2024年10月 CELLA Premium Campus視察報告
CELLA Premium Campus(以下、同校)に、私個人としては初めて訪問させていただき、敏腕マネージャーのKeiさんと日本人スタッフのAIKAさんにご案内いただきました。
同校は、セブの中心部で利便性も高いバニラッドに位置し、既存の4つ星ホテル(デザイナーズホテル)をリノベーションして2023年にオープンしたキャンパスです。
今回の訪問では、夕方からキャンパスツアー、夕飯、宿泊とお世話になりました。予定より早く到着してしまい、まずはこちらのエントランス兼ラウンジで待たせていただきました。
自習室が閉まる24時以降はここで自習することも可能です。
ラウンジの前には売店もあります。品数は多くはありませんが、近隣スーパーと価格は同じです。門限の制限がある低年齢層や親子留学の方に特に重宝されています。
まずは新しく出来たジュニアセンターをご案内いただきました。主にフィリピンのインターナショナルスクールに通いたい子ども向けに設立しました。ジュニアセンター詳細日本語資料はこちら
6歳~15歳までご利用いただけ、朝の食事~寝るまで先生と一緒という安心コースです。すべてのニーズに合わせるため、10名までと受講生徒数を絞っています。これにより1対1で細かなケアとレッスン提供が可能となります。
マンツーマンレッスンはもちろんのこと、現地校の授業についていくために必要な教科書の選定と、アメリカンテキストブックを使用したグループ授業で、密度の濃い英語学習を行っています。
また、カナダやアメリカなどの北米進学向けにネイティブ講師からジュニアIELTSのレッスンも受講可能です。ジュニアIELTS日本語資料はこちら
こちらがジュニア向けの滞在施設です。共同生活となりますが、先生もお部屋にいるため、とても安心です。しかもお子様の生活や学習の様子などきめ細かく、写真付きで親御様へ報告してくださいます。
ベッドの下が学習机になっていて、充電も確保でき、学習する上で充分なスペースもあります。スーツケースを置けるだけのスペースもあるため部屋を広々使えます。
ただの階段付きロフトベッドではなく、本棚としても利用可能です。
ホテルのスイートルームを改装した名残で、お部屋の中にジャグジーまであります。
浴槽につかる文化がないので、一般的にコンドミニアムやホテルでも浴槽はありません。お子様のストレス緩和に貢献しそうです。
洗面台も広く使うことができ、下の収納スペースもあるため複数人部屋でも生活用品の置き場所に困りません。
シャワー・トイレは別です。
シャワーの水圧も強いです。
シャワーカーテンが付いているだけでなく、段差もしっかりあるため水の侵入をある程度防げます。
トイレットペーパーも流せます。
ベッドはこんな感じです。共同生活となります。
お部屋から出ると廊下はこんな感じです。
続いてカンファレンスルームのご紹介です。
こちらのお部屋では、金曜日に卒業式、先生のトレーニング、ビジネスプレゼンテーションなど多目的ホールとして活用しています。
また、4/8/12週目の水曜日にプログレステストが行われます。同校の学習カリキュラムは4週間ベースで構成されており、毎月行われるプログレステストにより学習の進捗状況が確認できます。
こちらがダイニングエリア(食堂)です。食堂では、多国籍校ならではの独特の雰囲気がありました。日本だけでなく、韓国、台湾、ベトナム、中国、サウジアラビアなどさまざまな国籍の学生がおり、異文化交流も可能な環境です。また日本人比率も低いことも特徴です。
食堂は充分な広さがあるので、おぼんを持っていても人同士がぶつかることもなく快適でした。また照明や天井の高さも良かったです。
ただ、4人掛けのテーブルの右側の椅子が他の人とぶつかりやすいので、ここで食事をする際はテーブルを時計の下あたりまで動かすことをオススメします。
食事の時間だけ、ダイニングエリアにあるライブラリーを食堂として開放しています。
6時~24時までは自習室としてご利用いただけます(食事時間は除く)。ちなみに門限も同じく6時~24時までとなっており、校内での飲酒は不可となっています。
続いてお部屋の紹介です。同校は建物の3階~6階が宿泊施設となっています。3階と5階で男女を分けています。
まずは4人部屋です。
写真では伝わりづらいですが、お部屋がかなり広く、部屋の快適さ(特に広さ)に対するいいフィードバックもいただけているそうです。
シャワールームもデザイナーズホテル感があります。
ユニットタイプに見えますが、シャワーとトイレの間にガラス仕切りがあり、水の侵入を防げます。
ありがたいことに、トイレットペーパーも流せます。
シャワーだけでなく、洗面台の水圧も抜群に強いです。地味に収納スペースが多いのも快適です。
目にも優しい間接照明で落ち着きます。
1番手前のベッド側から玄関まで広さが伝わると嬉しいです。
学習机もコンセントもあります。
冷蔵庫、クローゼットも完備です。
お部屋が広く感じる理由の一つに、天井が高いことが挙げられます。エアコンも静音性に優れたインバーターエアコン付きです。
こちらがオフィスとなっています。最前列にあえてフィリピン人スタッフを配置し、最初のコンタクトはすべて英語で行うというシステムを設けています。
英語力/単語力に不安がある方向けに指差しでも状況を伝えることができます。ちなみに2列目に日本人スタッフも待機しているため、込み入った話や緊急性の高い話はもちろん日本語でサポートしていただけます。
オフィスの真横と同一フロアにレッスンルームがあります。
レッスンルームは3つに区分けされており、ハイシーズンはA/Cが大人、Bがジュニアと分かれています。
ジュニア/親子/単身留学が入り混じることなく、それぞれ快適にレッスン受講が可能です。
同校の講師について補足ですが、ヘッドティーチャーが、ESL/特別コース/ビジネス/ジュニアのそれぞれ4人いて、コースごとに専門家のプロから学べます。
プレミアムキャンパスではビジネスコースもご用意しており、日常英会話に加え、仕事で英語を使いたい方や社会人にもおすすめとなっています。
ちょうどアメリカ人ネイティブ講師がグループレッスンを行っていました。2024年10月時点では、アメリカ人ネイティブ講師が2名在籍し、成人コース/ジュニアコースをそれぞれ担当しています。
ユニキャンパス同様、フレンドリーで明るい性格の先生が多い印象でした。特に、ACE/ワーホリ/ビジネスコースの先生は特別コースのトレーニングを終えた先生のため、質の高いレッスンをご受講いただけます。
それを象徴するかのように、マンツーマンルームも個性で溢れていました。レッスンルームの装飾を禁止する厳しい学校も多いですが、同校は個性を尊重しています。
オープンタイプのレッスンルームになっています。また、同校では、入口からすべてバリアフリーになっており、車イスの韓国人留学生も過去に受け入れたことがあります。足腰が弱い方も安心してお過ごしいただけます。
同校ならではの取り組みとして、レッスンルーム内にステューデントポリスが待機しています。
例えばトイレに行くときも札(フダ)が必要となっており、出欠席の管理もすべてこのステューデントポリスが行っています。
こちらがグループレッスンルームです。
オープンタイプのレッスンルームの場合、他の生徒の音が気になるという方もいるのですが、同校の場合は安心です。
青い資材が、サウンドプルーフという防音シートなのですが、これを全レッスンルームと壁に貼っているため、あまり音が気になりません。実際にレッスン時間帯に訪問しておりましたが、ルーム内では周りの声や音が気になりませんでした。
月曜と木曜の週に2回、18時~19時にこちらのドクターズクリニックをご利用いただけます。
実際に処方箋を出してもらえるので、病気の際も安心です。
特別コース(ACE/客室乗務員コース)で利用されるメディアルームです。「ACE」はAirline Cabin crew Englishの略称で、客室乗務員を目指す方向けのコースです。
セブの語学学校で初めて客室乗務員英語教育プログラムを導入したことでも有名です。CEFRでB1程度(TOEIC換算で600点)のスコアが必要となります。4週間単位でご受講いただけます。
同校は、特徴的なコースを持つことも差別化ポイントとなっており、スピーキング力の向上はもちろんですが、試験対策、ビジネスコースに加え、上記「ACE」コースを持っています。
オプションで選択可能なビッググループのクラスです。平日の14:45~15:30に開講しています。
こちらが1階に新設されたミーティングルームです。元々別のテナントが入っていましたが、退去に伴い、新設されたそうです。
単身留学の方だけでなく、親子留学の方も楽しめるプールもあります。ただし、月曜日はメンテナンスでプールをご利用いただけません。
このプールエリアでもWi-Fiをご利用いただけます。PCを使って作業や仕事もできます。
プールサイドには卓球台をテーブルにした遊び心のあるインテリアもありました。
雰囲気的にはお酒がとても合いそうですが、残念ながら同エリア内含め、校内は飲酒禁止となっています。
実際に私が泊まったお部屋です。一人で贅沢に利用させていただきました。床と壁がデザイナーズホテル感があります。
枕元にコンセントがあり、快適でした。布団もフカフカで快眠できました。
高性能なインバーターエアコン付きで、カーテンもしっかり厚手でした。
デスクの使用感をKeiさんは気にされていましたが、個人的にはまったく気になりませんでした。むしろ横に広くてパソコン作業がしやすかったです。
冷蔵庫も完備です。
クローゼットも完備です。備え付けハンガーがなかったため、日本からお持ちいただくか現地でご購入いただくといいかと思います。
クローゼットの横にも収納グッズがあり、意外と重宝しました。バスタオルとスーツケース、バックパックをここに置いて利用していました。
シャワールームです。清潔感があります。
洗面台の蛇口の水圧も強すぎるぐらいしっかりしてました。シャワーから洗面台も距離があるので水もあまり気になりません。
これがシャワーです。お湯の温度も水圧も全く問題ありませんでした。個人的には水圧が強すぎて、シャワーが痛かったので、弱めに出すことをオススメします。(※一般的には水圧が強いことはメリットです。)
洗面台の造りも個性的です。
何よりトイレットペーパーが流せるのが大変ありがたかったです。
お部屋の廊下はこんな感じです。レッスンルームとは雰囲気が違うので、いい意味で同じ建物の感じがしません。
夕食をいただきました。こちらが本日のメインディッシュです。メインディッシュのみ配膳してもらうシステムで他はバイキング形式です。
味付けタマゴがメニューにあり嬉しかったです。
野菜も摂れます。別にサラダバーもあります。
この日は白米1種類のみでした。
食器も銀製のものではなく、白のお皿なので美味しそうに見えます。また、食器トレーまで用意がありました。推定日本人だけ使っていたように感じました。話さずとも国籍を見分けられます。
このサラダバーで生野菜もしっかり摂れます。ドレッシングも複数種類がありました。
この日のフルーツはマンゴーでした。食べ放題です。ジュースも2種類ありました。
同校は過去に、セブの情報誌「Cebu Pot」に、セブの語学学校の美味しい食事9選にも選ばれたこともあります。※盛り付けが苦手なことはご勘弁を。