2024年10月 CPILS (Center for Premier International Language Studies)視察報告
CPILS (Center for Premier International Language Studies)(以下、同校)に、私個人としては約6年半ぶりに訪問させていただき、日本人スタッフの新垣さんにご案内いただきました。
セブ最古の語学学校としても有名な同校は、30,000人を超える留学生の受け入れ実績があり、セブ島初のフィリピン政府観光省ESLパートナー校で、TOEIC・IELTS・TOEFLの公式試験センターでもあります。
学校の目の前が旧市街地の幹線道路のため、悪く言えば喧騒、良く言えば誰かしら人がいる環境のため、安心してお過ごしいただけます。また、同校が立地するエリアは、例えるならば東京の下町のような旧市街地です。居住エリアと商店街が見事にマッチしたどこかノスタルジックな風景が広がっています。2001年から学校があるため違和感なくその風景に溶け込んでいるのが同校です。
学校初日のオリエンテーションではアヤラモールにお連れいただけます。レートが良い時にはロビンソンモールなどにもアクセス可能です。また、隣のコンビニにATMがあり、徒歩5分のスーパーにもATMが設置されているため利便性も高いです。
まずは食堂(ダイニングエリア)からご案内いただきました。
ちょうどランチタイムで賑わっていました。コロナ前から在籍しているフィリピン人シェフはホテルでの就労経験があり、シェフの人脈で優秀な経験者を雇用できているため食事もこだわっています。
韓国資本ですが食器も銀のトレーではなく、ホワイトのものでした。コロナ明け直後から約半年間の料理外部委託の際には、味や量に関するコンプレインも多かったそうですが、シェフが戻ってきてからはグッと減ったそうです。
ブッフェスタイルなので好きなものを好きなだけお取りいただけます。
また、週に一度(毎週水曜)はインターナショナルDayとなっており、各国の料理をお楽しみいただけます。
ヨーグルト風味のデザートとチョコブラウニーのような甘いものがあったのですが、とても口に合いました。
お味噌汁まで並んでいました。
生野菜も食べられるため健康面に配慮されています。
フルーツも食べやすい大きさにカットされ、マンゴーを山盛りお皿に乗っけている生徒さんもいらっしゃいました。
品数豊富なのでランチもお腹いっぱい食べられます。
こちらのお席でランチをいただいたのですが、食堂にネイティブ講師がいるのも同校ならではの特色と感じました。奥の2名がおそらくネイティブ講師の方です。
こちらが食堂の手前にある売店です。
品揃え抜群のこの売店では、現金を使用せずともIDカードで電子マネーのようなハイテク技術も取り入れております。
トイレットペーパーも販売しているので、売店営業時間内に到着する方であれば持参の必要もありません。
アイスの種類も街中のスーパーやコンビニ並みに充実していました。
飲み物もたくさん置いてあります。
こちらのインフォメーションデスクで、アカデミックの相談などもしていただけます。
外出届や外泊届もきっちりこのインフォメーションデスクで管理しています。
校内にナースも常勤です。また、週に2回のジャパニーズヘルプデスク学校訪問診療もご利用いただけます。(海外旅行保険加入者対象)
こちらが自習室で、月曜~金曜の17時~深夜2時までご利用いただけます。
こちらが他校さんも羨むトレーニングジムです。
平日月曜~金曜の朝6~8時、16時~23時までご利用いただけます。
「OKAMURA」という愛称が定着してしまうほど、ナインティナインの岡村隆史さんにそっくりな人気ヨガインストラクターもいらっしゃいます。
トレーニングジムの中にはヨガルームも併設されています。
かなり広々としています。
2023年12月にオープンしたIELTSの公式試験会場です。
リノベーションしたため綺麗で圧巻の施設でした。
元々試験対策コースに定評のある同校では、受講者の実に45%がIELTSコース受講者とのことです。
イギリスのUKBIテストを受けられます。※UKBI=ヨーロッパ系の進学に強いテスト
学生寮フロアの廊下です。2階~5階が学生寮フロアとなっており、男女別にフロアが分かれています。
リノベーション後、初めてお部屋を拝見しましたが綺麗でした。正直な話、2023年まではインターネット環境に対する厳しい意見も多かったそうですが、2024年からお部屋内にWi-Fiを設置することで解消されました。
人数分学習デスクもあります。
ウェルカムセットもご用意があります。
ウィンドウタイプ(旧式)のエアコンです。
姿見と冷蔵庫もあります。
ユニットタイプです。
シャワーです。
クローゼットです。
クローゼットの左下の本みたいな箱が金庫になっています。
開けるとこんな感じです。
続いて一人部屋です。補足)一人部屋は、2種類あり写真の一人部屋がメインビルディングの少し大きめの一人部屋になります。
エアコンは足元にあります。
ミニ冷蔵庫とクローゼットです。
姿見もあります。
ユニットタイプですが、シャワーカーテンが付いています。
こちらが3人部屋です。
人数分学習デスクもあります。
この3人部屋はかなり広々としていました。
3人部屋のクローゼットは形が違います。
他の部屋と同じく姿見と冷蔵庫もあります。
シャワーの棚も便利です。
シャワールームとトイレの段差がやや低めですが、シャワーカーテンが付いています。
6階のオンラインのスタッフルームです。主にアジア(韓国、中国、ベトナム※日本は10%)を中心にオンラインも展開する同校では、1200名の生徒がオンラインレッスンを受講しています。
ドレスコードもあり、身なりからきちんと整えてレッスンに望んでいます。
防音シートも各ブースに貼ってありました。続いてオフラインのレッスンルームの案内です。
いい意味で名門老舗校らしくない部分として、講師の変更に柔軟な点が挙げられます。評判のいい講師をリクエストすることも可能です。ビジネスコースの講師は先生以外の社会人経験がある方が担当します。例えば、元銀行員や元コンサルなどです。
2024年10月現在、ネイティブ講師が8名在籍しており、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、南アフリカの講師がおります。南アフリカの講師からはブリティッシュアクセントも学べます。ネイティブ講師がフィリピン人講師の発音矯正も行っています。
新人講師へのトレーニングプロセスが最大12週間と長いため、途中で辞退する講師もいます。具体的には、面接⇒TESOL面接⇒デモクラス⇒筆記⇒インタビューという流れです。さらに毎月1回IELTSの模試を受けさせたり、TOEIC/IELTS/TOEFLを順繰りに受けさせたり、金曜日の短縮授業後にもトレーニングを行ったりもします。
ちなみにですが、繁忙期も含め、講師は全員正規雇用となっており、アルバイト雇用の講師はいません。つまりどのタイミングで留学しても均一化されたハイレベルな教育を受けることができます。それが故に、中長期留学の方も多く、単身留学の方の大半が8~12週間となっております。団体と単身留学の比率も50:50のバランスで、団体以外の4週間未満も少ないそうです。
6段階をさらに3つに分け、計18段階の中からレベル分けがなされています。そのため、均一レベルで、継続的にグループレッスンが運営でき、1:1で学んだものを実践する場として大好評です。
1週間に1度講師の変更が可能となっております。講師の質に自信がある同校ならではの仕組みだと思います。これまでシニアを含む日本人のリピーターがとても多いことが満足度の高さを物語っています。
訪問時には約140名~150名が在籍し、日本25%、台湾20%、中国・ベトナム・タイで15%、その他モンゴル、アラブ、韓国の国籍バランスとなっておりました。施設の充実度よりもアカデミックを重視し、他校がルールが緩くなっている中、あえて規則を変えないという貫禄です。
特にスピーキングを上げたい場合は、PMCコース(Power Speaking & Modern Communication)の受講をおすすめします。TEDを元にした教材を使用し、人前で話すスキルを向上します。また、ブロードキャストといって天気予報のレポートの執筆を英語で行い、週に二回、実際に天気予報を作ったりします。
アットホームな校内カフェもあります。同校はアットホームさも売りの一つですが、スタッフさんを含め辞めにくいストレスが少ない労働環境になっています。学校内では先生と生徒の関係ですが、学校外でご飯にいったりもできます。グループでご飯に行ったり、週末旅行に行ったりもしています。
席数もかなりあるのでわざわざ出掛ける必要もありません。
ビリヤード台もあります。
卓球台もあります。
カラオケまであります。
校内のプールも手入れが行き届いており、非常に清潔感がありました。なんでも、午前と午後の1日2回必ずプール清掃をされているそうです。
タクシーで10分圏内には何でも揃うという便利な環境の同校ですが、同校は、法人や団体受け入れにもめっぽう強く、過去にもキリン/LG/サムスンなど名立たる有名企業や有名大学からもオファーがあった学校です。また、高校生の団体のために英検のオリジナル教材をわざわざ開発したりと質の高さは健在です。
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