カナダ留学とは
日本の約27倍、世界第二位の国土を誇るカナダは、世界的にも教育水準が高く、大学間のレベル差が少なく、国の安全性と清潔さも世界トップレベルで、生活環境や気候、治安などのあらゆる面で留学に適していて、シティライフと大自然を満喫しながら留学体験ができる点が魅力です。さまざまな人種が集うモザイク国家で国際感覚を磨けることも特徴で、公用語が英語とフランス語なので2つの言語を学ぶこともできます。5人に1人がカナダ以外の生まれで、最大都市のトロントでは人口の約半数を移民が占めています。そのため外国人が受け入れられやすい環境が整っています。イギリスの植民地であったことでイギリス英語が持ちこまれ、アメリカの隣国であることでアメリカ英語に影響され、この二つが融合されたカナディアンイングリッシュが出来上がりました。その経緯から英語が誰にでも聞き取りやすく比較的なまりが少ない英語と言われます。
カナダ留学6つの特徴
教育
世界トップレベルの教育環境の下、豊富な天然資源と最先端のテクノロジーに支えられた経済水準の高さを誇り、アクセントや方言のない標準英語が学べます。「世界の住みやすい都市ランキング2023」では世界140都市中、5位(バンクーバー)7位(トロント)9位(カルガリー)と上位を独占しています。日本国内の都市では大阪の10位が最上位となっています。また、CNNがカナダ人のキャスターを積極的に採用していることも有名です。さらに、大学のほぼ100%が公立の学校で潤沢な教育助成金によって高い教育の質を維持しています。
安心・安全
教育・修学旅行の訪問先を考えるときは、まず「安心・安全」が重要なポイント。カナダの治安の良さは世界でもトップクラスで、国連から「世界一住みやすい国」としてたびたび選ばれています。そのため教師も安心して引率でき、市街で行う生徒の自主学習も自信を持って勧められます。また、"移民の国"で育ったカナダ人は異文化に寛容で、外国からの旅行者を温かくフレンドリーな心で迎えてくれ、気軽に仲良くなることができます。カナダは全体としてみれば日本と変わらないまたはそれ以上に安全です。しかし非常に危険で警戒が必要なエリアもあるので、しっかりと把握した上で近づかないことが大切です。
クリーンで医療も充実
カナダには豊富な水資源があり、大切に守られています。ホテルやレストランはもちろん、山岳地のロッジもクリーンで、快適かつ安全に滞在できます。また、医療技術は世界最高水準を誇り、万が一ケガや病気になってしまっても適切な治療を受けることができることも、カナダを選ぶメリットの一つです。さらに主要都市には日本語を話す医師もいるので、より安心できます。
多種多様な文化
多民族国家のカナダでは、国民の自由と権利が憲法で保障されています。また、民族や各州の多彩な文化も尊重・保障しています。多様性を受け入れているカナダの人々は人種差別はもちろんのこと、性差別やLGBT差別もほとんどありません。特に子供たちへ差別に関する教育をしっかりと行っています。カナダへの教育・修学旅行で日本と異なるさまざまな生活様式や文化を学ぶことは、これからのグローバル化社会を生きていく若い人たちにとって、貴重な経験となるでしょう。
広大で美しい自然
カナダの人たちは、人間と自然が調和して生活していることを誇りにしています。山々に囲まれた湖沼が数多く点在し緑が深い森林、美しい河川や海岸線が見事な景観を織りなしています。大自然の素晴らしさを肌で感じ取り、手つかずの自然とともに過ごすアウトドア・ライフは、貴重な体験となるでしょう。大都市からも30分ほど車を走らせれば大自然が広がっており、メリハリをつけた生活を送っていただけます。
世界でも有数の親日国
カナダにとって日本は太平洋を挟んだ隣国で、交易や姉妹都市交流も多く、大切なパートナーとして友好関係を保っています。ワーキングホリデー制度をはじめ、若者たちの文化交流も活発で、官民一体となって日本の生徒や学生を受け入れているカナダは、教育旅行の基本的な要素を満たしているので、安心して訪れられる隣国といえます。また、UNIQLOや無印、ダイソー(OOMOMO)もあり、日本から輸入したお菓子や食材も充実しています。少し高値にはなりますが、日本と同じものを手に入れることができます。寿司やラーメン、とんかつなどお日本食レストランも多いので、日本食が恋しくなってもすぐに食べることができます。
都市選びについて
ワーキングホリデー比較
カナダ(バンクーバー) | オーストラリア(シドニー) | ||
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支出 | 往復航空券 | 約20万円 | 約15万円 |
海外留学保険 | 約22万円 | 約22万円 | |
ビザ申請料 | 約3.8万円 | 約6万円 | |
語学留学費用(ホームステイ費用3ヶ月分込) | 約90万円 | 約85万円 | |
滞在費(ルームシェア・9ヶ月) | 約70万円 | 約105万円 | |
交通費(12ヶ月) | 約12万円 | 約12万円 | |
お小遣い(12ヶ月) | 約24万円 | 約24万円 | |
合計 | 約245万円 | 約270万円 | |
収入 | 9ヶ月間働く場合(週30時間) | 約190万円 | 約240万円 |
支出―収入 | 約55万円 | 約30万円 |
カナダ留学について
「語学を習得する」「海外就労経験を積む」「英語+観光」「日本での生活を忘れてのんびり生活する」。どのような目的でも、コストを抑えて質の高い留学を実現できるのがカナダ留学です。教育水準も高いカナダは、語学学校激戦区と呼ばれる国のひとつで、生活面でも安全性と清潔さにおいて世界トップレベルです。公用語が英語とフランス語の2ヵ国なので、2つの異なる言語を同時に習得することもできます。世界各国からの移民がとても多く、マルチカルチャーな都市が多いカナダでは、さまざまなバックグラウンドを持った方たちと出会い、多文化/異文化に触れることができます。
ビザの名称 | 学生ビザ(Study Permit) |
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ビザ申請費用 | 235加ドル(申請料金:150加ドル+バイオメトリクス(指紋採取):85加ドル) |
就労(アルバイト)可能期間 | 語学学校:×(不可) カレッジ:20時間/週まで可能(英語コースの場合はキャンパス内でのみ就労可能) |
就学可能期間 | 80%以上の出席率で延長可 |
学生ビザ申請要件 | 特に指定はないが、フルタイム(週20時間以上)で受講が望ましい |
ビザの名称 | 観光ビザ(eTA:Electronic Travel Authorization) |
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ビザ申請費用 | 7加ドル |
就学可能期間 | 6ヶ月 |
観光ビザ期限 | 取得後5年間利用可能(1回の渡航につき最長180日まで滞在可能) |
ビザに関するご質問は、当社で留学のお申込みをいただいた方限定となります。 |
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ワーキングホリデーについて
日本とカナダはワーキングホリデー協定を結んでいるため、ワーキングホリデービザで最長1年間滞在することが可能となっています。ワーキングホリデービザでは最長6ヶ月間の就学、さらにアルバイト、インターンシップ、ボランティア活動等に従事することもできます。アメリカでは存在しないワーキングホリデーの制度があるため留学地としても人気です。
ワーホリビザ申請費用 | 357加ドル(IECプログラム参加費:172加ドル+オープンワークパミット:100加ドル+バイオメトリクス(指紋採取):85加ドル) |
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年齢制限 | 18歳~30歳(申請時の年齢) |
就労可能期間 | 同一雇用主のもとで12カ月まで |
就学可能期間 | 6カ月 |
ビザに関するご質問は、当社で留学のお申込みをいただいた方限定となります。 |
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コロナ禍での入国や手続きについて
政府の急な発表により、内容が変更している場合がありますので、常にご⾃⾝で政府のウェブサイト等信頼できる発信先で最新の情報を得ていただきますようお願いいたします。
カナダお役立ちサイト
インターン&ボランティア
幼稚園ボランティア |
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カナダの保育園や幼稚園にて先生のアシスタント業務。実際の教育現場でボランティアに携われるので、働きながら活きた英語を勉強することができます。クラスを任せられるチャンスもあるので、先生として教壇に立つことはもちろん、プレゼンテーション能力も身につきます。
環境保全ボランティア |
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月や日程により異なりますが、週休2日で自然保全(ゴミ拾い、山を歩いて補修、サンプルを採集など)やコミュニティサービス(コミュニティの公園の補修やペンキ塗りなど)を行ったり催し物に参加したりします。
ホテル有給インターン |
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カナダ国内のホテルやリゾートでの研修が可能で英語力は不問。世界中から集まったスタッフと一緒に働けるので、積極性や主体性などを身につけることも可能です。職種はホテルのフロントやベル、ゲストサービス、ハウスキーピング、F&B、クリーナーなどさまざま。
カナダの各都市について
バンクーバー
毎年、世界で最も住みやすい街ランキングで上位にランクインするカナダ第二の都市バンクーバーは、都会と自然が絶妙に融和する魅力の多い美しい都市として世界的に知られています。都市部が碁盤の目のようにとても綺麗に整備されており、どこに行くにも分かりやすく留学生やワーキングホリデーメーカーのみならず、世界中から多くの観光客が訪れる国際都市です。
トロント
カナダ最大都市のトロントは、カナダで最も人口が多い都市で多民族文化を持ち合わせていることから「人種のモザイク」と呼ばれることもあります。250以上の民族が居住し、約170の異なる言語が話されているマルチカルチャーな都市です。トロントには世界的な劇場をはじめ、カナダ最大都市ということもあり、ショッピングやレストランなども数多く立地しているので、現地生活にも大変便利な環境です。
モントリオール
北米でのフランス文化の中心部として広く認知されているモントリオールは、北米のパリとも呼ばれる「メープル街道」の中心地として、言語学習以外にも観光やエンターテイメント、グルメ、ショッピングなど、魅力の多い都市です。
ビクトリア
州都ビクトリアは英国植民地時代の歴史が色濃く残り、西海岸の流行のファッションやアートが融合された街です。ビクトリアの気候は「カナダでもっとも穏やかで過ごしやすい」と言われており、コンパクトにまとまった街は「政治の中心地」とも呼ばれています。