海外在留邦人の推移
昨今、世界のグローバル化と共に、国境のボーダレス化が急速に進み、多くの日本人が海外で生活を送っています。
円高や企業の海外進出、LCC航空の新規参入、各国におけるビザの規制緩和など、海外在住邦人の増加要因はいろいろと考えられます。
外務省領事局政策課が発表した「海外在留邦人調査統計」では、平成4年に679,379人であった海外在留邦人数は平成24年の調査では1,182,557人と20年で1.7倍超に増加し、現在もなお右肩上がりで増え続けています。
日本人が多く居住する国はアメリカが1位で、中国、オーストラリア、イギリス、カナダと続いており、経済大国や公用語が英語である国々が目立ちます。
今後、TPPやFTAなどで国境のボーダレス化は更に進み、世界中の人々が地球規模で流動的に推移するのではないかと思います。