BLOG

ブログ

【カナダ/バンクーバー・ケロウナ】VanWest College来社報告


【カナダ/バンクーバー・ケロウナ】VanWest College来社報告

カナダのバンクーバーとケロウナにキャンパスを持つ語学学校VanWest College(以下、同校)の日本人マネージャーであるSaraさんにご来社いただき、学校の最新情報やカナダのお仕事事情を中心にお話しいただきました。

学校の最新情報

本気のスピーキングコース「Speak Up」

本気のスピーキングコース「Speak Up」についてお話を伺いました。30レッスン(25時間/週)の授業時間の8週間完結のコースで、最短2週間から受講可能となっております。ただし入学条件としてLevel5以上(英検2級、TOEIC600以上)が必要となります。

「Speak Up」はバンクーバー、ケロウナキャンパスどちらでもご受講いただけ、バンクーバー校ではすでに開講されており、ケロウナ校では2025年春から提供が開始されました。8:30-12:00までスピーキング力強化トピックをご受講いただき、13:00-14:45で午後の選択授業という構成です。

トピック例

  • Week 1 - ハロー以上の挨拶:第一印象で決まる!
  • Week 2 - スモールトーク:コミュニティを広げよう
  • Week 3 - 日常のチャレンジ:よくあるシチュエーション
  • Week 4 - 交渉文化:説得術、ロジカルに話すスキルを身につけよう!
  • Week 5 - 都会生活:多種多様な都会のシチュエーションに対応
  • Week 6 - 旅行:海外旅行英語をマスター!
  • Week 7 - 趣味:自分の情熱を伝える方法!
  • Week 8 - 文化理解:センシティブなトピックでの対話をマスター!

日常生活に役立つ英語を最短で身に付けることができます。教科書英語ではない授業内容のため、スピーキング力向上に最適化されています。例えば、海外生活では自己紹介の連続となりますが、どうしたら第一印象を良くできるか?友達になりたいと思ってもらえるか?はたまた一緒に働きたいと思ってもらえるか?などを練習します。書いてから発言するという内容ではなくその場でアウトプットするトレーニングを行います。

また、交渉術なども学べ、給与交渉などにも役立てることができるだけでなく、日常生活で不当なぼったくりにも遭いにくくなります。交渉にはそれ相応のリスクも発生しますが、適切な言い回しタイミングなどもディベート形式で学べます。

さらには、スモールトークといって、日常生活の中で発生するふとした会話からどのように発展させるか?盛り上げるか?などのスキルも身に付きます。例えば「どこで買ったの?」「それ可愛いね!」「バスは何分で来る?」などの会話から広げられずに困ることもなくなります。

Speak Up詳細資料はこちら
Speak Up体験談はこちら

基本情報のおさらい

同校の日本人留学生の平均レベルはLevel3(TOEIC400点程度)で、1レベル上げるのに6~8週間が目安となっています。早ければ4週間で1レベル上がります。

一般英語コースは3種類の時間数からお選びいただけます。

• 20レッスン(午前のみ)
• 25レッスン(午前+午後選択授業1つ)
• 30レッスン(午前+午後選択授業2つ)


申込者数が多いのは20レッスンですが、週当たり30ドルずつ上がるだけで、1段階上の時間数のコースを選択できます。30レッスン(午前+午後選択授業2つ)が俄然オススメとなっています。30レッスンの場合、下記の選択科目を自由に選ぶことができます。

・25レッスン、30レッスンで選択可能
スピーキング/ リスニング / リーディング / ライティング / 文法 / プレゼンテーション / 単語 / 英会話 / 発音 / ソーシャルメディア

30レッスンのみ選択可能
ビジネス英語 / フライトアテンダント /接客英語、バリスタ / ケロウナボランティア / IELTS 5.5

上記の通り、30レッスン受講時に選択できる科目が魅力的なため、30レッスンがおすすめです。特にバリスタはスタバ監修で独自性の高いプログラムも持っています。English for Baristaの詳細はこちら

レベル分けは8段階で、GPA(平均値)で決まります。週ごとに成績の管理を各科目(リーディング、リスニング、スピーキング、ライティング)ごとにしているため、GPAでの個人の実力と先生の間でレベルが決まるため納得感があります。

Co-opプログラム

ビジネス専門プログラムにも強い同校では、1年留学プランも人気です。以前は8割以上が大学生の休学留学でしたが、現在は既卒でキャリアアップ留学目的の方が6割となっています。大学生も卒業後に来る方が増えました。毎日ライザップに通うぐらいきついとの声もあるしっかりしたプログラム内容となっています。



MBAホルダーの教授も「このプログラムはMBAと同等だ」と太鼓判を押してくださり、単位を取る事よりも留学することを優先的に案内されているそうです。プログラム受講後の最終的に得られる語学力、仕事内容、学歴が他のプログラムを圧倒するのはもちろんのこと、なんとなくのワーホリとは天と地ほどの差があります。プログラムを終えた大学生は口を揃えて「新卒のカードなどいらない」と豪語するほど自信に満ち溢れているそうです。わざわざ既卒枠で応募するほど、スキルや経験が身に付きます。



同校のフライトアテンダントコースも人気で毎年航空業界への就職者も多いですが、2024年は特に多く、10名以上航空業界に就職が決まったという実績もあります。インターン手配までが仕事の学校も多い中、同校ではインターン中も2週間に1度レポート提出を義務付けています。そのため、学校との絆や連携も深まっているため、在校生のみならず、卒業生の声やデータもかなり集まっています。

ベテランの先生

体験談に必ずと言ってあがるほど先生のレベルが高いです。半数以上が10年以上在籍しており、同校の先生の待遇や給料がよく、教育ファーストの校風のため、離職率が低いことも特徴です。

追加マンツーマンレッスン

330ドル/週で月曜~木曜まで1日1コママンツーマンレッスンの追加が可能です。韓国や台湾の留学生が特に追加しています。内容のアレンジも利くため興味がある方は現地でもご相談ください。

空室状況

バンクーバーの学生寮は2025年度の枠がすべて埋まっておりますが、ケロウナであれば夏以外はまだ空室ございます。また、問い合わせベースで最初からシェアハウスの申し込みも可能です。その場合、1,600ドル/月~となっております。(※問い合わせ時の家賃によって異なる。)

カナダのお仕事事情

数年前までは英語力がなくても日本食レストランでサーバー(お料理や飲み物を提供する接客の仕事)などの仕事を見つけることは容易でしたが、昨今のカナダでは、日本食レストランですら英語ペラペラです。英語力の有無によって給料に倍近く差が出るとあって、昔よりも英語力の重要性が高い傾向にあります。

知的労働以外はチップが付かないため、接客ポジションなどは特に人気になっています。給料も「どれだけチップをもらえるか?」が重要になっておりますが、お客様が100%日本人相手ではない飲食店の場合、日本人労働者も特に雇用する必要がありません

さらに、バンクーバーやトロントなどの大都市では、4大卒出でIELTS5.5~6.5の高い語学力を有する日本人がたくさんおり、彼らとポジション争いをしなければならないという現実もあります。とはいえ、仕事がまったく無い訳でなく、ディッシュウォッシャー(皿洗いのお仕事)などの英語を使わない仕事であれば見つかります。

また、カナダの場合、面接さえ突破できれば少なくとも3カ月はクビに出来ないため、ここを突破するためのスキルを同校であれば身に付けることができます。Co-op留学等の専門留学手配にも強く、インターン先手配は100%保証となっており、提携の会社も200社以上あります。仕事探しにおけるサポート力も抜群です。

就労ビザもおりにくくなっている現状もあります。失業率6%以上の場合、就労ビザがおりないというデータがあり、ポジションごとに決まっています。例えば、レストランサーバー職の失業率が12%の場合、一斉におりにくくなるという状況です。

コメント


同校の卒業生でいらっしゃる英語力ほぼゼロのプロゴルファー留学生の方のお話が印象的でした。ワーキングホリデービザで同校にご入学され、英語力が無かったため、仕事が見つかるか不安だったそうですが、抜群のコミュニケーション力を武器にゴルフ仲間からお得な物件紹介や仕事紹介を受け、無事に仕事にありつけたそうです。このようなケースはごく稀で、「語学学校不要論」を発信しているユーチューバーやインフルエンサーは、コミュニケーション能力と人脈を武器に運よく仕事が見つかっているケースがほとんどです。こうした方は50人に1人ぐらいの割合のため、過度に鵜呑みにせずに、きちんと語学力を上げて、学校やエージェントからしかるべきサポートを受ける方が得策だと考えます。

VanWest Collegeについてご不明点等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

VanWest Collegeの詳細はこちら