付ております。

Philinter Academyの詳細はこちら