フィリピン留学 VS アメリカ留学
アメリカやイギリス、カナダ、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、マルタなどへの語学留学と、フィリピン留学で迷われている方や決め兼ねている方、ここではフィリピン留学とアメリカ留学で費用面や物価、プログラム内容などを解説いたします。
特長について
フィリピン留学
授業料 | 70万円~(半年) 授業料/住居/3食付 |
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物価 | 日本の半分以下 |
生活費 | 1万円~/月(住居/食事込なので全く使わないという人も) |
講師レベル | 大卒者で厳しい審査通過者 (学校によってはネイティブ講師在籍) |
滞在施設 | 基本的には学生寮(1-6人部屋) |
時差 | 日本時間-1時間 |
アメリカ留学
授業料 | 80万円~(半年) 授業料のみ |
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物価 | 日本と同等か高い |
生活費 | 5万円~/月(住居/食事は自分で用意。居住地次第で高額に) |
講師レベル | ネイティブ講師が質の高い授業 |
滞在施設 | 滞在方法選択可 (市街地のシェアハウス1人部屋等は高額) |
時差 | 日本時間-14時間~-19時間 |
フィリピン留学の6つのメリット
① 世界3位のイングリッシュスピーカー数
意外と知られていないですが、フィリピンはアメリカ・イギリスに次いで、世界第3位の英語話者数を誇り、カナダやオーストラリアよりも英語を話せる人口が多いと言われています。また、アメリカ人・イギリス人とは異なり、第2言語として英語を学んできた背景があるため、教え方が上手いことも特徴です。世界でもっとも第2言語の教育に成功した国とも言われています。アメリカのグローバルイングリッシュ社の調査では世界のビジネス英語力ランキングでアメリカ・イギリスを押さえて、世界1位に輝いたこともあります。
② マンツーマンレッスン単価が安い
欧米でもマンツーマンレッスンの追加ができる学校はありますが、1コマ当たりの単価が高く、12,000~15,000円ほどかかります。フィリピンの場合、物価や人件費が抑えられるため、1コマ当たりの単価が1,000~1,500円程度で受講可能です。
③ 欧米留学と比較して1/2のコスト
留学費用も現地の生活費も圧倒的に安い!3ヶ月の留学期間で比べてみると、
・欧米留学=約150万円
・フィリピン留学=約80万円 となります。
さらに欧米圏では、生活費で月に5~7万円はかかってしまいますが、フィリピンは日本の1/3程度の物価水準のため、生活費も月に1~2万円あれば生活が可能です。
④ スピーキング時間が圧倒的に長い
フィリピン留学はマンツーマンがメインの授業形態であるため、1日の授業も半分以上はスピーキング力の向上に使えます。
1クラスに15~20人が参加する欧米留学のグループレッスンでは、「全く発言する時間がなかった」なんてことも頻繁にあります。
2カ国目の留学前にフィリピンでスピーキング力を鍛えて、グループレッスンにいち早く慣れることが欧米留学を成功に導きます。
⑤ レッスン時間が欧米留学より長い
フィリピン留学では、朝から夕方、もしくは夜までしっかりと勉強をします。欧米留学では、15時前に授業が終わるのが基本プログラムですので、フィリピン留学は1日あたりの授業時間が長いことも特徴です。3ヶ月の留学期間で授業時間数を比べてみると、
・フィリピン留学=600時間
・欧米留学=330~340時間 となります。
しっかりと授業時間を確保できるため、シャイな日本人でもスピーキングに自信がもてるようになります。
⑥ 無駄な時間をカットし勉強に集中
欧米留学では次のような時間が必要となります。
・学校への通学=2~3時間
・外食や食品の買出し、自炊=2時間
・洗濯や掃除=30分~1時間
フィリピン留学は3食滞在施設付きの全寮制のため、教室まで歩いて数分、食事もついていますので、買出しや自炊の時間も不要です。さらに洗濯や掃除も専門スタッフに任せるため、不要となります。これらを合わせると1日あたり4~6時間も時間をカットできます。
フィリピンでは毎日10時間以上勉強している留学生も珍しくないですが、ここまでやっても毎日きっちり8時間は睡眠時間を取っています。
欧米圏で1日10時間以上勉強しようと思ったら睡眠時間は5時間を切ってしまうのではないかと思います。これでは長続きしません。
その他比較ポイント
留学費用について
一昔前までは英語留学では欧米諸国などに訪れる方が目立ちましたが、近年フィリピンに語学留学する方が増加しています。欧米の留学先は先進国が多く、学費はもちろん生活費などの物価面も高額なのが現状です。また、フィリピン留学では通常、学費に滞在施設や食事の料金が含まれているので、欧米留学のように住居や食事にかかる費用が抑えられます。
授業について
欧米留学ではひとクラスの人数が10名以上ということが一般的ですが、フィリピン留学ではマンツーマンレッスンを中心にグループレッスンでも4名程度の少人数制なので、個々の発言機会の増加、さらに分からないことなどがあれば先生に気軽に質問することができます。
講師について
欧米留学ではネイティブスピーカーによる質の高い授業を提供していますが、上記でも述べたとおり、ひとクラスの人数が多いので、講師陣がすべての生徒に目が行き届かないことがあります。フィリピン留学の講師陣は基本的に大卒者のみで、発音などのテストを含めた厳しい審査を通過した方です。また、日本人同様、第二言語として英語教育を受けてきているので、どのように英語を教えるかといったノウハウを併せ持っています。
時差について
オーストラリアやニュージーランドを除いた英語圏では、ほとんどの地域で日本との時差が大幅にありますが、フィリピンと日本との時差は1時間と短いので現地滞在中、日本とのやりとりも容易です。
留学生の国籍について
欧米留学では世界各国から留学生が集まるので、さまざまな国籍の方との出会いがありますが、フィリピン留学では韓国人と日本人留学生が中心になります(学校によっては日本人・韓国人以外の国籍の生徒が在籍しています)。
専門プログラムについて
欧米留学では語学留学はもちろん、就転職のためのスキルアップや児童英語教師などの専門的な知識を多くの教育機関で学習することができますが、フィリピン留学では一般英語コースやTOEICなどの試験対策コースが中心になっています。
まとめ
欧米留学は15~20人程度のクラスでレッスンが行われますが、フィリピン留学の場合、マンツーマンレッスンが中心で、グループクラスも1クラス4人程度で行われるので、発言機会を多く設けることができます。
欧米留学の場合、クラス内にヨーロッパや南米の学生も大勢いて、彼らは話すことを得意としているので、多くの日本人学生は先生に指されても「回答に自信がない」「恥ずかしい」などという理由で中々答えることができず、『1時間の授業の中で、何も発言せず終わってしまう』という日本人学生も珍しくありません。
フィリピン留学ではマンツーマンレッスンが中心となっている為、「分からないことを分からない」と発言しない限りレッスンが進まない為、フィリピン留学経験者からは「話すことに自信がついた!」という意見をいただくことが多くなっています。
また、フィリピン人は日本人同様、第二言語として英語を学習してきましたが、『世界一英語教育に成功した国』とも言われています。
日本人の場合、生まれた時から親や周りの人から日本語を話しかけられることで、気づいたら日本語を話せるようになっていた方がほとんどですが、ネイティブも同様です。
フィリピン人講師の場合、義務教育の中で英語を学んできている為、講師自身が英語学習の中で「どこでつまずくか」「どのように教えれば英語を覚えられるか」ということを熟知している為、非常に教え方が上手であることも特徴です。
続いて、フィリピン留学の場合、基本的に学生寮滞在となり、週末を含む1日3食の食事提供に加え、掃除や洗濯まで学校側で行っていただける為、学生は英語学習に集中して取り組んでいただけます。高校や大学受験の際に母親が全ての家事を代行してくれたようなイメージをお持ちいただけると分かりやすいかと思います。
欧米留学の場合、1日の平均授業時間が4時間となっていますが、フィリピンの場合、欧米のおよそ2倍の平均8時間ほどのレッスンで、スパルタタイプの学校に行くと12時間ほどの英語学習が科せられます。
ただし、学生自身が自由に使えるプライベート時間は、欧米もフィリピンも大きな差はありません。
欧米の場合、通学や自炊する時間はもちろん、掃除・洗濯も全て個人で行いますので、1日4時間ほどの「自分のために割く時間」が必要になりますが、フィリピンの場合、通学がないことに加え、食事や掃除・洗濯は全て学校側で行うため、その分英語学習のために時間を費やすことができますので、短期英語力向上に適している言われています。