2024年10月 I.BREEZE視察報告
I.BREEZE(以下、同校)に、私個人としてはPrime Campus(拡大拡張した新キャンパス)オープン後、初めて訪問させていただき、日本人マネージャーの大堀さんにご案内いただきました。
訪問したばかりのタイミングでの再訪であったことと、直近でお会いしていたため今回はアップデートした部分を中心にご案内いただけました。まずは、おそらく当社が最速のアップデートとなる情報がございます。
訪問時のわずか1・2時間で、写真が変わったのがお分かりになりますでしょうか。パラソルの下の椅子がラグジュアリーな姿にモデルチェンジしていました。まさに変更のタイミングでの訪問となりました。
食堂も一人掛けの席を新たに設けたそうです。
相変わらず天井が高く開放感抜群でした。
今回訪問した学校の中でも特にハロウィンイベントの盛り上がりを見せていました。学校全体で一体感があるように感じました。これに関しては賛否両論あるとは思いますが、しっかり学べる学校だからこそ、メリハリが合っていいなと思いました。
以前コーヒーマシーンが置いてあったこのエリアにはGCash(モバイルウォレットアプリ)やクレジットカード対応の自動販売機が設置されていました。
以前売店だったこのスペースはサポートデスクとなっています。オフィスの列の緩和に貢献しているそうです。建物の構造上、二か所でサポートを受けられるのは大きいです。
多目的ホールも白塗りにし、スタイリッシュな雰囲気に変わっていました。
続いて、2024年6月新築の新キャンパスとしてオープンしたPrime Campusのご紹介です。
同じ敷地内にあるキャンパスとなりますが、外部から誘致したカフェを併設しています。わざわざ出掛ける必要もありません。
反対側からの写真です。
オープンカフェの雰囲気を損なわないようにキャンプ用の椅子を用意しています。キャンプスタイルのカフェなのでアウトドア派の方にもオススメです。
一方でVIP席のようなお席のご用意もあるため、その日の気分で席を決めることができます。
メニューも豊富です。
デザート系も美味しそうでした。
カフェの真横にもレクリエーションスペースがあります。コーヒーを飲みながら交流を図れます。
天井にはモニターも完備しており、毎週土曜日にムービーナイトが行われます。※天候による
メインキャンパス同様、雨に濡れないようにアーケードが設置されています。
カフェの右隣には韓国スタイルの洗面台もあります。
写真だと分かりづらいですが、鏡の下部のボタンを押すとライトの色が変わります。
観葉植物にまでライトアップの仕掛けが施されていました。
ランドリールームも新設されています。洗濯サービスは100ペソ/5KGとなっていて、月~金の9時から17時までご利用いただけます。※12時~13時はお休み
利用者が多いのか、かなりの洗濯機が稼働しておりました。
続いてテストルームです。
公式試験棟を行うテストルームではなく、ミニテストルームと表現した方が分かりやすいかもしれません。
こちらはまだ未開放の自習室です。
2024年内を目標にオープン予定で、ヨガルームが完成次第、使用を開始する流れになっています。今後、自習室をプライムキャンパスに完全移行し、メインキャンパスの自習室をヨガルームにする予定だそうです。公式発表があり次第、アップデートいたします。
まだリリース前ではありますが、印象的だったことが3つあったので紹介します。まず、暖色系の照明にこだわりを感じました。集中力散漫にならないための学校側の配慮だそうです。
壁際の照明も形は違えど、暖色系の照明を取り付けています。
次に、コンセントです。このコンセントは特筆すべき点はないのですが、コンセントの数は多かったです。
驚いたのはこちらのコンセントです。スタイリッシュなデザインもさることながら、USBポートまで付いているので使い勝手抜群です。
最後にインターネットスピードです。スターリンクを使用しているため、フィリピンの学校の中では速いことは知っていたのですが、実際の数値を見せていただき驚きました。スタバの約3倍以上のスピードが出ています。※天候などにもよるため、過度な期待は禁物です。
2024年9月5日から解放となった自習室はこちらです。
この自習室は月~日曜日の10時~24時までご利用いただけます。
特に壁側の席が快適そうです。
そのままエレベーターに乗ってレッスンルーム、学生寮の案内へと続きます。ハロウィンの時期だったため、まさかのこれがエレベーター内です。
エレベーターを昇るとセブの景色を一望でき、同校の立地の良さがよくわかります。どこにでもアクセス可能など真ん中に立地していることを体感してきました。
余談ですが、この白い部分が同校の敷地です。前述しましたが、生徒が雨に濡れないようアーケードを設置している関係で、街と屋根の風景がミスマッチのように感じるかもしれません。しかしながら、この白い屋根が留学生を雨から優しく守ってくれています。
こちらがクラスルームです。出来たばかりでとても綺麗でした。
デジタルサイネージでイベントの告知なども行っています。
マンツーマンルームはメインキャンパス同様横並びです。
廊下も清潔感があり気持ちがいいです。
こちらがグループレッスンルームです。
リゾート感のある同校のロゴも好きですが、また違った表情を感じます。
防犯対策も万全で校内の至る所に監視カメラがあります。
階段の手前に1台あると思ったら、すぐまた1台と設置されているので、トラブルの際も安心です。むしろトラブル自体が起きにくい仕組みになっています。
続いて4人部屋の紹介です。2階~3階が男性、4階~5階が女性とフロアがきちんと分かれています。
枕元にコンセントがあるため快適です。
2段ベッドですが、カーテンもあるのでプライベート空間は保たれます。
このポジションさえゲット出来ればデスクもセットでご利用いただけそうです。冷蔵庫も完備です。
デスクはもちろん人数分ご用意がございます。
コンセントも人数分あります。地味にブックスタンドがあるのがポイントです。
クローゼットも完備ですが、ここにも一工夫がありました。クローゼットの形に注目していただきたいのですが、衣類をかける右側のスペースが多めに取られています。
これは特に女性の衣類などで、例えばワンピースをかけたときにシワになりません。以前そうしたお声が挙がっていたそうで、今回この形に決めたそうです。
クローゼットの高さもこだわっており、上にも物を置くスペースがあります。スーツケースを置いてしまって部屋を広く使うことも可能です。
さらにはクローゼットの横にシューズボックスまで完備です。これも靴が多い女性のための配慮だそうです。
トイレ・シャワーはメインキャンパス同様、別です。
入浴グッズを置くスペースがあるのも気が利いています。また、ウォーターヒーターを天井に隠しているため給湯器が見えて古臭さを感じることもありません。
新築キャンパスですが、残念ながらトイレットペーパーは流せません。
このバスタオルハンガーは、一見普通に見えますが、なんと、、、
人数分設置があり、お部屋の全員分バスタオルをかけることができます。こんな学生寮は私も見たことがありません。
ドライヤーも備え付けなのはありがたいです。ちなみにメインキャンパスにはありません。こうした施設面での快適さが若干異なるため、費用が多少高くなってしまいます。
続いてメインキャンパスのアップデート情報です。まず、十字の通路にこうした仕切り板が設置されていました。生徒同士がぶつからないようにするための安全対策です。
メインキャンパスの4人部屋なのですが、ペンキを新しく塗り替えました。空き部屋を空き部屋のままそのまま放置しないという学校の方針で、順次リノベーション予定とのことです。
カーテンやエアコンは以前のままです。
デスクも椅子も冷蔵庫も変更はありません。
クローゼットはプライムキャンパスとは異なりますが、収納力は充分です。
ここが最も大きな変更点となりますが、スライドドアが付きました。
これも女性の声を反映されたそうです。スライドドアを閉めると中が一切見れなくなります。同性のルームメイトなら気にならないのでは?とないがしろにせず、要望をしっかり受け入れるあたりさすがです。
前述しておりますが、シャワー・トイレは別です。
こちらがメインキャンパスの2人部屋です。
人数分のデスク、コンセント、ブックスタンドがあり、冷蔵庫も完備です。
このお部屋はユニットタイプです。シャワーカーテンはあります。2024年10月の時点で、閑散期にも関わらず、200名ほどが在籍し、日本36%、韓国23%、台湾24%、中国5%、ベトナム7%、モンゴル1%、タイ1%、サウジアラビア3%という抜群の国籍バランスとなっています。