フィリピン/セブの語学学校CIA視察報告
CIAはセブ屈指の名門校として広く知られ、閑散期である今(5月)も満室状態(270人)であるセブを代表する語学学校です。
同校はセミ・スパルタ校で、学校内では徹底したEOP(English Only Policy)ルールが設けられ、EOPポリスが常時、学校内を巡回しています。
EOPルールに違反してしまった生徒は、5ペソの罰金を科せられ、学校の至る所に設置されている募金箱に直ちに違反金を納めていただくようになっており、違反金はボランティア等のアクティビティに役立てられます。
「EOPルールは設けているが、あまり徹底されていない…」という学校も多い中、私がCIAに訪問させていだいた際には、EOPポリスが目を光らせ、次々に違反切符を切っていた姿がとても印象的でした。
今回ご案内いただいたマネージャーのキムさん曰く、「EOPポリスはあまりにも厳しいので、学生に嫌われている…」とお話しいただき、ここまで母国語禁止ルールを徹底している学校も珍しいなと素直に思いました。
また、同校は充実した学生ケアに定評があり、入学生全員が学校の公式LINEに登録し、定期的にタイムスケジュールや門限、アクティビティ、食事等についての最新情報が学校側から送られてきます。
日本人(日本語)スタッフさんだけでも、正規スタッフが3名、学生スタッフが1名在籍しているので、学校内外のことでお困りごとがある場合は、気軽にご相談いただける環境が整っています(インターナショナルスタッフさんは合計で13名)。
また、学生だけでなく、講師陣の教育にも力を入れており、毎週金曜日の夕方には講師トレーニングを実施し、レッスンの空き時間でもトレーニングは欠かしません。
講師陣はアカデミックマネージャーが一1名、アカデミックリーダーが3名、アカデミックサポーターが3名、そしてその下に部下となる講師が在籍するピラミッド形式で、マネージャーは部下の講師一人ひとりのレッスンを必ず確認するよう義務付けられ、毎朝行われるミーティングで改善点等を話し合っています(講師陣はレギュラーティーチャーで約145名)。
フィリピン人の国民性の一つに「時間にルーズ」ということが挙げられますが、講師陣が遅刻しないよう、毎朝レッスンが始まる10分前に必ず全体ミーティングを行い、遅刻や欠席は講師陣のインセンティブにも大きな影響を与えるということから、各講師はしっかり定刻通りレッスンを開始するようにもなっています。
他にもキッチンスタッフや清掃スタッフの管理もSNSを駆使しており、改善点等を写真付きで分かりやすく送ることで、早期の改善に繋がっているとのことです。
レッスンに関しては、10段階の細かいレベル分けを採用し、小グループクラスが4~6人、中グループクラスは6~10人、大グループクラスは10人以上でクラスが構成されています。
中グループクラスでは、アメリカ&カナダ人のネイティブレッスンやCNNクラスを受けることができ、大グループクラスではプレゼンテーションや歌、発音矯正等さまざまなレッスンを提供し、大グループクラスに関しては、毎週受講クラスを変更することもできます。
お食事に関しては、元々ホテルで働いていたアメリカ人とフィリピン人のハーフである優秀なシェフを雇用し、どの国の学生でも食べられる食事を提供するよう心掛け、昼食と夕食は生野菜をお出ししており、多くの女性生徒から高い評価をいただいているとのことでした。
CIAは日本人が30~35%、韓国人が25%、台湾人が20%、ベトナム人が10%、その他サウジアラビア等のアラブ学生やタイ人、モンゴル人、中国人などが在籍する多国籍環境としても広く知られており、1年後を目途にマクタン島に新キャンパスもオープンする予定です。
「セミ・スパルタ環境で勉強したい」、「多国籍環境がいい」、「便利な環境で勉強したい」、「しっかりとしたカリキュラムがある学校がいい」、「サポートがしっかりしている学校がいい」、「まじめな学生が集まる学校がいい」などの希望をお持ちの方に適した語学学校です。
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